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2019年3月21日 (木)

司馬遼太郎原作の「燃えよ剣」が映画化されます。

燃えよ剣」が2020年公開を目指して、

製作されることが発表されました。

映画化は54年ぶり、とのことです。

私が、新選組副長の土方歳三の生涯を描いた、

この小説を知ったのは、TV映画からでした。

Wikipediaで調べてみますと、そのTVの放送時期は、

197041 - 923日」とあります。

“第1次オイルショック”の頃ですね。

ちなみに、以前に映画化されたのは1966年といいますから、

いずれにせよ、古いハナシではあります(笑)。

TVの放映回数は、全26回だったということですが、

このように、当時は2クールにわたるドラマが普通だったように思います。

阪神淡路大震災により、持っていた書物の多くを失いましたが、

幸運にも「燃えよ剣」の文庫本は、今も手元に残っています。

私の習慣で、購入年月日と書店名を書いていますので、

あらためて見てみますと、「1973910日 ○○書店」。

ということは、購入したのは、放送を見てから3年後。

その本屋さんは家の近くにあり、実によく通ったものですが、

震災で、商店街自体が無くなったと思います(現地に行ってないので)。

その本の写真もアップしようと思ったのですが、

3/19より、「ココログ」のフォームが全面改訂になり、

私のような、小学生以下のIT知識では、写真の表示が、

どうやってもうまくいかないので、アキラメました(苦笑)。

新潮文庫です。(←リンクを貼りました)

「カバー:池田浩彰」とあり、このデザイン、なかなかいいのですね。

映画のタイトル文字にも使えそうです(笑)。

先日、外出した際、現在の本も、手にとってみました。

配色は異なりますが、同じ意匠で、

(タイトル・著者名の配置とサイズ・色は若干異なります)

「映画化決定」の文字が躍る“腰巻”(=帯)が付いていました。

いずれ、主演の岡田准一の写真も印刷されることでしょう。

あと“こぼれ話”ですが―

不世出の左腕投手、江夏 豊(阪神-南海-広島-日本ハム-西武)は、

36歳にして、メジャーリーグに挑戦のため、渡米しますが、

そのとき、彼の荷物の中には、愛読書の

この「燃えよ剣」を入れていたと聞いています。

きっと幾度となくこの本を開いては、

ご自分の闘志を奮い立たせたことでしょう。

2020年の映画では、主演:岡田准一」と記しました。

そのとおり、彼が土方歳三を演じます。

私は、適役である、と大いに期待しています。


1970年のTV映画ではどうだったでしょうか。

土方歳三を、栗塚旭(あさひ)、

局長の近藤勇に舟橋元(げん)、

一番隊隊長の沖田総司を島田順司(じゅんし)がそれぞれ扮していました。

この3人、これまた見事なくらいにハマっていましたね~。

(と書いても、若い方は、ご存知ない俳優ばかりでしょうなー)

それも道理、この“トリオ”、1965年のTV映画

「新選組血風録」(これも全26回)(同じく司馬遼太郎原作)でも、

まったく同じ配役で出演しているのです。


「新選組血風録」については、殆ど記憶が無いのですが、

(これは、モノクロ作品でしたね)

「燃えよ剣」のTVは、毎週見ていたと思います。

この“トリオ”によるTV映画2作品のヒットにより、

「新選組ブーム」も決定的なものとなりました。


ただ、“ブーム”はいいのですが、

「土方歳三」=「栗塚旭」というイメージがあまりにも

強くなり過ぎた、という面も否定できません。

ですから、その後の俳優活動の上で、

栗塚旭ご本人も、ずいぶんとご苦労されたこともあっただろうと推察。


当然、岡田准一も、今回の映画化にあたって、

栗塚旭のTV映画のことは、知らされているはずです。

だからこそ彼が、また新しい魅力に溢れた土方歳三を、

創り出してくれるに違いない、と考えています。

土方歳三は、1869年(明治2年)511日、

北海道は函館の五稜郭の戦いで、戦死しました。

享年34歳。

今年は彼の死後、ちょうど150年にあたりますね。


そんな想いとか、この新作映画へ寄せる期待とかも含めつつ、

「燃えよ剣」について、ちょっと記してみるつもり。  (つづく)

                                                         (文中敬称略)

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