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2012年11月18日 (日)

ミュージカルへの想い~作曲家:いずみたく氏。

前回、書きましたように、いずみたく先生は、

“和製”ミュージカルの創作・普及にご尽力されていました。

では、どのような作品を遺されたかと申しますと…

実は、今までよく存知ませんでして…。

大ヒットした「見上げてごらん夜の星を」(歌:坂本九さん) と

希望」(同:岸洋子さん)という歌は、

皆さんも一度は聴かれたことがあるでしょうが、この2曲、

いずれも、本来はミュージカル・ナンバーであった、

という程度の知識しかありませんでした。

 

 

余談ですが、ザ・プラターズの歌唱でヒットした、ポップス・スタンダードの名曲、

煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)」も、

元々はミュージカルの曲でした。

誰もが知っている「スタンダード」といわれる歌でも、このように、

当初は、ミュージカル・ナンバーであったとか、映画音楽だったとか、

そんなケースも、よくあることなのですね。

 

 

さて、今年の6月、こんな新聞記事を目にされた方もいらっしゃるのでは…。

MSN産経ニュースから引用させていただきます。

~~~~~~~~~~

§いずみたくの夢の劇場、閉館へ 「アトリエフォンテーヌ」ファイナル公演

 

 作曲家、いずみたく(1930~92年)が「日本のオフブロードウェーにしたい」と76年に東京・麻布十番に設立した劇場「アトリエフォンテーヌ」が、老朽化のため6月末で35年の歴史に幕を下ろす。現在、ファイナル公演となるオリジナルミュージカル「歌のことづて」が上演中だ。

 

 いずみは日本のミュージカル人口を増やしたいと、和製ミュージカルの制作にこだわった。ミュージカル俳優の養成所をつくり、77年には劇団「いずみたくフォーリーズ」(現「ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ」)を設立。代表作「おれたちは天使じゃない」や、88年に念願のアメリカ公演を実現させた「歌麿」などの作品を専用劇場で上演してきた。「特に思い入れが強かった歌については、レッスンが厳しかったと聞いています」とイッツフォーリーズの土屋友紀子。劇団は、全国の市民ミュージカルの現場などに多くの俳優やスタッフを輩出してきた。

 

 「歌のことづて」は、いずみの楽曲を約40曲使用。主演の王子菜摘子(30)は「歌には夢や希望がある。これからも生きていくというメッセージを伝えたい」と意気込む。いずみの思いが詰まった劇場はなくなるが、「最後まで見守っていてください」と千秋楽まで全力で演じることを誓った。~~~~~~~~~ 2012.6.18 18:19

ずみたくの夢の劇場、閉館へ 「アトリエフォンテーヌ」ファイナル公演 - MSN産経ニュース

 

このニュースを手がかりに、いずみたく氏のHPにたどり着くことができました。

こちらです。→アトリエフォテーヌ/ォンテーヌスタジオ

いずみたく先生が作曲された楽曲と、ミュージカル作品群が見てとれます。

前回の文で、“和洋折衷感”と書きましたが、

我が国の民話、また時代物をベースにした作品も多く見受けられるでしょ?

いかにも、氏のこだわりだと思います。

 

 

夜明けのうた」(1964)も、そういえば、ミュージカル・ナンバーだったかな…

この歌については、本田美奈子. さんが遺された、貴重なCD音源があります。

本曲の作詞は、もちろん、岩谷時子先生。

ご紹介しておきます。このアルバムですね。

Amazon.co.jp ラスト・コンサート: 音楽

 

 

このいずみたく先生のHPを見ていて、

“あ…”と思ったことがありまして、それは―

                                         (つづく)

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