2009年5月10日 (日)

母の日。~順伊さんの作品を2篇ご紹介します。

申し上げるまでもなく、今日は「母の日」です。

全世界の人々にとって、今日が、素晴らしい一日になることを、

願ってやみません。

さて、本日は、順伊さんの詩、

それも、「母の日」にちなんだ作品を、

「順伊の部屋」http://suni.cocolog-nifty.com/poem/

より御紹介してみよう、と思います。

 

~~~~~~~~~

「幸せの作り方」

一粒だけ

角砂糖

一粒だけ

金平糖

母さん、いつも

泣いているわたしに

言うのです

幸せなんて

ほんのちょっとのお砂糖があればいいのよ

2006822日 )

~~~~~~~~~

私たちが、日常使っている、平易な言葉ばかりなのですが、

とても「深いところ」を言い当てておられます。

20068月ですから、比較的、初期のものといえると思いますが、

その中でも、ひときわ、印象的な作品です。

そして、

順伊さんの詩才は、日ごとに、進化、また深化していくのです。

次に、もう一篇。

~~~~~~~~~

「研ぎ澄ます」

もし

私の耳が

音を拾わなくなったとしても

私は

あなたの声を

聞くでしょう

日向のような

やさしい声

時々

怒られたって

それはそれで

うれしい

そんな

素敵な声

体が

心が

覚えているでしょう

もし

私の目が

見えなくなっても

私は

あなたを

見つけるでしょう

ガサガサの荒れた

あたたかい

手のひら

いつも

周りのことに一生懸命で

自分のことは二の次

毛先だって痛んだ髪

でもそれはそれで

美しい

体が

心が

母さん 

あなたを覚えているでしょう

2007321)

~~~~~~~~~

以上、2作品は「順伊の部屋

http://suni.cocolog-nifty.com/poem/

より、引用いたしました。

 

なお、「研ぎ澄ます」には、私のコメント、および、順伊さんのご返事があります。

よろしければ、どうぞ。ということで。

http://suni.cocolog-nifty.com/poem/2007/03/post_e912.html

ところで、上記コメントにおいて、私は、「順伊様」という言葉を使用しています。

考えてみると、私は、「〇〇様」なんて、滅多に使わないのですが、

あるとき、

 

「この人の才能にはかなわない」

 

と、痛感したことがありました。

その時を境にして、

コメントには「順伊様」、と書くようになったと思います。

 

以上、「母の日」企画なるものをやってみました。

今日は、510日ですが、幸いなことに、

ブログ「順伊の部屋」は、現在も、削除されていませんので、

ご覧になることができます。

お時間があれば、ご訪問してみてください。

http://suni.cocolog-nifty.com/poem/  (おしまい)

-------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月25日 (水)

「雨」

「 雨 」

 

この雨を 何としょう

 

碧空を 彼方に追いやり

降り続く 雨、雨…

 

この雨を 何としょう

 

人は みな 言葉を失い

光無き 街を行く

 

ああ

今もなお 降り続く 雨、雨、雨……

この雨を 何としょう

 

鈍色の 雲の彼方へ

想い はせ

こころに 映せ

花の かんばせ

 

----------------------------

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月 7日 (水)

「ひとつずつ。」

「ひとつずつ。」

One by One…………

君のとなりにボクがいる)

 

あの日の歌は

ひとつずつ

 

君の笑顔も

ひとつずつ

 

思い出みるなら

ひとつずつ

 

………………

 

星は流れる

ひとつずつ

 

こぼした涙も

ひとつずつ

 

道をふみしめ

ひとつずつ

 

心をよせて

ひとつずつ

 

 

ともしびかざせば

ひとつずつ

 

変わらぬ愛を

  

………………

 

ひとつずつ。

-----------

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年9月22日 (土)

「ゴッドファーザー」(本田美奈子.さんへ捧ぐ)

「ゴッドファーザー~愛のテーマ」

(本田美奈子.さんへ捧ぐ) 曲:Nino Rota

                         詞:てんけい

風に 想いが あるのなら

わたしの こころ 伝えてよ

果てない み空の 

雲の 彼方の あの人へ

雨降る 夜さえ 星空 探すわ

「いいえ… ひとりじゃ ないのね」と

そっと つぶやき 振り向けば

儚い 夜更けが

私の 窓を 濡らしてく

 

星に ひとみが あるのなら

あの日の 夢を 映してよ

遥かな ふるさと 

川のほとりの 夕暮れを

「いつまでも ふたりで 生きる…」と 誓った

だから ひとりに させないで

あふれる 涙 今日もまた

ふたりの この愛

銀河の涯(はて)に 咲く日まで

 ~~~~~~~~~~~

 4/18に、本田美奈子.さんのCD「クラシカル・ベスト」の御紹介のとき、

SAPPARI WAYA: 20074

-------------------------------------------------------------------------------------------

ところで、私は、本田さんがどのような詞を書かれたか、ずっと興味がありましたが、やはり、「天才」本田美奈子.さんは、私の予想とは全く違った、独自の詩界を展開されてらっしゃいました。

(実は、私も、「ゴッドファーザー~愛のテ-マ」に詞を書きかけていましたが、恥ずかしくなりましたので、やめます<苦笑>。)

-------------------------------------------------------------------------------------------

などと、書いたのですが、

思うところあり、拙詞の掲載に至りました。

かって、本田さんの掲示板において、Mさんより、

「音楽におけるメッセージ性、というものについて、どう思うか」

という、問題提起があった際に、私は、

「音楽を聴いているときは、『言葉』には、たいして神経を払っていない」

という旨の返事を書いたと思うのですが、

どうも、そうでもないように思えてきました。

もちろん、詞を伴わないインストルメンタルは、別として、案外、「コトバ」の存在は、意識的、無意識的にも、大きいものがあるのかもしれないと、考えているこの頃です。

-------------------------------------------------------------------------------------------

 

さて、本田美奈子.さんは、一流の「声楽家」であることは、もちろんですが、このまま、お仕事を続けられたなら、「詩人」としても、名を成しえたことでしょう。

本田さんのクラシカル・クロスオーバーは、

「クラシックに、日本語の詞をつける」

というものです。本田さん以前にも、このような試みは、どなたかの手により、なされたような記憶もあるのですが、今現在、ちょっと思い出せません。(苦笑)

6/4、羽田先生の訃報に接したとき、

SAPPARI WAYA: 20076

近年の「クラシック・ブーム」は、私的な見解では、

本田美奈子.さん と、「のだめ」と、TVにおける羽田健太郎氏のご活躍の賜物、と考えていたのだが(偏狭な考えかも、ですが)。

-------------------------------------------------------------------------------------------

と、記しました。

試行錯誤の末に、ようやくたどり着いた、その道の半ばにして、夢を断たれた、本田さんの御無念は、筆舌に尽くせません。

さて、彼女のクラシカル・クロスオーバー路線の成功の因のひとつとして、昭和~平成を通じての大作詞家、岩谷時子氏の存在が挙げられることは、間違いないでしょう。

岩谷先生は、素晴らしい日本語詞の創作により、本田さんの新たな世界を切り拓くことに、実に多大な貢献をされました。

 

~~~~~~~~~~~~~~

ときに、小生の「ゴッドファーザー~愛のテーマ」ですが……

アルバム「時」に収められた、本田さんのscatによる、「ゴッドファーザー~愛のテーマ」を聴きながら、想を練ったのですが… 

何ヶ月も費やしたわりには、どうだかなあ、「湿っぽい」しねえ…

「本田美奈子.さんへ捧ぐ」なんて、書いているけど、“女性コトバ”になってしまい…

本田さんからは、「わたし、こんなに、“泣き虫”じゃないから!」

なんて、「お叱り」を受けそうだし…

今は、ただただ、己の非才を嘆くのみです。

~~~~~~~~~~~~~~

「クラシカル・クロスオーバー」に戻りますが、

最近、私は「絵本」を、連想しています。

みんな、子供の頃は、まず、「絵本」を手にしましたよね。

成長につれて、「絵」と「文字」の地位が逆転して、

「挿絵」付きの本になり、

やがて、「文字」だけの書物へと変わっていくのですが、

ある意味、「クラシカル・クロスオーバー」って、「絵本」みたいなもの…

なんて、考えたりしているこの頃です。(むむ、「稚拙」な「暴論」だ)

いずれにせよ、日本語詞により、クラシック音楽に関心を持たれる方が増えたなら、結構なことでしょう。

本田美奈子.さんって、たいそう、大きな“実験”に着手されていたんですね。

で、……「てんけい」も、次回は、クラシック曲に、詞をつけてみます。(笑)

(アホ、やめとけ、やめとけ)  (おしまい)

(付記)

ニーノ・ロータのこの曲、映画公開時も大ヒットしました。

本当に、綺麗なメロディーラインです。

そして、星の数ほどのたくさんの歌手の方が、歌っておられますね。

また、ピアノや、バイオリン等等、さまざまな楽器のアレンジでも、楽しめます。

本日は、他のアーチスト、オーケストラには、ご遠慮願い(笑)、

本田美奈子.さんの「ゴッドファーザー~愛のテーマ」に絞ります。

アルバム「時」では、スキャット、また、

「天に響く歌」では、本田.さん御自身の作詞による歌唱が、鑑賞できます。見事な詩です。

時 本田美奈子.クラシカル・ベスト~天に響く歌~(DVD付)

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2007年9月 9日 (日)

「糸はちぎれた」

「糸はちぎれた」

おまえは 何を 待っている?

身動き ひとつできないで

茫然と

  たたずむだけか

 

なぜ、何も 言わない?

ちぎれた 糸の 切れ端を

握ったまま

----------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月15日 (水)

「ひまわり」 

「ひまわり」         曲:Henry Mancini

あなたに似てるわ ひまわりの花

夏の光を浴びて 咲き誇る

あの日の愛も 遠い思い出

涙は流さないと 心に誓う

 

夜露に抱かれた ひまわりの花

希望の朝陽が いま 昇る

私の命も 生きていくように

いついつまでも咲け ひまわりの花

                    (詞:てんけい)

さて、先日、SAPPARI WAYA: 「紫陽花」によせて。

において、ひまわりに毒づいたせい、でもないのですが、今日は、こんな趣向になりました。

「本田美奈子.さんに歌ってほしい歌は?」というテーマが昨年5月ごろでしたか、話題に上ったときに、あの巨匠、ヘンリー・マンシーニの曲に、下手な詞を書いてみたことがあり、そのときのものです。

皆さん、御存知のように、ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ主演による、映画「ひまわり」のテーマ曲ですね。

声高に「戦争反対」を叫ぶことなく、戦争の惨さ、また、それのもたらす悲劇を、見事に描ききった傑作です。

ヘンリー・マンシーニのこの曲も、作品と同等、あるいはそれ以上に、名曲です。

イントロの時点で、もうすでに、「涙腺」に来ますネ。

ヘンリー・マンシーニ ひまわり 試聴 - Google 検索

今日は、終戦記念日。

まてよ、今は、「終戦の日」というのかな?

どっちでもいいです、815日ですから、こういうことになりましたです(苦笑)。

---------------------

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年7月30日 (月)

「花 火」

花 火

 

互いに 身を寄せ合った その一瞬、

 

花火は

 

暗黒の夜空に 溶けていった。

 

………………………………

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年6月30日 (土)

「紫陽花」

「紫陽花」

 

紫陽花 咲き

故人 あらわる

白衣を 刻む

ふとした 陰影

ため息を 花に 落とす

 

梅雨の 晴れ間の

燃え尽きるような 暑い日

ぼんやりとした

紫陽花の

たたずまい

 

----------------

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年5月15日 (火)

「波 音」

「波 音」

 

寂しさに 耐えかねて

 

窓を 開ければ

   

波の音

 

---------------

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月25日 (水)

「黒 猫」

「黒 猫」

 

何もかも

 

背負いこんではみたが

 

やっぱり

 

つらい。

  

----------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月16日 (月)

「青いピアノ」

「青いピアノ」

ボクの歌

 

歌うは

青いピアノ

 

それは

一回限りの

ボクらの歌

 

闇に放たれた

黒い 影

 

その内に

たたずむ

ボク

 

かたわらに

 

歌うは

青いピアノ

 

終わりのない

ブルース

それが

ボクらの歌

 

おねがい

 

歌ってよ

青いピアノ

-------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月24日 (土)

「夢ばかり」(夢いっぱいの春!)

「夢ばかり」

キミの想いの ありったけ

量ってみようね 「夢ばかり」

両手にのっけて くるっと丸め

お皿にのせたら かたんことん

ゆれて動いて 動いてゆれて

キミの想いが たりないみたい

キミの想いが ちいさいみたい

夢は 大きなほうがいい

夢は 遥かなほうがいい

大きなリュックを よいしょと 背負い

中身はなあに  夢 ばかり

夢を 忘れちゃ いけないよ

愛を 無くしちゃ いけないよ

さァさ 用意はできたかな

自分の両目で 見つめてごらん

自分の足で 歩いてごらん 

道はつづくね どこまでも

空までゆきそな 白い道

会いたい人に 会えたらいいね

みんなの夢が かなうといいね    

---------------------------------------

本作は、昨年4/23に、朝霞市で行われた、本田美奈子.さんの追悼イベントに、合わせて書きました。(ちなみに、会場の名は「ゆめぱれす」、まさに、「夢ばっかり」でした)

私は、仕事の都合で、行けませんでしたが、御参加された方々への、いわば、「見送り」のあいさつとして、発表したものです。

四月より、新生活のスタートを切られる皆様へお送りいたします。----なーんて、そんなにいうほどの、立派なプレゼントでも無いけどねー(苦笑)。

 ---------------------------------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月17日 (土)

「爪を切った」

「爪を切った」

今、爪を切った。

手ざわりが 違う。

モノの感じ方が 違う。

少し 新しくなった自分。

………。

「先っぽだけだよね。

ほんの 先端だけだよね。」

-------------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月 1日 (木)

「月に降る雪」

「月に降る雪」

止むことなく

降りつづくやうな

この 悲しみ

あの日の 愛

遠ざかる  夢

それも みな

覆ひつくし

なほも また 

その上に降りつづけ

願ふ事

無垢の如き

或ひは

無限の如き

あの 真白なる心に

還る日を

我が想ひ 知らずや

冬の夜の

宙空に輝ける

その

真白の月

-------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月28日 (水)

「星わたり」

「星わたり」

それは こんな夢でした。

天の川は ひとかかえ以上もある 無数の岩石が 漂っています。私は 茫然とその不思議な光景を 眺めていましたが いつのまにか 岩と岩の間に 白いドレスの女性が 立っています。私には それが誰だか すぐ 判りました。

彼女は 身の丈の数倍ほど 空中に浮き上がり ある岩に飛び乗ると 手を合わせ 目を閉じて 何か 祈っているようです。やがて 彼女の足元の 岩の中心部が ぼうーっと 赤い光を放ち始めました。すると 彼女は 長い髪をなびかせ また ふわりと 舞い上がり 別の星に 飛び移り 同じように お祈りを始めます。

やはり その星は まるで 命を授かったかのように こんどは 青く輝きはじめるのです。こうして 幾つもの星に 様々な光を与えながら 徐々に 私のほうへ 近づいてきます。

“これは 修行なのだろうか―”

私は ただただ 彼女を 見つめるだけでした。

「いのちの ふるさとへ ようこそ」

先に 口を開いたのは 彼女のほうでした。私は やっとの思いで 声を掛けました。

「どうですか たのしいですか」

彼女は ゆっくりと 首を横に振りました。しかし そのお顔には 笑みをいっぱい たたえておられます。言葉の出ない私に 彼女は このようにおっしゃいました。

「あなたたちと いっしょですからね」

そう私に告げると 再び 隣の星に 飛び移っていきました。輝く星々は いよいよ その数を 増していきます。

やがて 彼女は ひときわ高く すーっと舞い上がりました。そして 天空に現れた 光の輪の中へ 吸い込まれるように 消えていきました。

そのときです。その光の輪は 突如 巨大になり 私さえも その光の渦の中へ 呑み込まれてしまいました。

「うわっ」

私は 自分の声で 目が覚めました。月の とってもきれいな ある夜のことでした。 

(実は、あの日以来、―彼女と同じように―私も、自分の中で何かが、生まれかわったような気がしているのです。)         ( 了 )    

----------------------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月29日 (月)

「星の色」

「星の色」

眠れない夜には

星の色を 数えます

輝いては 消え

きらめいては 流れゆく

星の色を

ひとつずつ 数えます

ひとつずつ 数えます

眠れない夜には

星のかけらを 集めます

さまざまな色の

 さまざまな思いの詰まった

々を 拾い集め

そして 指から

 はらはらと こぼれゆく

はらはらと こぼれゆく

私には なにもできない

私には なにもできない

眠れない夜には………

-------------------------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月11日 (木)

「野原にて」

「野原にて」

赤く焼けた太陽が

地平線のかなたに 落ちてった

追おうとしなかった

わたしは 悪い子

私が中原中也に傾倒していた頃、こんな詩を書いていました。

-------------------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 1日 (月)

「雪降る夜」

「雪降る夜」

暗い夜を

もっと 積み重ねよう

朝には 一面の 銀世界だ

……………………………………

明けまして おめでとうございます。

2007年が、全ての人々にとって、幸せな年でありますように… 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年12月13日 (水)

「To Minako~想い出には早過ぎる」

風が そっと 吹いたら

キミは ここに居るんだね

だから 悲しくなんかないよ

いつも 一緒にいられるから

明日を信じて 歩いていくよ

キミの 愛が 後押ししてくれる

だって まだ

さよならには 早過ぎる

空を 見上げれば

キミは そこに居るんだね

だから 淋しくなんかないよ

キミの 歌を 歌ってるから

雲の 向こうまで 飛べる気がする

キミの夢を いっぱい 胸に抱いて

だって まだ

想い出には 早過ぎる

キミのあたたかな愛を 

いつも いつでも 感じてるように

ボクらの想いも キミに とどくよ

きっと……

だって まだ

さよならには 早過ぎる

だって まだ

想い出には 早過ぎる

------------------------

12/6に本田美奈子.さんのファンサイトに投稿した詩です。私としては、学生時代以来の「作詞」へのチャレンジでしたが。

----------------------------

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

「スペードの女王」

  「スペードの女王

悲しみは 忘れたのではない

通り過ぎたのです

海を 見下ろす断崖に立ち

その両の瞳には 何を映すのか

もはや 泣くこともなく

そして

笑うこともない

やがて 一面の海の上を 白馬が駆け出す

そう 嵐を呼ぶあの

白馬の群れだ

地獄模様のドレスは 風になびき

身じろぎもせず 

立ちつくす

月は 海中に溶けても

朝が来ることを 信じはしない

ただ

自らの血と 運命を知っている

それだけを 信じているのに ちがいない

風は いよいよ激しく吹き

鈍色の天空の下

夢見るように 立ちつくす

-----------------------------------

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年11月11日 (土)

「青春」

「青 春」

何かを 思い出さねば

何かを 見つけなければ

そして

何か 失ってはならないものを

しっかりと

しまって おかなければ

外は雨

遠くの声を 見つめつつ

やがて

時間の 渦の中に

私の心は 溶けてゆくのでしょうか

いままで 生きてきたこと

これから 生きてゆくこと

外は雨

外は風

その中で 

大事なものが

じっと 待っている

-------------------------------

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年11月 7日 (火)

「風の如く」

風の如く

悠久の 銀河

無数の 星々

その ひとつひとつが 背負う

悲しみを いま

無限の 喜びに変え

胸に去来する 想いは

あの日の 街並み

ふるさとの山 また 川の流れ

それら すべてが

いま 美しい

巡り会った 人々は

だれも 楽しく

また 美しい

遠くより 聞こえ来たるもの

在りし日の あの歌

 

それらも また

いま 美しい

木々のざわめき

子供らの嬌声

そして それらも 

子守歌のように 懐かしく

また 美しい

東の空の 白む頃

もう いいのでは なかろうか

涙は もう 要らない

その 両の瞳を開け

君よ 起て

獅子の如く

君よ 翔べ

風の 如く

---------------------------------

 最後の三日目です。アルバム『時』のジャケットが、全くの偶然ですが、どうも、「涅槃図」に見えて仕方のないときがあります。(他のファンの皆様、すみません)

 また、美奈子さんが、天界に還られてより、初めてこのCDから「この素晴らしき世界」が流れてきたとき、“あなたは、こんな運命に遭いながらも、それでもなお、『この世界は美しい』とおっしゃるのですか”と思うと、涙があふれて止まらなかったことを覚えています。

 本作は明らかに「涅槃経」をモチーフにしましたが、構想より着手に至るまで長い日時をかけたにしては、言いたいことの1割も表現できてないようで、忸怩たる想いがしています。

 とまれ、すべてを肯定し得る(美奈子さんのような)「心の強さ」は、私が今、もっとも憧れるものです。終わりの4行こそは、なにより、自分に対する、叱咤激励でもあったわけです。

 アルバム『時』こそ、「美奈子クラシック」の集大成です。ぜひ、御一聴のほどを。

時Music

アーティスト:本田美奈子.
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2004/11/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

最後に、ひとこと。-----Thanks!MINAKO!

-----------------------------------

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年11月 6日 (月)

「だいじょうぶ」

だいじょうぶ」 

わたし ですか?

わたしなら ここに居ますよ。

ココはね 時の流れは

ゆっくりと やさしくて

イイ音楽も ずっと 聴いていられるし

きれいなお花も いっぱい 咲いてるし

歌いたいときには 歌も 歌ってるから

行きたいときに 行きたいところにだって 行けるよ

キミたちのことは

ずっと ココから 見てるから

いつだって そばに 行けるから

だから だいじょうぶだよ

えっ? 

私? ですか?…

(だいじょうぶ!)

私なら ここに居ますよ…

----------------------------

「美奈子さんに捧ぐ」シリーズの二日目です。「彼方の国より、こっちを見ればどうなのだろう」と思って、書いてみました。これで合っていたか、どうかは、将来、幸運にも美奈子さんに御面談の機会があれば、訊いてみたいですね。…

(「てんけい」独特の“トリック”も忍ばせており、本人的には、気に入っている作品ですが、美奈子さんは、どう思われるでしょうか?)

--------------------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 5日 (日)

「TO MINAKO」

  「TO  MINAKO.」(本田美奈子.さんへ)

ゆうべね キミの夢を見たよ

あの頃と同じように 歌ってたよ

ボクもいっしょに歌ったら

キミは なぜか 笑い出した

窓の朝日が まぶしいよ

さっきね キミの夢を見たよ

きのうと同じように 笑ってたよ

ボクもいっしょに 笑おうとしたら

涙が なぜか止まらなくて

流れ星が 流れて消えた…

今もね キミの歌を聴いてるよ

これからも ずっと 聴いてるよ

ずうっと ずうっと一緒だよ

笑うときも 泣くときも

ずうっと ずうっと一緒だよ

----------------------------

(11/6は不世出のアーチスト、本田美奈子.さんが「天使」に還られてから、一回目のお誕生日です。その功績を讃え、微力ながら後世に伝えるべく、三日連続で、拙詩を掲載する予定です。心をこめて…)

-----------------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月28日 (土)

「夜汽車」

「夜汽車」

闇を どこまで突き抜けていくのか 夜汽車

おまえは いつも 慟哭をレールの響きにかき消して走る

白い光は 糸を曳き

汽笛が 冷たい風に なびいた

-------------------------------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月27日 (水)

「月 光」

「月  光」

 

声が 聞こえる

魂の震える声が

月光の

微弱な光に 揺られて

――――――――――――――――――――――

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月23日 (土)

「まわれ まわれ」

「まわれ まわれ」

雨が降るからには

きょうは 雨の日

いつまでじっとしてるんだい

傘もささずに 濡れたまま

「まわれ まわれ」と

雨が 云う。.

風が吹くからには

きょうは 風の日

いつまでそうしているんだい

街角でぼんやり 立ったまま

「まわれ まわれ」と

 風が 云う。

―――――――――――――――――――――――――

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月20日 (水)

「失 う」

「失 う」

階段の下まで 愛が 来ていた

「降りてきてください」と 愛が 言った

「上がってきてください」と 僕が 言った

「降りてきてください」と 愛が 言った

「上がってきなさい」と 僕が 言った

愛は 黙った

僕も 黙った

階段の下まで 愛が 来ていた

               (by てんけい)

-―――――――――――――――――――――――――

詩ですわー。うーん、秋、やねー。(←意味不明)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月11日 (月)

本田美奈子.さんへ捧ぐ

天空の 彗星に想う」(本田美奈子.さんへ捧ぐ)

無窮の 宇宙を

はるかに 横切る 楕円軌道

あの彗星を見よ

数え切れぬ 希望と 夢に 満ち満ちた

星々のきらめきを

遠ざかってゆくのは 次の 再会のため

我等の思いは 届くはず

そして

あの星は 還ってくるに違いない

宇宙の果てまで行き着こうとも

きっと 還ってくる

より一層 速度を上げて

さらに さらに 輝きを増し

かならず 

我等のもとに 

還って来る

         

06/05/12  by てんけい

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年9月 5日 (火)

詩……

詩を書いてみましたわー。

名作?それとも……迷作?

        ↓

| | コメント (0) | トラックバック (0)

雨  滴

    「雨  滴」

走る電車の窓ガラスに

雨のしずく

斜め一直線に流れ

ふたつのしずくが ひとつになれば

一層 速度を増し

下方へと 落ちてゆく

       (by てんけい)

―――――――――――――――――――――――――――

| | コメント (0) | トラックバック (0)