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2017年1月 1日 (日)

忘れようとして。(27)~「艶歌」。星野哲郎先生と水前寺清子さん


 

新しい年、2017年を迎えました、皆さん、お元気でいらっしゃいますか。

さて、遅くなりました、前回よりのつづきです。

 

星野先生と水前寺さんのコンビは、デビュー曲に続いて、

ヒット曲を連発してゆきます。

 

いっぽんどっこの唄」「いつでも君は」「三百六十五歩のマーチ

真実一路のマーチ」「おしてもだめならひいてみな

神様の恋人」「人生一路

 

どれをとっても、“人生の応援歌”というべき、

「援歌」、というジャンルを確立された、

星野先生・水前寺さんの珠玉の作品群といえましょう。

 

以前に拙ブログで、

 

~~~~~~~~~

御存じのように、従来、いろいろな「enka」が、存在してきた。

まず「演歌」そして、「艶歌」、また、「怨歌」、「炎歌」、「恨歌」、「援歌」、「厭歌」etc

~~~~~~~「艶華」。(あるいは、「極私的中森明菜論」):
SAPPARI WAYA

 

などと書いたことがありますが、

当の星野哲郎先生の談によれば

―このことは
Wikipedia
にも記述がありませんので、特記しておきます―

 

「僕はもともと船乗り志望でしたから、潮の香りが好きなんです。

だから、“エンカ”は『塩歌』です」といった旨のご発言もあったようです。

 

なるほど、となりますと、

先に挙げた北島三郎 さんの「なみだ船」、また、

鳥羽一郎さんの「兄弟船」あたりが、

さしずめ、『塩歌』ジャンルの代表曲、といえるかもしれません。 

 

さて、今回、私が大好きだった星野先生作の水前寺さんの歌として取り上げるのは、

そのものズバリ、タイトルも「艶歌」なのですが、

といっても、さほど“艶っぽい”内容でもなく、

水前寺さんにとっての“王道”、「援歌」路線そのものといえます。

当時、ある程度ヒットしたとは思うのですが、

私の調べた範囲では、ネットの歌詞検索サイトではみつかりませんでした。

 

(注:2011年当時のこと。現在では、ヒットする検索サイトも存在します)

~~~~~~~~

水前寺さんの凛とした歌声が、

星野哲郎先生の「援歌」の詩界をあますところなく表現された、

名曲であると、私は思っています。

 

星野先生の告別式にて弔辞を読まれたのは、

ほかならぬ、水前寺清子さんでしたが、

おふたりは、文字通り、“父子”のように、

二人三脚で芸能界を歩んでこられました。

 

あるとき、水前寺さんが星野先生に、

“今度はこんな内容の詩を書いてほしい”と言ったことがあったのですが、

そのとき、星野先生は、

 

「出来上がった歌詞を渡すと、

殆どの歌手は、最敬礼してうやうやしく押しいただくのに、

僕に注文をつけるとは、歌謡界広しといえども、キミだけだな」

 

とおっしゃったことがあったそうですね。

このことからうかがえますように、二人の絆は、

いわゆる「師弟関係」を超えたものになっていました。

 

こうして、水前寺清子さんは(前にも書きましたように)

NHK紅白歌合戦」(今、まさに放送中)に、

1965年(16回)から1986年(37回)まで22回連続出場され、

その内、紅組の司会を、4回も務められるような、

「国民的スター」の座に昇り詰められたのです。

 

現在の水前寺さんは、おケガも克服され、

今も現役で歌手活動を続けていらっしゃいますね。

 

私も、今一度、水前寺清子さんの「艶歌」を聴いて、

元気を絞り出し(笑)、新年を迎えようと思います。(おしまい)

 

水前寺清子さんのブログはこちら。

水前寺清子オフィシャルブログ

 

PS:「艶歌」の全部の歌詞・楽曲は、こちらのサイトで鑑賞できます。

艶歌 - 水前寺清子
-
歌詞&動画視聴 

なお、動画の中には、1968年レコード大賞作詩賞の授賞式で、

花束を手にされた星野哲郎先生の前で、

「艶歌」を歌っておられる水前寺さんの動画が有りますので、ぜひどうぞ。

 

水前寺清子・三百六十五歩のマーチ

 

水前寺清子 全曲集~人情・三百六十五歩のマーチ~

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