2009年11月11日 (水)

はいだしょうこさんが、本田美奈子.さんの「つばさ」を。

さて、本日、“得意”の番宣です。

11/14(土)、TV東京系の「ミューズの晩餐」(22:30~)に、

はいだしょうこさんが、御出演、

“人生で一番大切な歌”として、「つばさ」を歌われます。

ミューズの晩餐 テレビ東京

はいださんは、昨年でしたか、

本田美奈子.さんの追悼会に、御参加なさっていますが、

実は私、それまで、彼女のことは、全然、存じませんでした。

最近は、TVのバラエティー番組にも、よくお顔を出され、

今ふうにいえば、その、“天然キャラ”を発揮されていらっしゃるようですね。

11/14は、「歌手:はいだしょうこ」としての御登場ですので、

大いに楽しみにしたいと思います。

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アーティスト:はいだしょうこ
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さて、このTV番組「ミューズの晩餐」ですが、ご覧になっていらっしゃる方なら、

御存じでいらっしゃいましょうが、

司会は、拙ブログでも、何度か御紹介申し上げた、

「クロス・オーバー界の旗手」、バイオリニスト:川井郁子さん、

本田さんと、ミュージカル「クラウディア」で共演された、寺脇康文さんの

お二人が務めておられます。

本田さんについての思い出話なども、

それぞれに、語ってくださるのではないでしょうか。

11/6が過ぎ、そして、来る11/22には、本田さんのメモリアル・コンサートである、

「音楽彩」が催されるこの時期、

特定非営利活動法人リブ・フォー・ライフ美奈子基金

全国の皆さんに、はいださんの「つばさ」を聴いていただけるのは、

本当にうれしいことですね。

なお、放送日時は、地域により異なるかもしれません。

あらかじめ、ご確認ください。   (おしまい)

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2009年9月15日 (火)

「アヴェ・マリア~カッチーニ」を聴く。~Interlude(及び、民主党政権のこと)

さて、本田美奈子.さんの「AVE MARIA」について、駄文を綴ってきたが、

いよいよ、平原綾香さんの「AVE MARIA」について、

(例によって)「独断と偏見」、また、

「妄想と幻想」に満ち満ちた感想を書いてみるつもりである。

 

このブログ、平原さんはじめ、様々な歌手の方々が登場していて、

“オマエ、それでも本田さんのファンか”などの意見も頂戴しているが、

 

「母国語を研究するには、まず、外国語を勉強せよ」

 

というのが、私の“信条”でもあり、

このような手法でもって、おぼろげながらでも、

本田美奈子.さんの“輪郭像”へと迫ることが出来ぬか、

という目論見であった。

(と、ここまで書いて、やはり“言い訳”が半分くらい入ってますねー)

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 

さて、更新を休止している間に、「8・15」があり、また、衆院選も行われた。

選挙の結果は、皆様、ご存知のとおり。

結果を受けて、すぐに、拙ブログに書こうかと、思ったのだが、

“思っただけ”で、遂に、アップ出来ず。

さしあたって、ごく手短かに記す。

幹事長に、小沢一郎氏を起用したことは、

おそらく、みんな、“ビックリ”したことであろう。

自民党の面々も、民主党内部においてすらも、である。

小沢グループが党内での最大グループであることは確かだが、

私は、この「小沢氏」は、従前より、“信用出来ぬ人物”と言い続けている。

と、いうよりも、私とは、思想的に随分と隔たりがある、といったほうが良いかもしれぬが、

それはさておき、

マスコミも書かないから、“ゴマメの歯ぎしり”として言うのだが、

思い出してください、

かって、小沢氏―福田首相(当時)の会談で、

自民・民主の「大連立政権構想」が提案されましたね。

都議選敗北についての麻生首相に対する「総括」も結局、行われなかったが、

この、「大連立」を推し進めようとした、小沢氏自身が、

新幹事長就任とは、どういうわけか。

私が言いたいのは、まだ、この「大連立」の可能性にしても、

僅かながら有るかもしれない、ということである。

300議席超の民主党議員全部が同調しては、大変な事態になるが、

でなければ、小沢グループは、民主党を出て、自民党と合流するかもしれない。

これが、前に書いた

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-2631.html

「政界再編」ということである。

新政権の財務大臣には、ようやくのこと、“本命視”されていた

藤井裕久氏に落ち着きそうなのであるが、

この組閣劇にも、小沢氏の“影“が見え隠れするようだ。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

さて、「アヴェ・マリア~カッチーニ」である。

このところ、物忘れがひどく、

それでなくても、“ITオンチ“を自認する身とあっては、

先日も、DVD-Rと、DVD-RAMを間違える始末。

“これではならじ”と、(よせばいいのに)

久々の音楽ファイルアップに挑戦してみる。

昔のココログのように、単純ではないので、困ったものだ。

私の大好きなアーチストにつき、

期間限定」ということにするかも、である。

やや、間奏部のメロディーが“勝ち過ぎ”の感もあるが、

至高の美しさの女声コーラス。

アヴェ・マリア~カッチーニ」です。

MUSIC - Windows Live

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2009年8月11日 (火)

「アヴェ・マリア~カッチーニ」を聴く。 本田美奈子さん。~<その2>

(前回からのつづきです)

§アンバランス感。

本田美奈子.さんのvocalは、あまりにも美しい。

しかも、同じ詞をrepeatする中で、歌唱表現に、

ごくごく微妙な変化を加えている。

他の歌手では、こうは、いかないかもしれない。

聴いていると、自然に、彼女の音楽世界に引き込まれてしまうのだが、

前述の如く、聴き終わったあと、

どこか、“満たされない”ような、「なにか」が、私には残る。

何故か。

その因は、どうも、2コーラス目以降に伴奏部に加わる、

ベース音のせいのようだ。

イントロに登場するチェロよりも、更に低い「地を這う」ようなベース音が

奏でられているのであるが、この音色の存在が、

「不吉なるもの」または、「不安定感」を

私の心に引き起こしているような気がしてならないのだ。

だから、本田さんの美しく澄み切ったvocalとの対比において、

実に「不条理な」、また、「アンバランスな感覚」に襲われるのである。

(もちろん、私は、アレンジャー:井上鑑氏の功罪を問うているのではない。

あくまで、私的な感想である)

当然のこと、カタルシスは、皆無ではない。

だが―

私がこの曲を、毎日、聴いていたことは、前に書いた。

この「どこか、満たされない思い」が、

繰り返し繰り返し聴いていた行為につながってしまったのであろうか。

 

当時の私には、本田さんの歌から、

“パワー”とか、“エネルギー” とかをもらった、という実感は持てなかったのだが、

今、こうして、想い出してみると、

“折れそうな心”を抱えながら、

毎日歌を聴き続ける、という行動に駆り立てたものが、

この曲特有の、“音楽のチカラ”だったのかもしれない。

と、なれば、やはり、この「AVE MARIAは、

私にとって、「恩人」である、といえよう。

ここにも、この楽曲独特の“逆説”、というか、

“二面性”の存在が見てとれる。

§人生―この「不条理」なるもの。

最初の文章において、私は、

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-491c.html

 

「人生とはなんと不条理なものであろうか」

 

と、記した。

本田さんの歌う「AVE MARIA」は、

或は、この人生における「不条理なるもの」、即ち、「光」と「影」を、

そのまま歌い表しているのかもしれない。

本田美奈子.さんは、この彼女独自の「クラシック路線」の展開にあたり、

 

私は、このアルバムに、命をかけています

 

と、記者会見の席上で、毅然として言い切った。だが……

§最後に―。

しがないサラリーマンの、くだらぬ“愚痴”に付きあわされた、

本田さんも、さぞ、ご迷惑な話であり、

なにより、ここまで読み進まれた皆様方におかれても、

甚だ不快な感を抱かれた方もいらっしゃるであろうから、

そのことについては、まさに、忸怩たるものがあるのだが、

以上が、私の「AVE MARIA」に対する、包み隠しもしない、

全く正直な感想なのである。

ただひとつ、言えることは、

この「AVE MARIA」は、

これからも、聴く人々の心それぞれに、

嬉しいときも、悲しいときも、

さまざまな感動を呼び起こすことに違いない。

そして、私は、今しばらく、

 

本田美奈子.さんの遺されたもの、

そして、

遺そうとされたものについて、

 

想いを寄せてみたいと思っている。

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<追記>

本田さんの「アヴェ・マリア」のPV動画がこれ。

私が初めて目にしたのは、彼女が天界に還られてからのことだが、

とても、正視できなかった。

今でも、やはり、つらい。

http://www.youtube.com/watch?v=JgmBOJiSK_g

 

ここからは、まったくの余談である。

サラ・ブライトマンさんは、本田美奈子. さんにとっての“憧れの人”であり、

また、“目標のアーチスト”でもあった。ラ・ルーナ

 

サラ・ブライトマンさん 「ラ・ルーナ」 (2000年)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0017W7FBW/nifty0b5-nif1-22AVE MARIA

本田美奈子. さん 「アヴェ・マリア」 (2003年)

http://www.amazon.co.jp/AVE-MARIA-%E6%9C%AC%E7%94%B0%E7%BE%8E%E5%A5%88%E5%AD%90/dp/B00008Z6RW/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1249906703&sr=8-1

意匠がやや似ているからといって、“揚げ足”を取っているのではない。

逆に、“彼女のサラさんへ寄せる想いは、かくまでか”と考えたい。

そういえば、ジャケットの本田さんの写真は、上記に紹介したPVと異なり、

どこか、“素”の表情が見られるような感がして、前述のことと併せて、

私にはむしろ、微笑ましく思えるのだが――

所詮、筆者の、“思い過ごし”かもしれぬ。      

100%個人的感想です、乱文長文、及び、妄言多謝。)

                                     ―了― 

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2009年8月 6日 (木)

「アヴェ・マリア~カッチーニ」を聴く。 本田美奈子さん。~<その1>

§実は、作曲者は“謎”。

この「カッチーニのアヴェ・マリア」であるが、

今では、“作曲者は、カッチーニではない”、というのが定説になっているようだ。

こんなことは、「フリースの子守歌」が長らく、

「モーツァルトの子守歌」と呼ばれてきた例もある。

ただ、この「アヴェ・マリア」の場合は、

先にあげた、「フリース⇔モーツァルト」のような、

いわば、“勘違い”の類ではなく、何者かが、意図的に、

「カッチーニ」の名前を騙った“フシ”があるらしい。

だとしたら、「本当の作曲者」ということも、気にはなるところだが、それは、

今後の“名探偵”の登場を待つことにしよう。

誰が、また、何のために仕掛けたのか解らぬが、

この“謎”が解ける日が、いつか来るかもしれない。

あの「ダ・ヴィンチ・コード」のように…。

§それは名画「モナ・リザ」を連想してしまう。

ところで、ダ・ヴィンチ、で思い出したが、

本田美奈子.さんの「アヴェ・マリア」を聴いていると、

私は、実に、不思議な感覚に襲われる。

 

ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」は、視る人によって、

「微笑んでいる」ように見えたり、また、「悲しんでいる」ようにも見える、という。

いったい、本田さんは、この歌において、

「神への感謝」を表現しているのか、

逆に「嘆き」を歌に託しているのか、私には、どうにも判らないのである。

豊かで、精緻な感情表現の見事さは、本田さんの最も得意とするところだが、

この楽曲では、他の曲に比し、驚くほど、それを抑制しているように、私には思える。

アルバム『アヴェ・マリア』には、他に何曲か収録されているが、

“定型の解釈を拒む”というこの点において、

タイトル・チューンにもなっているこの楽曲だが、

(「VOCALIES」とともに)明らかに、「異質」である、と言えはしまいか。

ちなみに、ヘイリーさんの「AVE MARIA」を聴いてみよう。

You Tube動画)

http://www.youtube.com/watch?v=kQQSW35PrEY

ヴォーカル、オーケストレーション、共に、

スキの無い、完璧な美しさに満ち溢れている感がある。

言わば、「西欧的合理主義」を貫徹した、

“予定調和の世界”、とでも言えようか。

ヘイリーさんご自身も、非常に敬虔なクリスチャン、と伝え聞いているが、

美しく、そして、力強い、聖母を讃える歌唱だ

§満たされぬ心。

本田さんの場合はどうか。

チェロと、シンセサイザー他、という最小限の楽器構成、

加えて本田さんの、どこか異質なvocal

これを―

何も無い空間に「美」を見い出した、

「東洋的美意識」と言うのは、もちろん、言葉が過ぎようが、

ヘイリーさんの歌とは、真逆に、

どこまでいっても、気持が満たされないのである。

さしずめ、魂が、「無」の空間を、彷徨し続けるようだ。

神秘的なvocal、果てなく広がる「無」の時空、…

もしも…

何もない、「無の世界」が、この歌を象徴するものであるならば、

この「アヴェ・マリア」は、「感謝」でもなければ、また、「嘆き」にも非ず、

「祈り」、そのものかもしれない、と私には思えるのだが。(つづく)

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2009年7月26日 (日)

「アヴェ・マリア~カッチーニ」を聴く。

§「東京タワーの少女」。

~~~~~(引用開始)

同室の少女は20歳そこそこでした。癌で、抗癌剤の副作用のために、昼は何度も激しい嘔吐を繰り返していたそうです。

その少女が、毎日夜になると、窓から見える東京タワーを見ながら、しくしく泣くのだそうです。毎晩にように聞こえるその泣き声が耳について、私の知人の女性も眠れない夜が続いたのだそうです。

少女はなぜ泣いていたのでしょうか。死が恐ろしかったのでしょうか。

私の知人が、ある夜、彼女と話をしました。そうしたところ、彼女は、率直に話をしてくれたそうです。

 

「死は恐いんですが、それよりももっと納得できないことがあるのです」と彼女は言ったそうです。

 

「どうして自分だけが、こんなにきれいな夜景のなかで、苦しまなければならないのか、その理由がわからないことが苦しく、悲しいのです。私と同じ若い人たちは、きっといまごろ、デートをしたり、コンサートに行ったり、本を読んだりしているのでしょう。なのになぜ自分だけが、抗癌治療のために髪も抜けて、吐き気に襲われながら、窓の外の東京タワーを見てなければいけないのでしょうか。私だけがそう罰せられる理由があるでしょうか。私は、自分だけが罰せられるようなことをしたと思いません。その理由がわからないことが、あまりに苦しく、悲しくて、涙が出てしかたないのです」

 

もし神というものがあるとしたら、神はなぜ自分だけにこんな苦しみを与えるのか。どうして自分だけがそうなのか。その理由をどうしても知りたい、と彼女は語ってくれたそうです。

そこには理不尽さだけではなく、目に見えない運命に対する大きな憤り、怒りの感情があるようでした。

~~~~~~(引用終了 五木寛之著 「天命」より 東京書籍:刊)

§人生とは不条理なものに違いない。

有名な五木寛之氏による「東京タワーの少女」の話である。

氏は、このエピソードを、「知人の女性から聞いた実話」として紹介されているのだが、

その点につき、私は、些か、疑義をはさみたくなる。

 

それはともかくとして、

 

「人生とはなんと不条理なものであろうか」

 

私も、このことについては、まさに、同感である。

ただし、自分は、この「東京タワーの少女」のように、「生命の危機」に

さらされてはいない分、恵まれていることを自覚せねばならない、

もちろん、それは、頭では、わかってはいるのだが。

 

阪神淡路大震災を経験して、

なんとか、無事に生きてこられたが、

それまでの生活のパターンが、がらりと変わってしまう。

 

震災が奪ったものは、人の命とか、また、家屋、財産ばかりではないのである。

 

その震災より何年か後のこと、

あることを契機に、私を取り巻く環境は、更に激変する。

尤もそんなこと、サラリーマンなら、“日常茶飯事”の類であろう。

「すまじきものは“宮仕え”」とはよくぞ、言ったものだ。

だからといって、どうなるものではない。それが、現実である。

筆者が、もう少し若ければ(そして、いくばくかの「才能」でもあれば)、他の方策も

あったかもしれぬが。

辛い日々だった。

幾度も、心が“折れそうに”なった。

そのころ、最もよく聴いていた曲が、発売されて間もない、本田美奈子.さんの

AVE MARIA」であった。

最近、平原綾香さんのnewシングル「新世界」を入手し、

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/new-8803.html

カップリング曲「AVE MARIA」を聴くようになって、ふと、“あの頃のこと”を

思い出すようになった。

 

が、しかし、

情けないことに、私を取り巻く環境“は、その頃と変わっていない。

……

居酒屋話じゃあるまいし、とんだ、サラリーマンの

“ボヤキ・ブログ”になってしまい、お恥ずかしい限りなのだが、

私にとって、「アヴェ・マリア」というと、

やはり、“あの頃”よく聴いていた、

本田さんの「カッチーニのアヴェ・マリア」を思い出してしまう。

そこで、まったくの個人的な想いだけになってしまうであろうが、

アヴェ・マリア」について、少しだけ書いてみようと思う。

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2009年5月27日 (水)

平原綾香さんのNEWシングルは「新世界」です。

本来なら、平原綾香さんの今年のライブレポが、先に来るハズでした。

ハイ、書きかけていました、2-3行だけ(爆)。

それが、「新型インフル」のおかげで、公私ともに大混乱。

「わやくちゃ」は、今に始まったことではないので、アキラメて進めます。

 

5/27に平原さんのNEWシングル「新世界」が発売される、しかも、カップリングが、

“あの”「カッチーニのアヴェ・マリア」である

 

ということを知って、ずいぶんと、この日を待っていました。

実は、5/24の日曜日、ちょこっと買い物をしに出かけた折、

近所のスーパーで、この歌を耳にしました。

なじみのあるメロディーに、あの特徴ある声ですから、すぐ分かりました。

“純クラシック音楽ファン”の方なら、どういう感想を持たれるのか、

ちょっと、心配もあるような、実に大胆なアレンジが施されていますね。

これには、さぞ、“先輩”川井郁子さんも、オドロキかもしれない(笑)。

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_0b78.html

出来るならば、一度は、ドヴォルザークの原曲のほうも、

お聴きいただきたいと、切に願うものです。

さて、「新世界」「AVE MARIA」ともに、既に書いたように、

予想を見事に覆すような、あまりに斬新な編曲、

ことに、「AVE MARIA」は、JAZZの雰囲気を漂わせるような、

スキャットまで、使われていて、まさに、“平原‘sワールド”全開の趣があります。

2曲とも、平原さんご自身の作詞です。

以前に、

 

この年齢で、これだけの世界観を持っている、ということはすごい。

と、書いたことがありますが、

このCDでも、やはり、同じことを考えてしまいました。

デビュー曲「ジュピター」も、

どこか、宗教的な想いが込められているように思えましたが、

この「新世界」についても、そのように感じられてなりません。

 

~~~~~

「新世界」(部分)平原綾香さん:作詞

くるしいこころも そのままでいい

かなしいおもいも そのままでいい

それは 心 なおすことなく 手放すこと

いつだって 自分は 生まれ変われる

~~~~~

 

くるしいこころも かなしいおもいも そのままでいい」

とは、どういうことか。

これは、人間の煩悩の存在を肯定しつつ、

「悟り」への道を拓いた「浄土の真宗」そのものではないか。

 

親鸞聖人の言葉を引用いたします。

~~~~~

煩悩にまとわれきった愚かな人々が、仏の光のお心に照らされて、

信心を得て歓喜し、信心を得て歓喜する所から、

浄土に生まれるものの中に数えられますが、その信心というのは智恵であり、

この智恵は、仏の慈悲の光明に救いとられるから得られるところの

智恵でありますし、仏の光明も智恵でありますから

だから信心を得て歓喜する人は、如来と等しい、というのであります。

~~~~~(「末燈抄」より 現代語訳:石田瑞磨氏)

(春秋社刊「親鸞とその妻の手紙」より引用)

       

 

心 なおすことなく 手放す」

これも、「自らのさかしらな分別を捨てる」という、

「絶対他力」の教えに、ほかならないのではないでしょうか。

~~~~~

他力においては、義の捨てられていることが義であると、

法然上人は仰せになったことであります。

~~~~~(引用 同上)

 

さて、くだらぬ小生のハナシなんぞはどうでもよく、

要するに、

もしも、機会があれば、この「てんけいイチ押し」の、

“平原‘sワールド”に触れていただければいいナーと思うわけです。

 

以前にも書きましたが、

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-b16e.html

新世界」は、本田美奈子.さんのラスト・シングル曲であり、

また、本田さんの歌声で「AVE MARIA」を初めて耳にしたときの、

驚きと感動は、今も、はっきりと心に残っています。

さて、平原さんの「AVE MARIA」。

1行、平原さん作詞の印象的なフレーズがあるのです。

 

~~~~~

AVE MARIA」(部分)平原綾香さん:作詞

死ぬまで音楽と共に 

生きるために

どうか わたしに力を

~~~~~

平原さん、また彼女のファンの皆様方は、どう思われるか分かりませんが、

これは、そのままそっくり、

 

本田美奈子.さんの想いに等しいのではなかろうか、

 

そんな風に考えつつ、このCDを聴いています。

新世界 新世界

アーティスト:平原綾香
販売元:ドリーミュージック
発売日:2009/05/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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最後に、

平原さん、今、全曲クラシックのアルバムを構想中です。

リクエストも、受け付けておられますので、

こちらからぜひ、どうぞ。

Ayaka Hirahara Official website ~平原綾香に唄って欲しい クラシック作品大募集!!~ 

原曲の「新世界」、いっぱいCDは有ります。

今、「人気」(!)といえば、やはり西本智実さんかな、というところで、

今回は「おしまい」です。

ドヴォルザーク:交響曲第9番 Music ドヴォルザーク:交響曲第9番

アーティスト:西本智実
販売元:キングレコード
発売日:2008/06/04
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2009年5月 5日 (火)

聴きました?BoAさんの歌声。~~BoAさん、全米デビューです。

おもしろい話がある。土方歳三の長兄為次郎というひとは、盲人だったために、家督を弟喜六にゆずり、自分は早くから石翠と号して隠居し、(中略)盲大尽といわれてよろこんだ世外人だったが、この石翠が沖田を少年のころから可愛がり、

 

「総司のやつの声をきくと、おらァ、物哀しくなるんだよ」

と言い言いした。

 

――物哀しい。

といってもべつに陰気な声というわけではない。どちらかといえば、ふわっとした丸味のある、明るすぎるほどの声なのだが、声に、性根のあくがなかった。無欲すぎるのである。そういう性格の感じを、盲人特有の過敏さで、そんなふうに表現をしたものであろう。

~~~~~~~(司馬遼太郎著「新選組血風録」『沖田総司の恋』より)

 

「沖田」とは、もちろん、新選組一番隊々長、沖田総司(「そうじ」と読むのが正しい。ただ、私はいまだに、「そうし」と呼ぶことが多いのですが)のこと。

剣の実力では、局長の近藤勇、副長の土方歳三もかなわなかった、という天才剣士でした。

結核に罹った彼は、幕府軍が「鳥羽伏見の戦い」で大敗した後は、江戸の植木屋の家にかくまわれますが、そこで、ひとりひっそりと、息を引きとります。

享年25歳でした。

新選組隊士で、畳の上で亡くなったのは、沖田以外には、そんなにいないかもしれません。

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さて、以前に、私は、拙ブログの

「二つの『ジュピター』。(平原綾香さんと本田美奈子.さん)」の中で

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_4426.html

服部克久先生に“反論”(苦笑)しました。それは、こんな内容。

△▼△▼△▼△▼

昨年(=2006年)11月の本田美奈子.さんの追悼会で、服部克久先生が、

(本田さんは)歌声に悲壮感があります。亡くなられた後だからそう思うのではなく、生来、持っているものでした。そして、それはミュージカルに必要なものなのです」

いう旨のことをおっしゃっていたそうです。

全くの素人である私が、日本を代表する「大音楽家先生」に異を唱えて恐縮ですが、私はそうは思いません。

歌を聴いても、また、日常の話し声においても、美奈子さんの声質は、あくまでも、美しく、そして、「ニュートラル」=「無色透明」のように、私には聴こえます。だからこそ、あらゆるジャンルの曲を、しかも、さまざまな表現で歌うことが可能(同じ曲でさえも)だったのであろう、と考えます。

△▼△▼△▼△▼

 

だからどう、ということでもないのですが、私は、今も、自説を堅持しております(笑)。

 

では、声に悲壮感のある歌手、って誰?-----ということになると……

これは、もう、完全に個人の主観にならざるを得ないのですが、

大勢いらっしゃるとは思います。

まずは、「てんけいイチ押し」(←またか)の、

BoAさんを挙げてみます。

彼女の歌を、初めて知ったのは、TVでしたが、

曲は、たしか「AMAZING KISS」だったと思います。

しかも、私は、その時点では、BoAさんを完全に「日本人歌手」とばかり思っていました。日本語の発音も、かなりお上手でしたね。

 

先に挙げた“ダンスノリノリ”の「AMAZING KISS」、

日本で最初の大ブレイクとなった「LISTEN TO MY HEART 

または、「DOUBLE」、「VALENTI」、「QUINCY」も然り、

そして、ラブソングの「LET’S MAKE A SECRET」でさえも、

BoAさんの力強いvocal、かつ、わずかにハスキーがかった歌声、

そして、それがファルセットに変わる瞬間、なんともいえぬ聴覚的快感とともに、

どこか、哀感を覚えてしまうのです。

BoAさんの御出身は、韓国。

そう、我が国の「演歌」の源流をたどれば、そのルーツは、まさに韓国ですよね。

ひょっとして、彼女も、どこかそういった“DNA”を受け継いでいるのだろうか、

そして、私達日本人も、無意識下にそんな部分に“反応”しているのかもしれない、と思ったことがあるのですが、

どうも、私自身、BoAさんの激しいダンス・ビートの曲調、

圧倒的な彼女の歌唱力の陰に、

時折、なんともいえぬ「哀愁」を感じるのですね。

あるいは、曲自体が、「短調」系だったからかもしれません。

いずれにせよ、あくまで、個人的感想に過ぎないことで、

BoAさんのファン―いや、私もこうみえて、彼女のファンなのですが―

の方々からすれば、大いに異論もあることでしょう。

 

§BoAさん、米国進出!

“ファン”として、今頃、こんなことを書くのも、遅きに失するのでしょうが、

この3月、BoAさんが、全米デビューを果たされました。

前に、当ブログ「倖田來未さんにもエール。」の記事で、

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_33ad.html

以下のようなことを記しました。

△▼△▼△▼△▼

ただし、アメリカのショー・ビジネスで成功する要件は、以下のごとく。(私見ですよー)

1.歌唱力が備わっていること。

2.英語の発音がちゃんとできて、歌えること。

3.Sex Appealを、しっかり表現できること。

△▼△▼△▼△▼

BoAさんなら、これらは、クリアできそうです。

これまでは、英語の発音に“アヤシい”ところもありましたが、

CDを聴いてみますと、相当、英語のレッスンも積まれたようですね。

さて、楽曲のほうは、

「こういうのが、アメリカでは、はやるの?」って感じ、

録音に約2年間かけたとのことですが、

モロ“打ち込み”ばっかり、のようにも思え、

また、全般に、彼女の高音域をセーブしているようで、

私の耳には、そぐわないのですが(苦笑)、

さて、気になるのは、アメリカでのチャートの状況です。

~~~~~~~~~

 317日(現地時間)に米国でリリースされたBoAの米国ファーストアルバム『BoA』は発売初日、アマゾン・ドットコムで発表するリアルタイムCD販売集計チャートの「ホット・ニュー・リリース」で6位、また「ベストセラーズ」チャートでも8位になり、注目を集めている。

 米国の音楽ファンの反応も熱い。アマゾン・ドットコムを通じてBoAの音楽に接したネットユーザーらは、「すばらしい。最高だ。今回のアルバムは米国で大きな成功を収めるだろう」(ID:AJ)、「エレクトロニクス・ダンスのビートが非常に楽しい。差別化が感じられる」(ID:B. Nickel)、「中毒性がある。BoAの米国での活躍を期待したい」(IDTony)など好意的な意見を寄せ、BoAのファーストアルバムに好感を示した。

 また、今回のアルバムは消費者が星五つで評価するカスタマーレビューでも星4.5個という高い評価を受けており、今後のBoAの本格的な米国活動に対する期待を高めている。

チェ・ウニョン記者 edaily/朝鮮日報日本語版 2009/03/19

BoA、米1stアルバムがトップ10入り=アマゾン - 韓国好きが集まるひろば!SNS サイワールド

~~~~~~~~~

おおむね好評なのでしょうね。

“壁”にぶつかることもあるかもしれませんが、頑張っていただきたいものです。

ところで、小生、一度、BoAさんのコンサート・チケットをゲットしようと、

思い立ったことがあります。

センターに電話するのですが、皆さんご想像のとおり、

まったくつながらず、20分弱で、売り切れでした(苦笑)。

アメリカで人気が出ると、ますます日本公演のチケットは入手しにくくなることは必定で、それを思うと、ツラいものもあるのですがねー…。

この米国デビュー盤と、J-POPのベスト盤が、セットで発売になっています。

なかなかの聴きごたえがあります。

“必殺のダンス・チューン”をお探しの方には、必携ですね。

BEST&USA(2CD+2DVD付) Music BEST&USA(2CD+2DVD付)

アーティスト:BoA,Yutaka Furukawa,Crystal Kay,Sean Garrett,VERBAL
販売元:エイベックス・エンタテインメント
発売日:2009/03/18
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ちなみに、これまでの私にとってのBoAさんのBESTアルバムといえばこれかな。

クルマの中では、もっぱらこのCDです。

いかにも、日本人好みの、J-Popsで、オススメです。

BEST OF SOUL Music BEST OF SOUL

アーティスト:BoA,BoA w/z SOUL’d OUT
販売元:エイベックス・トラックス
発売日:2005/02/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

                                   (おしまい)

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2009年3月30日 (月)

ヘイリーさんのライブに感激。~ヘイリーさん、明日のNHK-TVにご出演です。

実は、昨年に続き、

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-9fbb.html

昨日(3/29)、ヘイリーさんのライブに行ってきました。

会場は、大阪シンフォニーホール、

ファンの方々は、先刻ご承知のハズですが、本田美奈子.さん、ゆかりのホール、

でもあるわけです

このコンサートの詳細は、気が向いたら(苦笑)、拙ブログにアップするかもしれませんが、さて、いつになることやら、

今までのコンサート・レポの例を顧みると、

増田いずみさん、平原綾香さん、ヘイリーさん)

1か月先か、はたまた3か月後になることやら、これは、オイラにも、わかりません。

ところで、今回は、何はともあれ、

「トピック」を取り急ぎ、ご紹介しておきます。

昨日のアンコール曲は、2曲。

その内の1曲が、あの

アメイジング・グレイス」。しかも、本田美奈子.さんとのデュエット・バージョンでした。

何をお考えになったのか……、

ヘイリーさんは、2コーラス目を、主旋律=メロディーラインは、バイオリンのパートに任せて、

ご自身は、低音部を演奏されたのです。

ヘイリーさんのファンの方は、

「え?どうして?どうして?」と思われたでしょうし、

いや、会場に来られた一般のお客様のほとんどが、

さぞかし、奇異な印象を持たれたことに違いないと思うのです。

 

一体、コンサートの「主役」たる当のアーチストが、ですよ、

メロディーを歌わずに、伴奏部を歌う、なんてことが、過去にありましたか?

 

私は、これは、ヘイリーさんの、本田美奈子.さんに対する、

強い敬慕の想いのご表現であろう、と拝察しつつ、

そのお歌を聴いておりました。

正直言って、涙が出ました。

そのとき、ヘイリーさんの心の内には、

しっかりと、本田さんの歌声が、聞こえていたことでしょう。

Minako-san、いっしょに歌おうね”

ヘイリーさんは、きっと、そう呼びかけたに違いありません。

 

本田さんも、ご自身の音楽への、本当に素晴らしい理解者を得たものだと、

さぞ、お喜びのことと思われます。

想い出の地、大阪シンフォニーホールで、私たちは、

確かに、ヘイリーさんと、本田美奈子.さんのデュエットの実現を目の当たりにしたことを、ご報告するとともに、

ヘイリーさんの、その優しいお心遣いに、感謝申し上げます。

~~~~~~~~

続いて、「番宣」です。

ヘイリーさんは、ツアーの激務の傍ら、

3/31(火)、NHK-TV「歌謡コンサート」(生放送、20:00~)にご出演の

予定です。お時間ある方は、是非、ご覧ください。

(長文乱文、および、今回は特に、“妄想&妄言”多謝。おしまい)

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絆(スペシャルエディション)(DVD付) 絆(スペシャルエディション)(DVD付)

アーティスト:ヘイリー
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2009/03/11
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年2月11日 (水)

あえて、“ベストを超えたベスト盤”と言っておきましょう。~~「川井郁子at カーネギーホール2008」

カーネギーホールでのライブは、後年における本田美奈子.さんの夢でした。

カーネギーホール、といえば、阪神大震災前のこと、

当時はWOWWOWに加入していましたので、そのとき、高橋真梨子さんの、

カーネギーでのライブを鑑賞したことがあります。

いやー、見事なものでした。

まさに、vocalだけで、観客全員をぐいぐい引っ張っていくあの力量…、さすがです。

とかくの意見はあることは承知していますが、やはり、アーチストにとっては、

「カーネギーホール」は、ある意味、「聖地」に他ならないのでしょう。

さて、そのカーネギーホールで、昨年10月のこと、

バイオリニストの川井郁子さんが、コンサートを開かれました。

これについては、昨年8/3に拙ブログにも記しましたよね。

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_0b78.html

 

そして、先月、このコンサートの模様を収録されたCDが発売されています。

Amazon.co.jp 川井郁子 at カーネギーホール 2008 ~新世界~: 川井郁子, 瀧廉太郎, チャイコフスキー, ロドリーゴ, ドヴォルザーク, 成田為三, ピアソラ, パネ(フェビアン・レザ), フェビアン・レザ・パネ, ジョーンズ(ハンク), 渡辺峨山: 音楽

収録曲は、以下のとおり。

~~~~~~~~~~~~~

1. オープニング・アナウンス   

 2. リベルタンゴ(ピアソラ)

 3. エル・チョクロ(ビジョルド)

 4. 水百景(川井郁子)

 5. パッション・イン・ブルー(川井郁子)

 6. サマータイム(ガーシュイン)~MC  ■

 7. 風が運ぶララバイ(川井郁子)■

 8. チャルダッシュ(モンティ)

 9. 夕顔(川井郁子)

10. 宵待草(多忠亮)

11. インスティンクト・ラプソディー(川井郁子)

12. 荒城の月(滝廉太郎)

13. ホワイト・レジェンド(チャイコフスキー「白鳥の湖」より)  

14. 恋のアランフェス“レッド・ヴァイオリン”

(ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」より)

15. 竹田の子守唄(京都府民謡)★

16. 新世界

  (ドヴォルザーク「交響曲第9番『新世界より』より」)

17. モーニング・トゥー・ザ・フューチャー  (川井郁子)

18. 浜辺の歌(成田為三)

--------------------------------------------------------------------------------

(カッコ内は、作曲者)

■印・・・ハンク・ジョーンズ氏とのデュオ

★印・・・今回初めて録音した曲

~~~~~~~~~~~~~

一聴、実に魅力的なアルバムです。

リベルタンゴ」、「エル・チョクロ」、「パッション・イン・ブルー」ときますと、

私のような“ラテン系日本人”には、もう、たまりません(笑)。

川井さん独自の世界観ですね。

上記の3曲や、バイオリン曲の“定番”ともいえる「チャルダッシュ」では、

「超絶技巧」も鑑賞できます

90歳の今もなお御活躍中の、ジャズピアノのHANK JONES氏とのコラボも、聴きどころ。

氏についての写真・記事がありましたので、御紹介しておきます。

96年には、神戸でも公演されました。

BLUE NOTE :THE GREAT JAZZ TRIO HANK JONES, DAVID FINCK, JEROME JENNINGS

他にも、日本の叙情歌や、川井さんご自身の作曲による、“和テイスト”の曲も演奏されていますし、ことに、

宵待草」の演奏には、ガラス製のバイオリンが使われています。滅多なことでは聴けない、珍しい楽器です。どんな音色なのか、ぜひ、聴き比べてください。

ガラスのバイオリン | ハリオグラス株式会社

 

“新曲”は1曲だけですが、内容的には、「ライブ盤」というよりも、

彼女の魅力のいっぱい詰まった、「ベスト盤」といった位置付けのほうがいいかもしれません。

言われるように、DVDのほうが良かったのでしょうが、それはともかく、

バイオリン界のクロスオーバー」の旗手、

川井郁子さんのCDを、初めて聴かれる方には、もってこいといえましょう。

 

最初から最後まで、ミューズの神が舞い降りられたか、あるいは、

私流に申せば、本田美奈子.さんも、後押しなさったかのような(?)、

大熱演です。おススメのアルバムですね。

例によって、写真代わりのアフィリですが、

殆どのCD店にもあるはずですし、すぐに取り寄せてもくれます。

(文中一部敬称略)           (おしまい)

川井郁子 at カーネギーホール 2008 ~新世界~ Music 川井郁子 at カーネギーホール 2008 ~新世界~

アーティスト:川井郁子
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2009/01/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年1月12日 (月)

希望はあなたを捨てません,あなたが希望を捨てたのです~「アメイジング・グレイス」

昨年の秋、だったと思います、いわゆる、「番組改編期」でしたから。

ラジオをつけると、MBSアナウンサーの水野晶子さんが、自分の担当されている番組が打ち切られる、ということで、ボロボロと泣いていました。

私には、「放送中」ということすら忘れて号泣している、そんなふうに感じられました。

よほど、無念だったのでしょうね。

私は、その番組の熱心なリスナーでもなかったので、詳しい事情は分かりませんが、想像するに、

水野さんは、これまでずっと、報道・ニュース畑で、巨大マスコミという制約の中で、常に市民の側に立った報道を続けてこられましたし、リスナーの安定した支持も得られていたと思います。

ちょっと、たいそうな言い方かもしれませんが、

“ジャーナリストとしての自負心”(と、書けばご本人は否定されるかもしれませんが)、のようなものがあったのかもしれません。

“大人の事情”による、番組改編、とはいえ、どうにも、気持の整理がつかなかったのでしょう。

そのとき、東京のスタジオから、番組のコメンテイターの近藤勝重氏が、

(氏も、ちょっと、“ウルウル“状態でしたが)

「水野さん、こんな言葉があるじゃないですか」

と、彼女に諭すようにおっしゃった言葉が、これでした。

 

希望はあなたを捨てません。あなたが、希望を捨てたのです。

 

アメリカの精神科医、ジョージ・ウェインバーグ氏の言ですね。

なるほど、含蓄のあるフレーズです。

~~~~~~~~~

2009年がどういう年になるか、まだ明けたばかりのことですが、私には、どうも、明るい未来の“兆し”すら見えてこない。

 

「いったい、日本はいつから、こんな情けない国になったんだろう?」

って、つくづく思います。

もっとも、“そんな政府を選んだのは国民ではないか”というところになるのだけれども。

麻生総理が、

「定額給付金は中止します」

って言えば、少しは、気分も晴れるかな。

「政権交代」といっても、私は、民主党の小沢代表は、信用できません。

などとまあ、愚痴にはキリがありませんので、本日のタイトルの言葉を心に刻んで、

ボチボチと、そう、ボチボチがいい、のです。

あわてずに、いきましょう!

 

§新春特別企画~「アメイジング・グレイス」をアップしてみます。

ココログの規格が変わり、音楽ファイルがアップできなくなりました。

で、無い知恵を絞り、テストを兼ねて、やってみたのですが。

本田美奈子.さんの「新世界」につづき、本年の幸せの願いを歌によせてみます。

AMAZING GRACE」といえば、もちろん、本田美奈子.さん、ヘイリーさん、

そして、洋の東西を問わず、星の数ほどの歌手の方々が歌っておられますが、

今回は、「期待の新星」です。

将来、日本の音楽シーンを背負って立つかもしれない、

そんな気もしています。

こんなくだらぬブログを、ご訪問してくださる方々への、

私からのささやかな“新春プレゼント”、と申し上げたいのですが、

WINDOWS MEDIA PLAYER」でしか、再生できないかも、です。

あまり、気の利いたアップロードでもないので、

「期間限定」になるかも、と言い訳をしつつ。(苦笑) http://cid-e9152294ce18079f.skydrive.live.com/browse.aspx/%e5%85%ac%e9%96%8b/MUSIC

PS: 幸い、水野晶子さん、近藤勝重氏の「コンビ」は、内容、時間帯を変え、

現在も、番組を担当されていらっしゃいます。

近藤勝重氏の御著書の紹介。

しあわせの雑学―一日一杯の読むスープ (幻冬舎文庫) しあわせの雑学―一日一杯の読むスープ (幻冬舎文庫)

著者:近藤 勝重
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年1月 2日 (金)

もちろん、年末は「第九」・新年にはワルツなのですが。~~ 「新世界」本田美奈子.さん。

明けましておめでとうございます。

 

と、いうわけで、本年の初カキコ、これがホントの、「書初め」ってことだわ。(笑)

いつまで続くか、わからないブログだけど、ともかく、やってみんべえ。

え?だいじょうぶ、アルコールは入ってませんが、年末&正月ボケです。

ってことは、いつもより、「ボケ」に念が入ってる、ってことです。(笑)

年末・年始には、オイラ、これまで、

平原綾香さんの「スタート・ライン」、

      ↓

SAPPARI WAYA: 年末には「第九」。ですが(補足済)

また、パーシー・フェイスの「シンシアのワルツ」をオススメしてきたよね。

      ↓

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_1439.html

ただ、今年ねえー----、社会情勢を見てると、どうだかねえ。

「ハケンギリ」なんて言葉が飛び交うのだけど、イヤな言葉だ。

うすら寒くなるよ。それじゃあ、まるで、時代劇の「辻斬り」みたいなもんじゃないですか。

「後期」高齢者---あのフレーズを思い出したよ。

日比谷公園には、失業者が250人ほど、炊き出し等の支援を受けに来られたらしい。公園のテントのキャパも、いっぱいだから、NPOは、学校等の避難施設の活用を要請してるようだけど、これは、やるべき、だよね。

オイラ、阪神淡路大震災で、一夜だけ、高校の体育館で過ごしたけど、

      ↓

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_0586.html

夏ならともかく、この冬の時期だと、とても、体がもちません。

壁にかかっていた柔道着の下、つまりズボンを敷いてね、上着を掛けて寝たわけ。

体育館だから、屋外じゃなくて、屋根も、壁もあるのだけど、ガタガタ震えて、眠れるもんですか。

それも、仰向けにならず、つまり、背中全体をつけないでね、片方の肩を下にして寝るわけ。

そう、お釈迦様状態ですよ。(苦笑)そのほうが、少しでも、体温が床から逃げるのを減らせるからね。でも、いっしょ。あの寒さでは、寝られません。

「見よう見まねで、段ボールを敷いて、新聞紙を体に巻きつけてみたが、

寒すぎて-----」という元派遣労働者の談話があったけど、わかるよねー。

施設の開放について、役所は、きっと「災害時でもないのに」とか「前例がない」とか言うのだろうけど、

麻生首相も、「100年に一度の経済危機だ」って言ってるでしょ。

なら、そのくらいの対策はやらなきゃあ。

東京、だけじゃないから。神戸でも、同様の事態が起きてます。

東神戸遊園地は、日比谷公園と同じ状態です。

きっと、全国各地もいっしょ、だろう。

いったい、どこが、「経済大国」だっつうの?

いつから、日本は、こんな情けない国になったのだろう?

 

§「新世界」。本田美奈子.さんの最後のシングル。

話を戻します、また、いずれ、この話はゆっくり、と思うのだが、

その間に、状況が進展していくのが常でして、なかなか、うまくいかない。

もっとも、「政治オンチ」のオイラには、取り上げるには難物、だけどね。(苦笑)

 

というわけで、本田美奈子.さんの「新世界」なんだけど、

本当は、別の曲を考えていた。歌謡曲の「ワルツ」ですわ。

え?先日、逝去された遠藤実先生の「星影のワルツ」だろうって?

いいえ、そんな“ストレート”は、「てんけい」は投げないよ。(笑)

今の暗いご時勢、予定していた「暗いワルツ」はやめときます。

「新世界」、といえば、昨年の川井郁子さんのライブを思い出すね。

20000円のチケットが、タダで手に入って、ホント、ラッキーだったわ。(笑)

      ↓

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_0b78.html

川井さんも、次代の地球を担う、子供たちへの「生命の賛歌」― これが、このCDの主題です、と語っておられましたが、

本田さんの「新世界」も、うーん----どうだろ----

「歌」というより、「祈り」に近い。そう、思う。

原曲は、いうまでもなくドボルザークの「交響曲第9番」。

あれあれ、クルマのTV-CM、女性指揮者の西本智実さんが出演されてるやつ、

あの曲です、もっとも、CMで流れてるのは第四楽章、本田さんのは、第二楽章だけど。

あ、これ、合ってる?まあいい、(笑)

これね、作詞は、実は、本田美奈子.さんご自身の作品です。

ま、知ってる人は知ってるけど。(笑)

この詩、いいよねー、好きです。

1番と、2番があるんだけど、2番が、意味シン、かな。

えーと、2番だけなら、いいか、(笑)書いちゃいますね。

 

「消えるこころ 持つならば

実るこころ 与えよう

そっと そっと 少しずつ

明日の 花を 咲かせよう

守りたまえ この世界

永遠(とわ)につづく 幸せを 幸せを---

 

本田さんの美しいvocal聴いてるときは、気がつかなかったけど、

文字に起こすと、このフレーズ、

「消えるこころ 持つならば 実るこころ 与えよう」

うん、考えてしまいますね。

ここから先は、本田さんの作意をはずれた(?)「てんけい」流の私論です、

「雑談」の極致です、が、本人的には意外とマジメ、です(笑)

 

「消えるこころ」を、「たよりない、危うげな心」と解するならば、

「迷い」・「怒り」・「嫉妬」に満ちた、人間の煩悩と、とらえることも可かもしれない。

然るに、「煩悩即菩提」、つまり、「煩悩」があればこそ、「悟り」を開くことができる、

これは、大乗仏教の「イロハ」である。

よって、「実るこころ」とは、「菩提心」(=菩薩の境地)ではないか。

浄土の真宗の宗祖、親鸞聖人ならば、

「消えるこころ 持つなれば  実るこころ 与えよう」

と、強引に言い換えたかもしれない。(笑)

さて、「浄土の真宗」といえば、思い出されるのが、

本田さんのお言葉、

「私は、太陽になりたい」である。

拙ブログ、「『歎異抄』は親鸞の思想ではない」から引用すると、

      ↓

http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_6837.html

 

---------

「阿弥陀仏(=阿弥陀如来)」とは何か、というと、その別名を、

「尽十方無碍光如来」(じんじゅっぽうむげこうにょらい)といいます。

“その放つ光は、さえぎられることなく、十方世界を、ことごとく照らす”という意です。

ですから、このように表現することができます。

阿弥陀仏とは「光」であり、「智恵」であり、また「真理」そのものであります。

更に、具体的に言い換えるならば、阿弥陀仏は、「太陽」である、といえましょう。

親鸞の言葉を借りますと、

~~~~~~~~~~~~

「数知れない世界に、なにものにもさえぎられない智恵の光をお放ちになるから、尽十方無碍光仏と申し上げる。この仏は光ばかりのお姿で、色も形もおありにならない。」

            (「唯心鈔文意」現代語訳:石田瑞麿氏)

~~~~~~~~~~~~

だから、本田さんの、そのお話を聞いたとき、

「そうか、本田さんは阿弥陀仏になりたい、とおっしゃってらしたのか」

と、強い感銘を受けたのを憶えている。

「消えるこころ」とは、「無常観」、ないし「万物は流転する」との仏教の宇宙観にもとづくもの、

であるなら、「生あるうちに、悟りを開けよ」というのが、

阿弥陀仏の「大慈悲心」である。

ここでのポイントは、「与えよう」という言葉。

「絶対他力」の浄土の真宗においては、「念仏」も、「信心」も、「悟り」も、

人間の所為にはあらず、

阿弥陀仏より、差し向けられたものに他ならない。

つまり、本田美奈子.さんの「新世界」は、

浄土の真宗」の摂理を、よく表している、と申せます。

本田さんのスゴいところは、このようなことが、「アタマ」ではなく、

おそらく、全人格的なところから、滲み出てきたものだと思う。

それでないと、こんな詩、書けません。

ご闘病中にも、たくさんの草稿を残されたか、あるいは、

新しい詩作のイメージがいくつも、おありになったのではないだろうか。

かえすがえすも、残念です。

----------------

さて、皆様方には、「てんけい」のくだらぬ“法話”にダマサれることなく、

本田さんの「新世界」をご鑑賞していただきたく思います。(笑)

オススメのCDはこれ、「本田美奈子.クラシカル・ベスト~天に響く歌」です。

      ↓

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NOISDY/nifty05-nif1689-22/ref=nosim

前にも、御紹介しましたが、このCDにはDVDが付いていまして、

そのDVDでは、この「新世界」、それに「つばさ」「AVE MARIA」の3曲が、

映像付きで鑑賞できます。

ことに、「新世界」は、我が国最高のオーケストラの一つ、

NHK交響楽団に、「ソリスト:本田美奈子.」として招かれての共演時の映像です。

是非とも、聴いて、また、観ていただきたい。

私的には、児童、お子様にも鑑賞願いたいですね。

きっと、得るものがあろうかと。

本田美奈子.クラシカル・ベスト~天に響く歌~(DVD付)

 

さて、この新年が、本田さんの祈りのように、全世界の人々に幸多かれ、

と願うばかりです。

もっとも、「祈り」だけでは、世界は変わらないのだけど。

というところで、雑談は「おしまい」にします。

-------------

PS:原曲解説は、例によって、アンドウトワさんです。

     ↓

ドヴォルザーク1

さて----、どうしょうか、お正月だから、まあ、いいか!

ってわけで、本田さんの「新世界」、毎度おなじみのYou Tubeです。

初めて観られる方、カンゲキするよー、きっと。

DVD所収の映像とは、別のものです)

     ↓

http://jp.youtube.com/watch?v=D8ywTk6pRr0

川井郁子さんの「新世界」もどうぞ。本田さんのファンとして、何かとお世話になっていますので(←謎)。春には、新作CDを出されるご予定。

新世界(初回限定盤)(DVD付) 新世界(初回限定盤)(DVD付)

アーティスト:川井郁子
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2008/07/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2008年12月23日 (火)

またも「罪ほろぼし」です。~「ノクターン」平原綾香さん。

と、いうわけで、またまたまた「罪ほろぼし」。

となれば、平原綾香さん、ということなのだが。

 

§「Jupiter~平原綾香ベスト」が発表されていました。

そもそも、この、彼女初のベスト・アルバムが出たときに(2008-2月)、

「これは、取り上げなくては」と思っていた。

と・こ・ろ・が・----

“例によって”(苦笑)ついに、果たせずじまい。

遅ればせながら、ではあるが、このCD

Amazon.co.jp Jupiter~平原綾香ベスト: 平原綾香: 音楽

平原さんの過去のアルバムから1枚、となると、

これに尽きるかもしれない。よく、まとまっている。

ジュピター」が1曲目である。そりゃ、もちろん、デビュー曲だから。

でも、彼女の「ジュピター」は、日々、進化している。

ライブなどを観ると、そう思う。

SAPPARI WAYA: 綾香さんのライブIN神戸。<その4>――罪ほろぼし。(実践編)

だから、無理であることは、百どころか、千も承知であるが、

この「ジュピター」だけは、New Takeで聴きたかった。

私が絶賛の「スタート・ライン」も、

SAPPARI WAYA: 年末には「第九」。ですが(補足済)

ちゃんと、最終曲に収録されている。

私がたまたま、落ち込んでいた時期、

この「スタート・ライン」に、どれほど、励まされたことか。

アルバムの掉尾を飾るには、最適の名曲である。

§平原綾香さんの新作CDがこれ。「Path of Independence」。

そこで今回は、あわてて、ご紹介することにした。

タイトルを邦訳すると、「自立への行程」---くらいの意なのだろうか。

もしかしたら、今春、彼女が大学を卒業された、ということも関係しているのかもしれない。

たしかに、「自分探し」とか、「自分らしく生きて」とか、そういったメッセ-ジが、

全篇にわたって、散りばめられている。

以前にも書いたが、この年齢で、

このように、自分の「世界観」を前面に出す歌手は、昨今、珍しいと思う。

1曲目が、アルバムタイトルの「Path of Independence」。

のっけから、胸にジーンとくる。

8曲目の「朱音 あかね」。

少し、異質だと思ったら、谷村新司さんの作詞・作曲だった。

でも、ちゃんと“平原‘sワールド”に仕上げているのは、立派。

12曲目の「雨のささやき」。

平原さんご自身の作詞、宮川彬良さんの作曲。

もう、おなじみの“名コンビ”の手による、美しいバラードだ。

書いていると、キリがないのだが(苦笑)…

 

§やはり、コレかな…平原綾香さんの「ノクターン」。

さて、何度、聴いても、ドキドキするのが、

ノクターン」。

例によって、小生の独断と、偏見に満ち満ちた感想を書いてみる。

(日本語歌詞のほうは、「カンパニュラの恋」という題名が充てられている。ここでは、英語詞版の「ノクターン」を取り上げる。

さて、彼女の英語の発音については、さておき、であるが)

あのデビュー曲、「ジュピター」(ホルスト)、そして、「シチリアーナ」(レスピーギ)に続いての、「クラシカル・クロスオーバー」路線、第3弾。

「ノクターン」といっても、数々あるが、今回のは、ショパンの曲。

有名な曲だ。

同じくショパン作品の、「幻想即興曲」とかこの「ノクターン」は、

特にポピュラーだから、フィギュアスケートとか、映画の劇中音楽でも、よく使われていたと思う。

さて、ショパンは、20曲ほどのノクターンを書いたが、

今回、平原さんが選ばれたのは、第20番、最後の作品である。

 

この曲、実に甘美極まりない、そして、どこか物悲しげな主題を有する。

ちなみに、「てんけい」イチ押しの、クラシカル・クロスオーバーの旗手、

増田いずみさんも、この曲を取り上げておられた。

Amazon.co.jp ロミオ&ジュリエット: 増田いずみ, カッチーニ, ラフマニノフ, ショパン, ベートーヴェン, ドビュッシー, プッチーニ: 音楽

増田さんの演奏は、その声質も楽曲のアレンジも、

そこはかとなく、「優雅」な感さえしたものだが、

この平原さんの「ノクターン」は、どうか。

初めてラジオで聴いたとき、私は“ぶったまげた”。

 

たしかに美しい。しかし、絶望的な哀しさを覚えずにはいられなかった。

その哀しさは、胸をかきむしられるような思いにとらわれるほどである。

平原さんは、まさに文字どおり、「魂」の慟哭を、

全ての“抑制”も“飾り”もかなぐり捨てて、

叫ぶが如く歌いきっている。

それは、ちょうど、本田美奈子.さんが、

ミュージカル「ミス・サイゴン」のステージ上で歌われた、

命をあげよう」を想起させる。

 

以前、私は、SAPPARI WAYA: 二つの「ジュピター」。(平原綾香さんと本田美奈子.さん)において、

「平原さんの歌唱の方が、本田美奈子.さんと比してストレートである」

と書いたことがある。

この曲に関しては、まさに、平原さんの“面目躍如”、といったところか。

アルバム「Path of Independence」は、全14曲を収めるが、

平原さんのこのような“soulful“な唱法は、この歌以外にはみられない。

また、過去のCDでも、「私の」記憶にはない。

聞けば、この歌、緒方拳さんがご出演されていた 方拳さんの緒 方拳さんの緒 方拳さんのTVドラマの

主題歌だったそうなのだが、

私的に申せば、「なんと、勇気ある決断」。

さて、くどくどと書いてしまったが、

 

「ノクターン」には、「夜想曲」という和訳が与えられている。

「暗い夜」の向こうには、明るい朝が来るのか、

あるいは、畢竟「無明長夜」、漆黒の闇だけしか残されていないのか、

いずれを採られるかは、皆さんにお任せする。

 

ちなみに、平原さんの「ノクターン」は、

Everything has an end, but we’ll be reunited

という歌詞で終わっている。

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さて、毎度、おなじみのYou Tubeでの平原さんのPV紹介。

YouTube - ノクターン

いずれは、クラシック曲ばかりのアルバムを、とも語っておられた

平原綾香さん。これからのご活躍に注目したい。

そこで、来年の平原さんのライブコンサート・スケジュール。

ローソンチケットのチケット販売サイト「ローチケ.com」|検索結果

ショパンの原曲の解説は、

「クラシック名曲サウンドライブラリー」の、

アンドウトワさんにご登場願います。

ショパン1

 

前にも書いたが、平原さんのvocalには、彼女特有の「クセ」がある。

だから、どうしても、好きになれない、という方もおられる、と思う。

それでも、できれば、御一聴をおすすめしたい。

なにか、感じるモノがある、と思うのだが。

あ、そうそう、ジャケットがこれ。

Path of Independence Path of Independence

アーティスト:平原綾香
販売元:DREAMUSIC( C)(M)
発売日:2008/12/03
Amazon.co.jpで詳細を確認する

発売日、CD店で手にとって、私は約40秒間、固まってしまった。

“彼女、こんなに綺麗だったかな?”

 

またまた、罪ほろぼしになってない。     (おしまい)

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2008年12月10日 (水)

「てんけい」の妄想CD。(あとがき)~いえ、雑談です。

今年の初めころ、だったか、

あれから3年、ずっと、気になっていたことと、真剣に向き合ってみよう、と思った。

2008年の「つばさ忌」までに、仕上げよう、とは当初の目論見であったが、

例によって、見事に、間に合わなかったのは、汗顔の至り。

(重複するが)

本田さんの、デビュー20周年を迎えられた当時のご予定としては、

1.「アメイジング・グレイス」(クラシカル・クロスオーバー)

2.日本の叙情歌

3.美空ひばりを歌う

以上のスケジュールであったことが、「11・6」以降に公表された。

この中の1.及び2.については、私も、また、ファンの方の多くも、予想していたことであった。

事実、掲示板等には、数多くのクラシック曲、スタンダード・ナンバー、

映画音楽、童謡・叙情歌のリクエスト曲が寄せられた。

ところが、3.この「美空ひばりを歌う」が、私には、唐突であった。

「どうにも、現状の路線とはそぐわないのではないか」

そんな思いにとらわれたのである。

これは、私だけではないかもしれない。他のファンの方からも、美空ひばりさんの曲へのリクエストはがあったとは、あまり記憶にない。(私が忘れているだけかもしれぬが)

だが、確実に言えることは、これは、本田さんのご意思に他ならない、ということ。

 

「ならば、もし、本田美奈子.さんが、美空ひばりさんを歌わば、どうなるか」

 

誰もやらないのであれば、やってみるべし、と思った。

歌わせてあげたかった。

歌っていただきたかった。

~~~~~~

さほど、ひばりさんのファンでもない私には、「とんでもない」ことになるやもしれぬ、とは思ったが、頭の中でイメージを、膨らませていった。

そういった中で、おぼろげに、ではあるが、「なぜ、ひばりさん だったのか」という理由が、私には想像出来るようになってきた。

「出来上がり」は、下記の本文どおり。全曲を再掲してみると、

~~~~~~

「本田美奈子.  美空ひばりトリビュートCD

MINAKO,ひばり を歌う」

日本の誇る『ソプラノの至宝』の“原点回帰”、

いま、本田美奈子.が美空ひばりの世界に挑む

01. 越後獅子の唄

02. 東京キッド

03. あの丘越えて

04. 長崎の蝶々さん

05. ひばりの花売り娘

06. 港町十三番地

07. ひばりの渡り鳥だよ

08. リンゴ追分

09. 三百六十五夜

10.  ひばりの佐渡情話

11. 哀愁波止場

12. みだれ髪

13. 愛燦燦

14. 川の流れのように

* 真赤な太陽(ボーナストラック)

~~~~~~

当初から、美空ひばりさんの代表曲とされる、「悲しい酒」「柔」は入れるつもりはなかった。

「悲しい酒」は、暗すぎる。また、数々の歌手の方が、既に取り上げておられる。

(「お祭りマンボ」も昨今、カバーが多いので却下)

「柔」については、本田さんのソプラノには、ふさわしくない、と判断した。

私の“こだわり”としては、「長崎の蝶々さん」「ひばりの渡り鳥だよ」、

そして「三百六十五夜」くらいか。

ファンではないので、B面曲、アルバム曲までは、存じ上げない。

よって、つまるところ、「月並み」な選曲に落ち着いてしまったようだ。

 

迷ったのは、「川の流れのように」の扱い。最後まで、入れるかどうか、迷った。

失礼な言い方ではあるが、本人的には、“耳タコ状態”