2024年1月31日 (水)

忘れようとして(64)~統一教会と木原事件が最重要。

「戦艦『大和』反転の真相」のつづき、の前に少しだけ・・・

忘れる前に、書いておきます。

 

自民党の政治資金パーティーをめぐっての

“裏金疑惑”の捜査は、

文字通り「大山鳴動、ネズミ一匹」の状態で終了しました。

 

エックス(旧ツイッター)では、

#検察がんばれ」の文字も踊っていましたね。

ただ、今回の結果はほぼ想定どおりでした。

(「ほぼ」と書いたのは、“五人衆”の内、一人くらいは----と)

 

というのも、伊藤詩織さんの事件、

名古屋入管でのウィシュマさん死亡、

袴田事件の再審のことなどを思い出せば。

 

おっと、森友学園と桜を見る会もありました。

そのような流れの中、

まさか検察が豹変するとも思えません。

 

まだ検察審査会という段階が残っていますが、

庶民にはやり切れない思いがつのるばかりの今日この頃です。

 

 

よく聞かれた言葉に、

「政治にはカネがかかる」というのがありますが、

私流に申せば、

“それは『本末転倒』である”といえます。

 

なぜか。

 

「政治にカネがかかる」と云うと、

政治が「目的」で、カネが「手段」なのですが、

現在の政治家連中のホンネは、

カネが「目的」で、政治は「手段」に過ぎないのです。

 

殆どの議員どもにとっては、

“国民の生活”とか、“国家の将来”などは、二の次・三の次であり、

むしろそれらは、自身の蓄財のための方便でしかない。

 

要するに、「政治家」ではなくて「政治屋」。

我が国に、二世・三世議員が多い理由がこれで判りますね。

 

政治資金規正法を変えるにしても、

「政治屋」どもにマトモな法改正ができるハズがありません。

なぜなら、泥棒が巡査を兼ねているのと一緒だからです。

 

また「派閥をなくす」云々には、興味はありません。

決してなくならないでしょう。

 

 

忘れぬうちに、まとめておきます。

~~~~~~~~~~~~~~

  1. 派閥などどうでもいい。また、なくならない
  2. 泥棒が巡査を兼ねている連中の作る法律は、抜け穴だらけ
  3. なにより、カネが第一目的のヤツらばかりが議員をやっているのだ、                               そこから改めないと解決が無い。

~~~~~~~~~~~~~~

 

そんなことより、私が最も問題にしたいことといえば----

ひとつは、旧統一教会のこと。

自民党は、どうしても、ココと縁を切る気はないと見えます。

 

旧統一教会は日本の政治の骨格も、方向性も歪めてしまっている、

そう私は判断しています。

 

ついでに----

これは私の妄想ですが、

今回、検察にアゲられた会計責任者・秘書等の人たちは、

統一教会から送り込まれたのではないか。

だって、議員、または会計責任者のどちらか、または両者が

それぞれを相手取って訴訟を起こしても、なんら不思議ではないでしょ。

双方ともおとなしくしているのは、不自然でしかありません。

 

あとひとつは、木原事件。

週刊文春のみが報じているのですが、

他のマスコミは、ずっと口をつぐんだままです。

これは張本人たる木原氏の事件性もさることながら、

メディアの姿勢こそが問われていることでもあります。

 

はっきり言って、政権への忖度。

 

“第四の権力”といわれるマスコミのだらしなさが、

権力の暴走(特に安倍政権以降)を許してしまい、

さらに、司法・検察すらも、

政権におもねるだけの組織になってしまいました。

 

と、ここまで書いてきて、

やはり最大の課題は、

私たち国民の側にあります。

韓国国民や、フランス国民を見習って、

もっと怒りの声を上げねばなりません。

 

今年は総選挙がありそうな予感がしているのですが、

まずは、棄権をせずに、

自民、国民民主、維新、公明(自国維公=地獄いこう)には

投票しないこと。

 

現在の岸田内閣の「支持率20%台」は、

あまりにも高過ぎます。

私ならどう見ても、ひとケタ以下の代物。

今年は「考えて行動する有権者」を心がけましょう。

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2023年11月30日 (木)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(38)~~~~~~~~~ 「戦艦『大和』反転の真相」深井俊之助氏(その4)

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Amazon 戦艦「大和」反転の真相

(前回よりのつづきです)

 

栗田艦隊は、なぜレイテ湾に向かわずに、反転してしまったのか。

戦後、深井氏はこの件について、独自に調査を積み重ねてこられたようです。

そして、本書での結論は、

 

「『大和』司令部に乗艦していた

作戦参謀:大谷藤之助(とうのすけ)中佐が電報をねつ造した」

 

ということでした。

その電報とは?

所謂、「ヤキ1カ電」といわれる電報です。

 

Wikipediaで当該電文を調べてみますと、

0945スルアン灯台5113浬ヤキ1カ機動部隊アリ」

と、あります。

 

一方、本書の深井氏による記述によると、

「敵 大部隊見ゆ ヤキ一カ 〇九四五」(P201)

また、

「栗田艦隊の北90キロメートルに敵大部隊あり、

地点ヤキ一カ、〇九四五」(P188

とも紹介されています。

 

3種類も見ると戸惑ってしまいます)

 

電報のフォーマットをネット検索してみました。

深井氏が漢数字を用いておられますので、

おそら戦闘日誌等と同じく、縦書きなのだろう、と思っていましたが、

どうやら、その通りで、

「軍用電報送達紙」という印刷用紙が使用されていたらしい。

 

右端にタテ長に受信人・発信人の欄があり、

上部に発所、着所・受信手、及びそれぞれの月日・時刻・所在地の欄が

あります。(他にも欄がありますが判読不能でした)

残りの空白部分に電文を記入する、といったフォームでした。

なお、通信手段としては、モールス信号が使われていたようです。

 

さて、数字の「0945」は時刻、「ヤキ1カ」は位置を表す記号です。

「ヤ」が横軸、「キ」が縦軸で「1カ」は更に

その該当した“マス目”を、更に16分割して、

その内の1部分を特定しています。

 

電報に書かれた位置の米艦隊と戦うために、

レイテ湾とは反対方向に舵を切った、ということですね。

 

深井氏が、その「ヤキ1カ電」をねつ造であると断じた理由は

次の3点。

 

*************************

  1. 優秀な「大和」の通信機器・通信班では受信していない。
  2. 通信要員が一部しかいない栗田艦隊の通信班が受信したと。

  (出発して早々に旗艦「愛宕」が沈められたため、栗田艦隊司令部は「大和」に移乗していました)

  1. 発信者も受信者も記されていない電報など存在し得るか。

*************************

 

上記の深井氏の結論は、私には「初見」でありましたが、

“レイテ湾海戦について、現場の兵士による

こんな明白な説が展開されているのだから、

この本は、さぞ大ベストセラーになったのかな“と思いましたが、

どうだったのでしょう。

(小生、新聞・TVはこのところ御無沙汰していますので、

世間の情勢には疎いものでして)

 

とにかく、レイテ沖海戦 - Wikipedia

をチェックすることにしました。

 

*************************

ちょっと横道にそれますが、

私はWikipedia100%正確であるとは思っていません。

でも、参考に資するには重宝なことが多いです。

 

あと、特記しておくべきことがひとつ有りますので。

 

日本語版ウィキペディアの歴史修正主義」という問題ですね。

この件、数年前からあったのですが、

たぶん―今も存在していると思っています。

具体的には、先の大戦に関した項目で頻出しており、

例えば、「731部隊」とか、所謂「慰安婦」ですとか「南京事件」等々。

 

ごく最近々の事案では、松野官房長官の、

関東大震災時の朝鮮人殺戮に関し、

「政府内に事実関係を確認できる記録が見当たらない」という発言。

→関東大震災時の朝鮮人虐殺 「記録なし」松野官房長官:東京新聞

 

「日本語版ウィキペディアの歴史修正主義」が、

「今も存在している」と想像している理由は、

先日の「Dappi事件に関する判決」があります。

デマ拡散『Dappi』 首相は調査を否定 中日スポーツ

この「Dappi」には自民党が深く関与していると考えるのが妥当。

 

つまり、「現在の自公政権は歴史修正に躍起になっている」。

「日本語版ウィキペディアの歴史修正主義」も、

Dappi」に倣ってでしょうか、

組織的に歴史修正主義勢力が動いている可能性が高い。

*************************

 

レイテ沖海戦 - Wikipediaの分量は、大変なものです。

正直、全文を読んでいませんが、

深井氏の説についても、記述がありました。

 

ここで私が判ったことは、本書の刊行を待つまでもなく、

以前から、つまり、終戦直後から

「『ヤキ1カ電』ニセ物説」は存在していたらしいですね。

                                (つづく)

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2023年10月30日 (月)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(37)~~~~~~~~~ 「戦艦『大和』反転の真相」深井俊之助氏(その3)

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Amazon 戦艦「大和」反転の真相

8月の記事のつづきです)

ガザ地区で、イスラエルが戦争を始めてしまいました。

イスラエルは、イランと開戦するかも、と思っていましたが、

いずれにせよ、大規模な戦争になりそうです。

しかも、ウクライナ戦争と同じく、全く先が見えません。

“こんな時に、「レイテ沖海戦」どころか”

と自分でも思ってはいるのです。

人間はこのような蛮行・愚行をいつまで続けるのでしょうか…

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

レイテ沖海戦の作戦目的は、

フィリピンの日本軍基地を守り抜くこと。

作戦名は「捷(しょう)一号作戦」と呼ばれていました。

「一号」と言うからには、「二号」以下も有りまして、

連合軍が攻め込んでくる日本の地域によって、

「四号」までが想定されていたとのこと。

これは、本書によって初めて知りました。

 

ちなみに【捷】という漢字は、「敏捷」の「捷」で、

「早い」という意味の他に、

同じ音読みの【勝】と同じく、「勝つ」という意味があります。

 

さて大本営は海軍の総力を結集して、

本作戦に投入します。

と言いましても、1944年といえば戦争末期、

艦艇数も、航空機の数もかなり少なくなっていました。

4つの艦隊が編成されまして、

内訳は、本書によれば、

 

栗田艦隊 32

西村艦隊 7

志摩艦隊 7

小澤艦隊 17

 

小澤艦隊は空母4隻を擁し、

空母に搭載された航空機は108機。

他に、フィリピン基地の航空機が150-200機。

 

艦艇数に関しては、若干の異説もあるようですが、

いずれにせよ、当時の海軍の残存戦力を、

全てかき集めたものです。

1941年の開戦時の威容と比べると、なんとも寂しい兵力なのですね。

 

米軍側の兵力については、深井氏の記述はありません。

他の本(注1)を見ますと、

「戦艦12、空母35,巡洋艦26、駆逐艦141」とありました。

214隻、単純な数量比較で日本軍の3倍強。

航空兵力も、やはり少なくとも約3倍は有していたはず。

 

但し、このような数字の列挙のその前に………

あのレイテ沖海戦の時点で、

日本の制空権はほぼ皆無でしたし、

即ちそのことは、米潜水艦の自由な活動を保障しますから、

制海権も、米軍が圧倒していました。

(現実に、栗田艦隊は出撃直後に潜水艦の攻撃を受け、

旗艦を含めた重巡洋艦3隻を失っています)

 

制空権・制海権共に奪われていた状態で、

戦力も圧倒的に米軍側が優勢。

この現実を最初に、認識しておく必要があります。

 

 

さて、“カギ”は、4隻の空母を擁した小澤艦隊です。

実は、この艦隊の任務は“おとり”でした。

自身を犠牲にして、レイテ島付近から米空母部隊をおびき出し、

栗田・西村・志摩艦隊のレイテ湾への進入を成功せしめる、

という計画なのです。

ただし、「空母4隻」といっても、

正規空母は1隻のみ、あとは改造空母。

御存じのように、1942年のミッドウェー海戦において、

日本海軍は正規空母4隻を一度に失っていました。

 

“おとり”を使ってレイテ湾を急襲する、とは

なんとも情けない窮余の一策----

いや、「作戦」とも呼べない無謀なものですが、

そこまで大本営は追い詰められていた、ということです。

 

ところで現実には、米軍はこの“おとり”作戦に引っ掛かってしまいます。

 

さァ、主力の栗田艦隊が突入する番・・・と思いきや、

艦隊はレイテ湾へ向かわずに、違う方向に進んでいきます。

これが世にいう、「栗田ターン」「栗田艦隊 謎の反転」なのでした。

                                    (つづく)

 

(注1)「日本の戦争解剖図鑑」(2016年:(株)エクスナレッジ刊)より

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2023年9月30日 (土)

忘れようとして(63)~ジャニーズ事務所の件ですが

「戦艦『大和』反転の真相」のつづき、の前に少しだけ・・・

忘れる前に、書いておきます。

 

~~~~~~~~~~~~

くだらねえな、どのTV #ジャニーズ 事務所の会見ばっか。これを #体制翼賛 TVの見本という。それより、なぜTV局が当初この事件を無視してきたのか、そっちのほうが大問題。社長が代わろうが、社名が変更されようが、枝葉末節。#東山紀之 #藤島ジュリー景子

 

9/3の #サンモニ(#TBS)でも #ジャニーズ 事件に対し局の姿勢を言ってたが、ならば #松野官房長官 の #関東大震災 の直後に起きた #朝鮮人 殺戮について「政府内において事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」との発言をスルーするか?当日の特集「関東大震災から百年」だったんだぞ!

~~~~~~~~~~~~

 

以上、9/7tweetしたつぶやきです。

あ、現在は“ポスト”って言うのですね。

時間を置いて、もうひとつのポスト。

 

~~~~~~~~~~~~

#NHK は当時この問題について認識が薄く、その後も取材を深めてニュースや番組で取り上げることはありませんでした」嘘!#木原官房副長官 の問題を取り上げないのもそうなの?#ジャニーズ 事務所及び、政権への忖度。#松野官房長官 の #関東大震災 に関する発言も酷い。

~~~~~~~~~~~~

 

さて、あの「大政翼賛会的TV中継」(TV東京のみ別路線w

から、数日経ちましたが、

「大山鳴動して鼠一匹」状態であると私は思っています。

 

ジャニーズ事務所は、大きく改革されるとは思えない。

メディア側も、今後の報道姿勢が変化するかといえば、それも「No」である。

 

まず、ジャニーズ事務所について。

社長は替わりましたが、藤島ジュリー景子氏の「院政」は続くと思います。

彼女が株式を保有し続けるというのもその一因。

東山紀之氏に、会社経営の実務はありません。

が、会見の席上、「性加害者」の一面があったらしい、ということが

暴露されてしまったのは、皮肉なことでした。

 

そしてメディア側の問題。

三つ目のtwNHKが出したコメントを引用しましたが、

たぶん、他のTV局も似たりよったりのことを発表するのでしょう。

 

“当時この問題について認識が薄く”というのは大嘘で、

要するにジャニーズ事務所側から、

「貴社にはウチのタレントは出演させない!」

そうなることを恐れて、報道してこなかった、

それが本当の理由のハズです。

 

それは、NHKのみならず他の民放各局も同じこと。

ジャニーズに縁を切られたら、

あらゆる番組(バラエティー・音楽・ドラマ)が

制作出来なくなってしまいます。

そのことを怖れて、ジャニー喜多川を批判できなかった―

これが正解。

 

今ではどうでしょう、

ジャニーズ事務所のタレントのCM打ち切り等が相次ぎ、

まさに、「バスに乗り遅れるな」----

 

―この言葉は、日本がドイツ・イタリアとの三国同盟を

締結する直前の頃、つまり1940年に

日本国内で軍部を中心に、国民全体にも沸き起こった流行語だそうです。

つまり、“欧州戦線で勝ちまくっているナチス=ドイツと手を組もうじゃないか”

ということ。

この「三国同盟」が英米との開戦の原因の一つとなったのは、

皆様、ご存じのとおり。―

 

ジャニーズ事務所を支持する気持ちは

1ミリもありませんが、CM打ち切り等の連鎖を見ていると、

この「『バスに乗り遅れるな』状態」を思い出してしまいました。

あたかも“熱病”のように、

人々が一斉にある方向へ走り出してしまうことには、

十分な注意が必要です。

 

ところで、TBSNHKが今回の件

―以前にもブログに書きましたが、

30年も前から故北公次氏がその著書で

ジャニー喜多川の犯罪を明らかにされていました―

で、コメントを出しているようですが、

私は、まったく信用していません。

 

BBCの報道以後、かなり時間をおいて、

ようやく各局がジャニーズ事務所に対し、

批判の声を上げ始めましたが、その一方で----

たとえば、木原元官房副長官の疑惑については、

TV・ラジオ・新聞、いずれもその報道は皆無なのです。

 

だが、ジャニーズ事務所はとにかく叩く、

「バスに乗り遅れるな」の風潮の如く、一斉に叩く。

 

 

BBCの報道を待つまでもなく、

特に芸能関係のTV番組製作者の多くは、

ジャニー喜多川の事件を周知していたと思われます。

なぜ、“これは犯罪では”と

声を上げなかったのか、または上げられなかったのか。

そこが重要なポイントです。

 

同様に、木原元官房副長官の疑惑についても、

なぜ、“この事件はおかしいよね”と、

報道しないのでしょうか。

あるいは報道できない事情があるのでしょうか。

 

更に、驚くべきことに、今頃になって、

渋谷のNHK放送センターの内部に、

ジャニー喜多川専用の“リハーサル室”があった

ということが判明しました。

更に、同様の部屋はテレビ朝日にも

六本木の旧社屋時代にあったというのです。

 

9/7のNHKの声明が、

いかに嘘にまみれたものであったことかが、判明しました。

 

―こうなると、東京キー局すべてに

同じような施設があったのでは?と想像してしまいます―。

 

 

10月のジャニーズ事務所の2回目の会見より大事なのは、

メディアは、これまでの、

ジャニーズ事務所に対する誤った対処を、公開・猛省すること。

 

同時に、木原疑惑の事件に象徴されるように、

安倍首相時代より殊に顕著になった

政権への忖度・自主規制の体制を改め、

「権力の監視役」の立場を守ること。

 

が、なにより、

有権者=国民が、もっとしっかりしないとね・・・

ということになるのですが。

私は、総選挙は近いのでは、と予想していますが、

自民・公明・維新・国民民主には決して

投票しないことですね。

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2023年7月30日 (日)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(35)~~~~~~~~~ 「戦艦『大和』反転の真相」深井俊之助氏(その1)

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Amazon 戦艦「大和」反転の真相

この本の副題は「海軍士官104歳が語る戦争」、

宝島新書より20187月の発行ですから、わりと新しい本です。

(単行本は2016年発行)

 

6月24日、プリゴジン氏の率いる軍事組織「ワグネル」が、

モスクワへの進軍を、「反転」ではなく、突然に中止しました。

もしも、ロシア国内で内乱が発生したならば、

それが、ウクライナ戦争の停戦の契機になるかも、

と勝手に想像していましたが、シナリオは別の方向に進んでいきました。

 

プリゴジン氏に何が起きたのか、

まだよく分からないのが現状ですが、

このたびのことで、

元軍国少年の私が思い出したことがあります。

 

それは本書の題名のとおり、

第二次世界大戦の「レイテ沖海戦」(1944年)における

「栗田艦隊 謎の反転」でした。

 

その前にそもそも、レイテ沖海戦とはなんぞや、

ということなので、簡単な説明を。

 

第二次大戦末期の194410月、フィリピンを奪回せんと攻め込んできた

連合軍の進攻を阻むために、

日本海軍が一大作戦を企図したのです。

その目的はレイテ島(ルソン島から見て南東部にあります)への

米軍上陸阻止。

 

しかし、なぜかレイテ湾を目前にした、

「大和」を旗艦とする栗田艦隊は、進入せずに反転してしまいます。

この事件が、今次大戦の最大の謎でした。

 

偶然、図書館の書架で見かけたのが本書。

まず、目を引いたのが表紙の戦艦「大和」の写真です。

これは、有名な写真で、

(といっても、「大和」の写真は数多く残っていません)

モノクロでは見慣れていましたが、

ここでは着色補正が施されています。

 

撮影月日は判明していて、19411020日、

高知県宿毛湾沖で、完成時に行われた公試運転中のもの。

最高速度は、27.46ノット、つまり50.9km/時を計測しました。

 

実は、従来の白黒写真では気づきませんでしたが、

煙突とマストの中間の下方にも、

副砲の砲身が見てとれます。

大和・武蔵の世界最大の、直径46cm主砲は有名ですが、

15.5cm副砲は、前後に各1基と、

写真のように左右にも各1基が配置されていました。

PC画面上で見えるかどうかは微妙)

 

しかし1944年、

ということは、レイテ沖海戦の直前に

航空機による攻撃に対抗する改装工事として、

左右の副砲は撤去され、対空兵器が増設されました。

ですから、(私の知る限りですが)

「大和・武蔵」の市販の模型キットは、

改装後の外観が採用されています。

 

…………………………

2019年のこと、

『アルキメデスの大戦』という映画が、公開されました。

大和型戦艦の建造をめぐってのストーリーですが、

劇中、艦の計画段階に、出てきた模型が、

(当然ながら)副砲を4基備えていまして、

あらためて“へぇー、これが最初のビジュアルなんだね”

と思ったものです。

 

この映画の原作は三田紀房氏の漫画だそうです。

そのオリジナルは存じませんが、

映画のほうは、“失敗作だな”というのが私の感想。

「数学で戦争を止めようとした男がいた」

という広告のコピーに惹かれて観たのですが、

現実に「大和」は完成してしまったし、

戦争も実際に起きてしまいました----

では、“なぜ、そうなったのか”

この点の掘り下げがなされていなかった、と思いました。

 

映画の骨格にも私は不満がいっぱいで、

やはり、普通にオープニングとエンディングのCG映像は

入れ替えたほうがよかったのではないでしょうか。

…………………………

話が脱線しましたが、

なぜ「大和」の副砲にこだわっているかといえば、

本書の著者の深井俊之助(ふかい・としのすけ氏は

レイテ沖海戦時、

「大和」の副砲長を務めておられたのです。       (つづく)

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2023年6月30日 (金)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(34)~~~~~~~~~ 『十五歳の戦争』西村京太郎氏

Img_20230626_115021『十五歳の戦争』https://amzn.to/3PAf5Zs

 

2022年3月、ミステリー作家の西村京太郎氏が他界されました。

今回は、集英社新書シリーズから、

西村京太郎氏の『十五歳の戦争』を取り上げてみます。

この本の副題は「陸軍幼年学校『最後の生徒』」、

小説ではなく、氏の人生を綴ったもので、2017年の刊行。

氏は、1930年生ですから、

なるほど、このようなご経験をお持ちだったのですね。

表紙カバーの見返しに書かれている文から。

 

~~~~~~~~~

昭和2041日、少年:西村京太郎は、

エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。

8月15日の敗戦までの、短くも濃密な四か月半。

「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら

死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた―

~~~~~~~~~

 

戦中~戦後の時代、

作家としてご成功されるまでの自叙伝であります。

そして、昭和史に興味を持つ私は、

やはり、「あの戦争」についての、西村氏の想いに注目してみました。

 

氏は、本書の中で、

「なぜ、日本はあのような無謀な戦争を始めてしまったのか」

という疑問には正面から答えられてはいません。

 

ただし、「日本人が戦争(現代戦)に向かない理由」として、

7つの項目を挙げておられました。

その内、私が、特に気になった4つの事項を紹介します。

~~~~~~~~~

1.   国内戦と国際戦の違いがわからない。

4. 日本人は、権力に弱く、戦争を叫ぶ権力者の声に従ってしまう。

6. 日本人の場合、社会の前に世間があって、その世間に屈して、社会的行動を取れない。

7. 日本人が、一番恐れるのは「臆病者」とか「卑怯者」といわれることである。

   だからそのようにいわれるのを恐れて、戦争に賛成した。

~~~~~~~~~

 

  1. は、「国際感覚」のことだろうと考えました。

戦後80年になろうとしている現在、このことに関しては、

まだまだ遅れていると思っていますし、また、

それは「日本人の英語力」についても関連することであります。

魔女は眠らない、聖女は眠れない(30)

 

6. 最も注目したのが、これです。「社会」と「世間」。

この二つの語の定義付けから始めないと、

議論が進みませんが、著者による説明はありません。

そこで、私たち読者が考えないといけないのですが。

 

「社会」と「世間」-----

私的には、「理想」と「現実」、あるいは、

「大情況」と「小情況」、「理知」と「感情」ですとか、

そんな風な理解をしているのですけどね…

 

自分なりの例を挙げますと、

最近、話題のジャニーズ事務所の性加害事件。

でも、こんなことは、既に1988年、

男性アイドルグループ、フォーリーブスの一員だった、

北公次氏が公表しておられた事で、

“いまさら”の感のほうが強いのですが、

この事案に関して、

ジャニーズ事務所の現役タレントの

会見とか証言は無いですよね。……

 

西村氏のおっしゃる「社会的行動」とは、そういうことではないか。

そんなことを想像しつつ、読んでいました。

ジャニーズ事務所に対し、発言を控えるタレント、

なかなか報道さえもしなかった国内のメディア、

それを思うと、

日本が戦争へと突き進んでいった「あの時代」との

相似性が見えてくるのではないか。

 

ロシアがウクライナ侵略を開始して、

1年4か月が経ちました。

無理からぬことでもありますが、今まさに、我が国は

“戦時ムード”が立ち込めているように思えます。

 

岸田首相は、もう少しマトモな人物だと思っていましたが、

安倍・菅より酷い、ということがはっきりしました。

 

 

あとひとつ、西村京太郎氏は、

「日本は戦争の中立国になるべし」という

ユニークな論を綴っておられます。

当然ですが、「中立」というからには、

「戦争はしない」ということに他なりません。

 

~~~~~~~~~

戦争に向かない日本こそ、

その役をやれると、私は確信する。

アジアの、或いは世界のスイスになるのだ

~~~~~~~~~

 

上記のように、氏は第二次世界大戦のスイスを

例に示しておられます。

スイスは、ナチス・ドイツと連合国側を天秤にかけつつ、

外交を進めて自国の安全を保った、と書いておられました。

 

言い換えると、“二股膏薬的外交”の成果であり、

スイスが戦火に巻き込まれなかった因は、

決して、国民皆兵制の軍事力ではなかった、というのです。

(詳細は本書をお読みください)

たしかに、こういうところに

日本の進むべき道のヒントがありそうですね。

 

広島でのG7サミットを思い出してください。

現在の核兵器均衡の状況を追認しながら、

我が国の立場は西欧諸国の側にベッタリの方向を一層明確にし、

あらためて中国・ロシアとの対峙姿勢を打ち出しました。

 

が、日本は欧米とは異なり、

中露とは文字通りの、国境を接する隣国なのです。

これは、危険な“賭け”のような方針であると感じています。

その危険が、現実にならなければよいのですが…

 

被爆地:広島を、その「舞台背景」として

“利用”しただけの今回のサミットは、

見るべきものが全く乏しい“から騒ぎ”でした。

(勿論、私はロシアのウクライナ侵略にも、

習主席が進めている中華帝国主義にも反対です)

 

西村京太郎氏の提唱された

「日本は戦争の中立国になれ」は、

至極うなずける議論ですが…

 

安倍前首相はプーチン大統領と27回もの会談を重ねたのに、

また、「日本は、ミャンマーとは独自のパイプがある」とか、

言われていたにもかかわらず、外交成果は「ゼロ」でした。

課題は、日本の外交力・国際感覚だと思います。

 

たしかに「中立国」なんて

“絵に描いた餅”のようなハナシ、かもしれませんが、

岸田首相のように「米国追随一択」では、

大きな過ちに日本国民が巻き込まれかねません。

西村京太郎氏のような視点を、常に忘れずにいることが肝要です。

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2023年5月31日 (水)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(33)~~~~~~~~~ 『これから生きるあなたに伝えたいこと』

昨今のこの国の状況は目に余るものがある。

 

マイナカードのトラブル続発は、

あきれてモノが言えないほどで、

外国から見れば、まったくもって物笑いの種であろう。

 

そういえば、コロナウイルス追跡アプリの

COCOA」も、目茶苦茶なものだった。

我が国のIT技術は、これほどまでに酷いものだったのか。

 

「日本はG7議長国でござい」なんて言えるハナシではない。

全国民の顔に泥を塗ったようなものであり、

そのことを関係省庁はわかっているのだろうか。

 

昨日の岸田首相の長男:翔太郎秘書官の更迭に関しては、

あまりに遅すぎる処置で、

これまた物笑いでしかない。

(ついでに言えば、先般の岸田首相夫人の訪米にも、

問題があると思う)

 

「政治の私物化」と「利益誘導」は

安倍政権時も顕著だったが、

岸田内閣もそれに輪をかけている。

 

「異次元の少子化対策」にしても、

実際は、税または社会保険料の引き上げが財源なのだから、

“異次元”どころか、つまるところ国民への負担増であり、

“対策”なんてモノではない。

むしろ、逆である。

 

国民を舐めきっている。

逮捕されたあの“ルフィ”以上の、「詐欺国家」である。

 

秘書官の更迭以前は、夏~秋の総選挙が予想されていた。

この失態で、解散の確率は小さくなったと見るむきもあるが、

次期自民党総裁選を睨む岸田首相は、

今秋までに解散を実施するのでは、と私は思っている。

 

とまれ、選挙はいずれ行われるが、

今度こそ、自公政権-----

 

いや、公明党は連立政権を離脱するかもしれないが、

仮に野党に転じたとしても、自民党と組んで

これまで加担してきた悪政の数々は、とても許せない。

 

自公、そして維新・国民民主の候補者には決して、

票を入れないこと。

 

しょせん、自民党は“統一教会の手先”に他ならない。

岸田首相のこれまでの行動を見れば明らか。

世論とマスコミが、忘れるのを待っているだけである。

 

それにして、岸田内閣の支持率は落ちませんなぁ---

 

◇◇ゴマメの歯ぎしり。

美輪明宏・瀬戸内寂聴両氏の対談本がありました。

これから生きるあなたに伝えたいことAmazon

 

その中で、美輪明宏氏の言葉に以下のようなものが。

~~~~~~~~~~~~

政治家が悪いというのは事実ですが、

一番の責任は選挙民です。

危険な思想の政治家を選んで、支持しているわけですから。

~~~~~~~~~~~~第3章「戦争」より

 

「政治の劣化」が叫ばれてひさしい。

ただそれは、とりもなおさず、

「国民の劣化」でもあります。

また、NHKはじめ、既存メディアの劣化も進んでいます。

 

大手新聞、NHKの報道姿勢は、

「政権の代弁者」と同一ではないか、と思える時がままある。

私たちは、自分のアタマで、じっくり考えることが必要です。

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2023年4月30日 (日)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(32)~~~~~~~~~本日、八つ当たり。

Img_20230429_101822

◇◇ゴマメの歯ぎしり。

 

4/28、久々に新聞を買ってみました。

1面の見出しが「入管法改正案が衆院委可決」とのこと。

この法案、国際的にも批判を浴びているのですが、

2年前に、この法案が初めて提出されたとき、

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が

『非常に重大な懸念』という旨の

見解を示していました、もちろん今回も)

自公政権はそんなこと、お構いなしらしい。

 

昨年12月の拙ブログより。

中津燎子氏が、我が国を覆い尽くす「無責任体制」を

痛烈に批判なさっています。

その“ベスト10”の内の4番目がこちら。

~~~~~~~~~~

日本の難民・移民受け入れ体制全般の非人間的扱い方と、

入国管理局職員の排他的無責任

~~~~~~~~~~

20年前の中津氏のご指摘です。

 

私も約半世紀前くらいに、「入管問題」があったと記憶していますので、

魔女は眠らない、聖女は眠れない(29)SAPPARI WAYA

この問題の本当の発端は、さらに過去へと遡るはずです。

 

言うまでもなく、「人権」は民主主義の「イロハ」です。

これでも、「日本はG7議長国でございます」などと

うそぶくつもりなのでしょうか。

 

 

とまあ、血圧を大いに上げながら、新聞を読みましたが、

ロクなニュースがない(苦笑)。

社説は「12テーマ」になって

ずいぶんと年月が経つと思いますが、

(そもそもなぜそうなったんだろ?)

いつものことながら、実にくだらん、レベルの低い、

中学生並みの(って書けば中学生から抗議が来るかも)内容です。

そのせいかな?社説には署名が無いですね。

(そりゃぁ、恥ずかしくて名前など出せないでしょ)

 

悪口はこれくらいにして、

ラテ欄を見ますと、週間の視聴率ランキング(関西地区)

がのっていました。

TVはほとんど見ないのですが

1位は、MBSドラマ「ラストマン・全盲の捜査官」が15.5%

NHK朝ドラ「らんまん」は3位の13.6%。(へぇー---、あれが)

数少ない私が見るTV番組、MBS「サンデーモーニング」は、

10.8%で10位、案外数字は高いのですね---

 

ちなみに、多くの出演者は、

“奥歯にものの挟まったような言い方”をなさいますので、

言語明瞭・意味不明瞭、なんてことがよくあります。

今の時代、“SNSで炎上”ということを恐れて、ということでしょうか---

 

ところで、

「サンモニ」同様、日曜日、楽しみにしていたラジオの番組が

2つもなくなりました。

東京FMの「メロディアス・ライブラリー」と、

NHK-FMの「トーキング ウィズ 松尾堂」。

奇しくも、共に16年続いた長寿番組。

 

前者は作家の小川洋子氏、

後者は俳優・タレントの松尾貴史氏が

MCをつとめておられました。

 

どちらも「本」をメインのテーマに据えた、

(松尾氏のは少しひねったアプローチで)

実に楽しい番組でしたけどね。

 

お気に入りの番組はなくなるし、

たまに新聞を開くと気が滅入るし、

どうしようもありません(苦笑)。

 

もう疲れてきたのでやめよっか。。。

大体、今月ブログ更新はしない予定でしたが、

せっかくですので、今回はこんなところでアップします。

(人のことは言えない、本日は全く内容が無い)(爆)

 

PS: 番組HPURLを貼っておきます、あと数か月は閲覧可能???

Melodious Library【メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - (tfm.co.jp)

トーキング ウィズ 松尾堂 - NHK

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2022年5月31日 (火)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(21)~~渡辺延志著「歴史認識 日韓の溝」

*ゴマメの歯ぎしり。

時事ドットコムの20220527日のニュースから始めます。

 

~~~~~~~~~~~~~~(引用開始)

国連安全保障理事会(15カ国)は26日、公式会合を開き、

北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け

対北朝鮮制裁を強化する米国主導の決議案を採決したが、

常任理事国の中国とロシアが拒否権を行使して否決された。

北朝鮮への制裁決議案に拒否権が使われ、廃案に追い込まれたのは初めて。

(以下略)

~~~~~~~~~~~~~~(引用終了)

北朝鮮制裁決議案を否決 国連安保理、中ロが初の拒否権―機能不全露呈、総会説明へ:時事ドットコム (jiji.com)

 

なにが腹立つ、といっても、“国連の機能不全云々”より、

ロシア、中国、北朝鮮という、この“新・三国同盟”の面子を眺めると、

何とも情けない思いがします。

この三ヶ国、全部が日本の隣国であり、

しかも、すべて独裁国家であるからです。

こんな状況ですので、いわゆる“タカ派”が、

(主に、安倍前首相ですが)

防衛予算大幅増額だの、“核シェア”、憲法「改正」、

“敵基地反撃能力”などと異常に元気。

 

5/29のTBS-TV「サンデー・モーニング」で、

評論家:寺島実郎氏が、防衛費増加と、それに伴う

シビリアンコントロール(文民統制)の問題について

発言されていました。(「2.26」や「5.15」事件も触れられていましたか?

氏の発言については、いつもは首を傾げるばかりの小生も、

この日は大いに同感だったのですが(苦笑)、

 

これは非常に重要な指摘で、私たち有権者はムードに流されることなく、

7月の参院選においては、冷静な投票行動が求められます。

(具体的には私のTwitterでよく書いていますが、

「自公維新・国民民主は全員落選を!」です)

 

*佐藤正久氏の発言。

「発言」といえば、こんな記事も目にしました。

5/23の日米首脳会談を踏まえての発言です。

5月24日の毎日新聞から。

 

~~~~~~~~~~~~~~(引用開始)

自民党の佐藤正久外交部会長は24日午前の党会合で、

バイデン米大統領が台湾防衛に軍事的に関与する意思があると

明言したことについて

「大変良い失言、最高の失言をされた」と評価した。(以下略)

~~~~~~~~~~~~~~(引用終了)

「バイデン氏、最高の失言」 台湾防衛発言巡り自民外交部会長 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

実際の発言全体も聞かずに、ニュースの字面だけを見て、

批評するのもどうかと思いますが、 

一国の大統領閣下の公の場での発言を、

それも、評論家などではなく、党の要職にある国会議員が、

「失言」と表現したのは、

佐藤部会長ご自身が、よほど“歓喜の頂点”にあったとはいえ、

非礼に過ぎると思いました。

(内容が内容だけに、米国政府も怒れないのでしょうか?

 

もう一度、要点を整理しましょう。

  1. 防衛関連予算のみが急増することへの懸念
  2. それに伴う“防衛族”の政治への影響力の強大化の懸念
  3. 安倍内閣以降に顕著な非民主主義的な政権運営への懸念
  4. 言い換えると、シビリアンコントロール=文民統制の実効力への懸念

 

とまあ、「懸念」ばかりが脳裏をよぎるのですが、

そんな「懸念」について、

2013年6月、拙ブログに書いていました。

ちなみに、そこにも、佐藤正久氏が登場しています。

こちらです。

更にクロスオーバーの凄い歌手~三宅由佳莉さん。/そして、憲法のこと。: SAPPARI WAYA (cocolog-nifty.com)

 

 

「戦後最悪の日韓関係」といわれて久しいのですが、先日、

韓国では尹錫悦(ユン・ソクヨル)新大統領が誕生しました。

そこで、日韓関係の改善が、冒頭に記した“新・三国同盟”への対処として

必須条件であると思いつつ、手にとったのがこの本。

Img_20220525_101156

「歴史認識 日韓の溝—分かり合えないのはなぜか」Amazon

(渡辺延志(のぶゆき)氏著:2021年 ちくま新書)

きわめて今日的な課題に取り組まれた意欲作です。

 

見逃せないキーワードが、いくつもありましたが、たとえば、

 

  1. 東学農民戦争(1894年)
  2. 義兵闘争(1907年)
  3. 関東大震災における虐殺(1923年)

 

これらが、「徴用工問題」へと繋がっていくわけですね。

 

1.2.の「東学農民戦争」「義兵闘争」は、恥かしながら知りませんでした。

詳しくは本書を開いていただければ、ということなのですが、

今、ロシア軍がウクライナでやっていることと、

同様のことを日本軍が行っていた、と考えていただければ、

ほぼ合っていると思います。

 

3.の「関東大震災における虐殺」についてです。

小池東京都知事は、

(毎年、歴代の都知事が追悼文を送っていましたが)

就任2年目の2017年から、

朝鮮人犠牲者の追悼式典への、追悼文を送付していない、

というニュースがありましたね。

 

「歴史修正主義」の典型的な一例です。

 

*歴史認識。

あと、もうひとつ、こんなニュースも覚えておられるでしょうか。

それは20197月の河野太郎外相(当時)と、

南(ナム)駐日韓国大使との会談でした。

南大使の発言をさえぎって、河野外相が

「極めて無礼だ」と語ったあのシーンです。

 

日本政府の立場は、一貫して

「徴用工の問題は、1965年の日韓請求権協定で解決済み」

というものですが、なぜ、韓国の大法院が

異なる判断を下したのか、その歴史観の相違を

探っていくのが本書の意図。

 

読了して、なんとも言えぬ気持ちになりました。

とにかく日韓の歴史について、知らなかったことが多過ぎました。

また、安倍内閣以降、問題になっている、

公文書改ざん・廃棄という事案も、よくよく考えないといけない。

 

 

よく、外交において、

「未来志向」なる言葉を耳にしますが、

それは、まずもって過去の歴史を正しく知ることからのみ、

始まるのではないか。

 

河野外相と南大使との会談に戻ってみます。

当時は私も心の中で拍手をしたと思いますが、

本当に非礼なのはどちらだったのか-----

 

ロシアがウクライナを侵略しています。

我が国の安全保障において、

ますます日韓関係の改善が重要な意味を持ってきます。

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2020年4月 7日 (火)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(18)~緊急事態宣言。

一国民として、有権者また、納税者の一人として

僭越ではありますが、

安倍首相の“資質”について若干申し上げます。

 

  1. 語学力

「募っているが募集はしていない」のような発言に象徴。

他にも、耳を疑うような妄言は多々。

  1. 行動力

北朝鮮による拉致問題は、就任時の公約とは真逆、

1ミリたりとも前進していない。

  1. 判断力

血税200億円余を使って「布マスク2枚配布」とは、

愚策の極致である。

  1. 指導力

「説明責任」「.任命責任」などと言いながら、

甘利元経済再生相、佐川元長菅、秋元衆院議員、河井議員夫妻等々、

また総理自身も含めて、何らそれを果たしていない。

  1. 虚言症、又は健忘症

「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」

と発言されたが、いまだに首相も議員もやめてはいない

 

以上述べた如く、安倍氏の首相としての資質には

甚だ問題があると考えております。

 

 

現在、コロナウイルス禍について、緊急事態宣言の発令が

今日にも、実行されるとか。

 

ただ、Web上で欧米の状況を見ておりますと、

「とっくに日本も緊急事態である」という認識でしたが。

 

 

さて、安倍首相の言うところの「緊急事態」。

 

 

国民に求められるのは、

「パニックにならず、冷静な行動」

これにつきるのではないか。

 

 

それは報道するTV局・新聞社も同様です。

 

先日驚いたのが、この記事。

首都厳戒、外出自粛開始 感染爆発防止へ正念場(共同通信)

(引用開始)~~~~~~~~~~~~~~~~

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、東京都や首都圏などの各県が不要不急の外出自粛を求めた週末が28日、始まった。感染者が急増する都内外の人の往来を抑え、オーバーシュート(爆発的患者急増)を防ぐための異例の措置。普段はにぎわう百貨店や映画館の多くは臨時休業し、花見の名所も規制。首都は厳戒ムードに包まれた(以下略)

~~~~~~~~~~~共同通信 3/28() 5:49配信記事より引用

 

単に人出が少ないだけであるのに、

「首都厳戒」とは、いかにもひどい記事である、と思いました。

このように、人々をあおり立てる

三流週刊誌のような見出しは、使ってはいけない。

 

 

上の記事より1週間経ちました。

いよいよ「緊急事態宣言」が現実のものとなってきましたが、

“あの安倍首相”のやることだから・・・

というのが私の第一感。

 

とにもかくにも国民は「落ち着いた判断と行動」をするべきです。

及び、この世界規模のどさくさに紛れて、

トンデモない人権無視の施策が隠されていないか、

また、経済補償政策は十分か、

しっかりと注意する必要があります。

 

現在予想されるところの内容では、

諸外国のような「都市封鎖」には、ほど遠いものであるようです。

ならば、この宣言による劇的な効果は望めないのではないか。

素人の目には、「緩慢な収束」を目指しているように見えますが、

その隙に、さらなる感染拡大の危険も無いとは言えません。

 

国民への経済的支援策も最重要です。

「自粛要請」だけでは、生活できません。

しかしながら、今回の支援策にも非常に問題がありそうですね。

この「緊急事態宣言発令」と同一の

いわゆる「やってる感」が漂うだけ。

 

そんなことより、実体を伴う政策として、

「コロナ発熱外来」を別途設置するとか、

―例えば韓国のような方式で―

PCR検査をより広汎に行うとかの施策が必須でしょう。

(と書きつつも、医療従事者の方々も既に限界かもしれませんが)

 

 

安倍首相は、東京オリンピックの実施と、

憲法に手をつけることを、

自身の政治屋としての集大成にしたいと考えているようなのです。

(個人の感想です)

 

東京オリンピックは1年延期になりました。

しかし、私には「1年」という時間が、このコロナ禍が落ち着くのに

十分な時間であるとは、とても思えない。

 

もしも「中止」という結論に達したなら、

いよいよ「憲法改定」へ絞ってアクセルを踏み込むことが予想されます。

 

つまり、文字通りこのコロナ禍を「奇貨」として、

緊急事態宣言の結果の可否にかかわらず、

 

“だから憲法にも「緊急事態条項」が必要である”と

 

彼の得意とするトンデモない「屁理屈」を駆使しつつ、

「憲法改定」をより声高に叫び始めるかもしれません。

 

 

現実に戻ります。

果たして安倍晋三氏が、わが国の総理にふさわしいのか、

ここ数年考えてきました。

 

彼の発する、本日の緊急事態宣言は如何なるものか。

それに伴う緊急経済対策の中身、また

国民の不安を払拭するための検査体制はどうなるのか。

 

あわてることなく、あせることなく、騒ぐことなく

注意を怠らず、(←自分に言い聞かせています)

判断・行動していきたいものです。

 

そして・・・・

医療関係者、スーパーの従業員、

保育所、介護施設のスタッフ、

宅配便・市バスの運転手、

ゴミ収集担当者、郵便配達員…他にも大勢の方々がおられます、

この大変な時期に、

私たちの生活を支えてくださっている皆様に感謝です。

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