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2013年2月11日 (月)

クラシカル・クロスオーバー。

2012年の4月→土居裕子さんの『サウンド・オブ・ミュージック』!(2011年度公演): SAPPARI WAYA

「サウンド・オブ・ミュージック」から始まりました本テーマも、

いよいよ“大詰め”というか、“クライマックス”にさしかかろうとしている。

 

自らの非才を棚に上げてはいかぬのだが、もともとは、2011年冒頭より

スタートをするつもりではあったが、

「3.11」が有り、いわゆる“失語状態”に長らく陥ってしまった。―

ただし、阪神淡路大震災を経験したこの身にあっては、「3.11」は、

決して忘れ得るものなどではない。

「フクシマ」、また「3.11」については、いずれ稿を改めるつもりだが。

 

 

“本題”の「クラシカル・クロスオーバー」に移る。

------------------

音楽ファンの皆様ならよく御存じの、詞・曲・歌とも、絢香さんとコブクロ

CM曲にも採用された2007年のヒット曲。

WINDING ROAD」の最後に、こんな歌詞がある。

 

~~~~~~~~

振り返れば ただ真っ直ぐに伸びていた

今日までを 辿る足跡

~~~~~~~~

「曲がりくねっているように見えていたこの道だが、今思うと真っ直ぐだったんだね」

というこの述懐。

 

何度も書くが、

本田美奈子.さんは、アイドル・ポップス歌手、ロック・バンドを経て、

ミュージカルに進出、そして、クラシカル・クロスオーバーの世界に

後年、たどり着いたのである。

今にして思えば、これは、ある意味“必然”であったかもしれない―

 

そして「WINDING ROAD」は、次のフレーズでこの曲を終える。

 

~~~~~~~~

曲がりくねった 道の先に 夢見てた

あの日の僕が 待っているから

~~~~~~~~

アーティストとして、様々なご経験を積んでこられた本田さんが、

遂にその手にされた、至高の音楽的境地こそが、

この「クラシカル・クロスオーバー」であったと私は信じている。

であればこそ、私は「クラシカル・クロスオーバー」について、

私なりに、愚考を重ねてきた。―

 

 

当ブログにてご紹介してきたアーティストは、ざっと以下のとおり。

(こうして見直すと、ずいぶん偏っていますね)

------------------

ヘイリーさん 増田いずみさん  ナターシャ・マーシュさん 堀江眞美さん

Akane LIvさん スミ・ジョーさん Yuccaさん  羽田健太郎さん

土居裕子さん 川井郁子さん ケルティック・ウーマン 本田華奈子さん(民謡)

雨谷麻世さん 平原綾香さん

------------------(順不同)

 

今、思い出したが、ヘイリーさんに関し、かなり以前にこんな質問を

ネット上で見かけたことがある。

その要旨は、

ヘイリーさんのコンサートに行くのだが、服装はやはり正装にするべきなのでしょうか”

といったようなものであったと記憶する。

 

私も彼女のコンサートには何度か行ったことがあるが、

ヘイリーさんのライブに行ってきました。<その3>: SAPPARI WAYA

ヘイリーさんのライブに感激。~ヘイリーさん、明日のNHK-TVにご出演です。: SAPPARI WAYA

ヘイリーさんは(ご本人もおっしゃっていたが)、クラシックの歌手ではない。

―また、仮にそうであっても、まわりの人々に不快感さえ与えなければ、

コンサートに行くに際しては、どんな服装でも構わない―

こんなことを持ち出したのは、やはり、クラシック音楽というものは、

人々にとって、まだまだ“敷居が高い”という感覚があるのではないか、

ということである。

 

本田美奈子.さんは、音楽活動における、自身のご体験もふまえた上で、

その“敷居”を少しでも低くしてみよう、とのお考えに至られたのではないか。

 

20128月の記事で→「ノー・ジャンル」―。: SAPPARI WAYA

「本田美奈子.さんの歌われた「この素晴らしき世界」を、

「反・差別」の歌である」と規定し、それこそが、

「反・差別」—すなわち、「価値観の多様性を認め合う」ということであり、

言い換えるならば、

「各々の音楽ジャンル(ポップス、ロック、唱歌、ミュージカル、クラシック、歌謡曲

etc)は、すべて等価である」と記した。

 

 

本田美奈子.さんが後年において展開された

「クラシカル・クロスオーバー」―

 

そこに、本田さんが見い出されたものとは何であったか。

 

より単純化して言えば、

 

 

すべての音楽を万人の心に

 

そのように言えるのではないか、と最近考えている。

上記の言葉をキー・ワードに、もう少しクラシカル・クロスオーバーについて、

考えてみようと思う。                (乱文長文妄言多謝)

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