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2014年12月 7日 (日)

ハーモニカが拓く「クロスオ-バー、ノー・ジャンル」の世界~南里沙さん。

久々に、音楽のライブのことを書きます。

 

クロスオ-バー、また、ノー・ジャンル、となりますと、

本田美奈子.さんのファンの末席に居る身としましては、

見過ごせないアーチストでした。

 

しかも、今回の楽器は、「ハーモニカ」です。

ちょっと、珍しいライブでしょ?

でも、ハーモニカといいますと、子供の頃、ほとんどの方が、

一度は手にしたことがありますよね。

 

ハーモニカ、また、タテ笛…懐かしいですが、でも、

これらを“子供の楽器”、なんてバカにしてはいけません、

タテ笛にしても、れっきとした、プロのミュージシャンがおられます。

季節がら、こんなクリスマスCDはいかが。

Amazon.co.jp 栗コーダーのクリスマスII~the Holly & the Ivy~: 音楽

 

さて、今回のテーマは、ハーモニカでした。

演者は、南里沙さんとおっしゃいます。

 

 

まずは、セット・リストと、

並びに“釈迦に説法”的な(スミマセン、全く?な方もおられるでしょうから)

ごく簡単な説明です。

~~~~~~~~~~~

1. リベルタンゴ いわずとしれた、アストル・ピアソラ作曲の名曲であり、しかも、

クロスオ-バー・アーチストの、定番のナンバーといえます。

ヴァイオリンの川井郁子さんも、この曲に衝撃を受けて、

クロスオ-バーの道へ進まれる決心をされたそうです。

2. Ill Be Here   これは初めて聴きました。南さんのMCによりますと、

TVドラマでも使われたそうです。プリシラ・アーンの曲でした。

3. 悲しい酒 おなじみ、美空ひばりさんの大ヒット曲。

4. 夜の女王のアリア  モーツアルトのオペラのアリア、しかも、

ソプラノ・ソリストにとって、“最大の難曲”を、

まさか、ハーモニカで鑑賞できるとは、夢にも思いませんでした!

5. Alfie ヴァネッサ・ウィリアムズvocalで、1996年のTVドラマ『協奏曲』の

テーマで採用され、ヒットしましたね。

6. She 「エルビス・コステロの~」と言うよりも、映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌、と言ったほうがいいかも。

7. Move Over ごぞんじ、ジャニス・ジョプリンの名曲。

(休憩)

8. ムーン・リバー オードリー・ヘップバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』より。

9. Deep in Atrium これも初めて。このブログを書くにあたり、調べてはみましたが、

詳しいことは解りませんでした。しっとりとした、バラード調の曲でしたね。

ご存知の方、おられましたら、お教えください。

10. スペイン 平原綾香さんも、“ボイス・パーカッション”でカヴァーされています。

チック・コリアの、スタンダード・ナンバー。

11. Cafe 1930 リベルタンゴと同じくピアソラの作曲とのこと。

これも初めてでしたね。

12. 蘇州夜曲 西條八十作詞・服部良一作曲。“星の数”ほどの歌手が、

歌い継いでこられた、夢見るように美しいナンバー。「歌謡曲」というよりも、

今や、“我が国の代表的な歌曲”のひとつ、と申し上げてもいいと思っています。

13. Shenandoah それは映画だったのかなあ…なぜか、昔から知っています。

今、調べてみると、19世紀始め頃のアメリカ民謡、とのこと。

14. 見上げてごらん 夜の星を これも、クロスオ-バー歌手がこぞって取り上げて

おられます。作詞:永六輔 作曲:いずみたくの名曲。

もちろん、本田美奈子.さんも歌っておられますが、

やはり、この曲も、“我が国の代表的歌曲”のひとつ、ですよネ!

(アンコール)夢やぶれて ミュージカル『レ・ミゼラブル』の最も有名なナンバー。

  ご病気さえなければ、本田美奈子.さんも舞台で、歌われていたはず。

  ただ、これは“好み”ですが、ラストは、例えばですよ、

ラデツキー行進曲」(ヨハン・シュトラウス1世作曲)のように、

客席の手拍子を誘うような、明るいナンバーのほうが良かったように思います。

(ハイ、もちろん“好み”です)

 

あと、「おまけ」として、無伴奏の「ふるさと」を、上記のセット・リストの間の途中で、

演奏されました。

何度も書きますが、「3.11」以降、この曲を聴くのは、ただただ、辛いのですけど。

~~~~~~~~~~

 

 

実は、南里沙さんのコンサートにお伺いしたのは、2回目でした。

なぜ「ハーモニカ」なのか。理由を簡単に記してみます。

 

*なじみがある。小学生の頃、ほとんどの方が、手にされたことがありますよね。

*手軽で、持ち運びに便利。

*誰でもすぐに、音が出せます。

*それに比較的、安価。

*あと、だいぶ以前、TV小松亮太さんのバンドネオンの演奏を観ていて、

ふと、“ハーモニカの音に似ているな”って感じたことがあったのです。

バンドネオンも、ハーモニカも、金属製のリードを振動させることにより、

音を出す構造になっています。

ということは…もしも、ですよ、

上手くなれば、結構、高度な表現が期待できるのでは、

と、無謀なコトを想像してしまった次第。

 

それに、私たち世代では、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」とか

ビートルズの「Love Me Do」のイントロに、ハーモニカのサウンドが使われてたよなー

って、なんとも懐かしい楽器には違いないのです。(文中一部敬称略)

 (この稿、つづく)

~~~~~~~~~

南里沙さんのメジャー・デビューCDです。

 

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