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2013年3月24日 (日)

続々・クラシカル・クロスオーバー~結び:親鸞の和讃を音楽に乗せて。

(前回からのつづきです)

なぜ、親鸞は、

「念仏者は、弥勒菩薩と等しい」とか、

「念仏者は、如来の光に包まれている」

と、おっしゃっているのでしょうか。

 

 

実は、親鸞のお言葉に、「念仏は智慧なり」とあります。

浄土の真宗とご縁の少ない方には、

念仏(=南無阿弥陀仏)は、「亡くなられた人のため」とか、

「気分を落ち着かせるための“おまじない”である」とか、

はては、

「年寄りの“口グセ”だ」のように考えておられるかもしれませんが、

それは、間違いです。

なぜならば、「念仏は知恵にほかならない」なのですから―

 

 

再度、過去の拙ブログから引用いたしますと、

~~~~~~~~

阿弥陀仏とは「光」であり、「智恵」であり、また「真理」そのものであります。

更に、具体的に言い換えるならば、阿弥陀仏は、「太陽」である、といえましょう。

親鸞の言葉を借りますと、

 

数知れない世界に、なにものにもさえぎられない智恵の光をお放ちになるから、尽十方無碍光仏と申し上げる。この仏は光ばかりのお姿で、色も形もおありにならない。

                     (「唯心鈔文意」現代語訳:石田瑞麿氏)

~~~~~~~~~~~~「歎異抄」は親鸞の思想ではない。<その2>

 

 

ですから、小生の結論を再掲いたしますと、

~~~~~~~~

親鸞の思想とは、「死んでから」のことではなく、

「今の人生を生き抜く知恵」を、「絶対他力」に見いだしたものである、といえます。

~~~~~~~~「歎異抄」は親鸞の思想ではない。<その3>

親鸞の哲学についての詳細は、

「『歎異抄』は親鸞の思想ではない。」シリーズを、ご覧ください、

ということで、本日はお茶を濁しますが、ところで―

 

 

念仏は知恵である」という親鸞の言葉で思い出したのですが…

いま、「クラシカル・クロスオーバー」の先頭グループを担っておられるお一人に、

平原綾香さんがおられますね。

彼女が、(たしか、3年前の)コンサートのMCで、こんなことをおっしゃっていました。

曰く、「クラシック音楽には、生きるためのヒントがあります」と。

 

私自身、このような発想、というか、

このような感受性でクラシックを聴いたことはありませんでしたので、

非常な衝撃を受けたことを、よく覚えております。

 

平原綾香さんのクラシカル・クロスオーバーを、

“有名な過去の作品に歌詞をつけただけ”という風な評価も耳にしましたが、

「生きるためのヒントがある」と彼女に言わせしめるだけの、

身を削るにも似た努力・研究を、平原さんは、なさっておられるのですね。

ま、「てんけい・イチおし」の平原綾香さんにつきましては、またいずれ、ということで…

 

 

おっと、平田聖子先生に戻らなくては―

演奏を鑑賞いたしますと、これまた、東洋と西洋の「クロスオーバー」、

という感もありますね。先に挙げた

染香人のその身には - YouTube

真の知識にあうことは - YouTube等の他に、

amazonにも、CD紹介サイトがあります。

 

商品の詳細

http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&search-alias=classical&keywords=%E5%B9%B3%E7%94%B0%E8%81%96%E5%AD%90

 

さて、親鸞の和讃に音楽を付ける試みは、過去にもあったように思いますし、

そういえば、TVのワイド・ショーで、

ロックや、ジャズに乗せてお経や、法話をなさっているご住職の映像等も

記憶しております。

とかくの批判もありましょうが、

これも、時代の要請ではないだろうか、と私は考えております。 (おしまい)

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