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2012年1月25日 (水)

「ロック+ソプラノヴォイス」というクロスオーバー。~LIV MOON

ひさびさに、「クロスオーバー」という音楽ジャンルの話題ですが、

そ・の・ま・え・に…

将棋九段:山田道美先生の御著書より、

こんな文章を引用したことがありましたっけ。

忘れようとして(16)~618日は、山田道美九段の御命日でした。: SAPPARI WAYA

~~~~~~~~~~~~~~~

アマチュア将棋の棒銀や振飛車をのみこんだ現代将棋は、

古典定跡では計り知れないような、巨大な怪物に成長してしまったようにも

思われるのである。

~~~~~~~~~~~『現代将棋の急所』(1969年 文藝春秋社刊)より

 

 

ときに、“怪物”といえば、

AKB48は、昨年、文字通り“怪物”のように、

日本全土を席捲した感がありました。

いや、“日本全土”どころか、世界各地にも進出のプランがあるようですね。

まあ、あのような”美少女集団“を、そのように呼ぶのは、

誠に失礼なハナシ、ではありますが(苦笑)。

 

こういったプロジェクトは、過去にも

おにゃんこクラブ」とか、「モーニング娘。」とかあったわけで、

これらに類したグループは、一般的に知られていないだけで、

いっぱいありますね。

 

 

そういえば筆者は、もう、数年以上も前に、

東京メッツ」という名称の、やはり、少女20-30人規模の

ミュージカル・グループがあったことを記憶していますが、

こちらは、正直、パッとしなかったようです。

おっと、Wikiがありましたね。→東京メッツ (ミュージカル) - Wikipedia

AKB48のプロデューサー、秋元 康氏も、当然、こういった事例も、

念頭に置いておられたことでしょう。 

 

 

さて、AKB48の成功の因は、TVに露出させることより、むしろ、

動画サイトとか、メール、Twitterによる“口コミ”、といったような

現在のIT技術=「インターネット」を巧みに活用した成果、

などと聞いたことがありますが、

同時に、「握手会」とか、「ファン投票」といった、アナログ的なものも

融合させているわけですから、秋元 康氏の“手腕”というべきでしょうか。

 

「ネット」プラス「アナログ」、その結果として、CD売上が不振の今日、

AKB48のみが、CDセールスを牽引しているという事実―

 

これは、やはり、今現在において、「怪物」といって正しいかも、です…

 

 

さて、今回は「怪物」のような変貌を遂げた現代将棋のハナシではなく、

AKB48についての社会学的考察でもなく、

そ・の・ま・え・に…

 

 

数十年も前のハナシ、筆者はこんなバンドのLPをよく聴いていました。

Vanilla Fudge(=ヴァニラ・ファッジ)」。

Vanilla Fudge

http://www.amazon.co.jp/Vanilla-Fudge/dp/B000002IAK

レコード、5枚くらい持ってたなあ。

「ロック」と「クラシック」の“合体”と云うのでしょうか、

当時のキャッチ・コピーは、

「アート・ロック」、だったと記憶しています。

当時、このグループの独特なサウンドの“厚み”に、

おおいに興奮していたものでした。…

 

 

さて、ご存知のように、本田美奈子.さんは当初、ポップスからスタートして、

ロック、そしてミュージカルへと進み、最後にはクラシックに到達しました。

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ちなみに、筆者は、「クラシック」を音楽の中で、

“最上位に位置するもの”と認識しているわけではありません。

 ただ、「クラシック」には、“人類にとって普遍的な”「音楽的感動」の要素が

 より多く包含されているのではないか、と推論しております。

--------------------------

 

さて、本田美奈子.さん的に申しますと、

「ワイルド・キャッツ」(=本田さんが、ロック志向のときに結成されたバンド名です)

と、「ソプラノボイス」を融合させたら、どうなるか、といった事例です。

 

 

§「LIV MOON」のご紹介です。

 

(音楽ファンの皆様なら、既にご存知でしょうか)

それが、こちら、「LIV MOON」。

私は、昨年の今頃からずっと、気になっていたアーチストではありました。

 

これは…、公式動画ですね。

期間限定、ですが、まだ、アップされています、お早めに。

(埋め込み、うまくいきませんのでスミマセン)

LIV MOON / 「死の舞踏~ディエス イレ~」 (期間限定) - YouTube

本田美奈子.さんが、このvocalをお聴きになったら、

どんな感想を持たれるでしょうかネ?

ちなみに、このバンドのコンセプトは、

「シンフォニック・ヘヴィ・メタル」というものだそうです。

 

 

次に、毎度おなじみ、You Tubes…、なのですが、最近、

削除されるサイクルが、どんどん早くなっております。

ただ、再アップされるスピードも早くなっておりますので(苦笑)、

まあ、良くも悪しくも「IT時代」ということなのですね。

以下にアップしたURLが存在していなかった、ということは十分あり得ます。

そのときは、ご自分で検索してください、

というよりも、CDをお求めくだされー(笑)。うん、コレ、正解。

LIV MOONVictor Entertainment

 

 

筆者が思わず「うーん…」と唸ってしまったのが、次の楽曲。

Time T Say Goodbye

Liv Moon TimeToSayGoodBye.wmv - YouTube

オペラ座の怪人

Liv Moon - Phantom of the Opera - YouTube

私の感想ですが、

彼女、―Akane Livさん、とおっしゃいます―発音も悪くないですし、

声もよく出ていますね。

で、彼女の“正体”、と申しますと、実は、宝塚歌劇のご出身でした。

それを知ると、“なるほど、なるほどというカンジでしょ。

 

さて、彼女、こういった方面でも。

本田美奈子.さんでもお馴染み、「アメイジング・グレイス」もお聴きください。

CM】チャイルド・スポンサーシップ 60秒編 - YouTube

 

かって、筆者は日本人歌手の世界進出の条件として、3つ挙げました。

1.歌唱力が備わっていること。

2.英語の発音がちゃんとできて、歌えること。

3.Sex Appealを、しっかり表現できること。

倖田來未さんにもエール。: SAPPARI WAYA

 

ピンク・レディー松田聖子さん、宇多田ヒカルさん、はともに、

上記の3条件を満たし得なかったのですが、

Akane Livさんなら、“OK”のように思えます。

彼女の歌を聴いていて、フト、そんなことを考えました。

 

 

ところで、このような「ロック」と「クラシック」の融合、

Akane Livさんは、もちろん、女声なのですが、

“男声クラシック”と「ロック」、という取り合わせはOKなのかなあ…

私は、ちょっと良いイメージが浮かびませんでしたが(苦笑)、いや、

既に、どなたかが、トライなさっているかもしれませんね……。 

「ロック+ソプラノヴォイス」というクロスオーバー、

こんな「怪物」ばかりなら、“大歓迎”、というところでしょうか。  (おしまい)

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PSアカネ・リブさんのブログです。非常に丁寧なレスをなさっておられます)

AKANE BLOG - ライブドアブログ

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コメント

てんけいさん、おじゃまします。
 ご無沙汰しておりました。私のコメントは殆ど意味を成さないものですが15か月ぶりのコメントになります。
 上記の >LIV MOON / 「死の舞踏~ディエス イレ~」 を聴いてみました。芸術的感性が乏しい私の率直な意見を申しますと、てんけいさんには申しわけありませんが、ヘビーメタル風な映像のせいもあるのでしょうか、何かおどろおどろしい感じを受けました。美奈子さんのロックは嫌悪感を示しながらも何となく聴いていられるのは「可愛らしさ」があるからだと思います。「美人」がロックをすると「引いてしまう」自分がいることは否めません。
 > 「ロック」と「クラシック」の“合体” で私が10代後半の頃に時々聴いておりました曲でELP(エマーソン・レイク&パーマー)の「展覧会の絵」(原曲:ムソルグスキー)のことを思い出しました。
 > Liv Moon TimeToSayGoodBye.wmv は美奈子さんのヴォーカルを彷彿とさせるものがあり聴き入ってしまいました。


 以前こちらのブログを開いてコメントを書き閉じるまで1時間ほど要してしまい、不都合を感じていますということを書いたことがありましたが、画面が変わるのに10~15分も掛かっていましたものが1年前に新しいパソコンを購入してからは1~2秒でレスポンスするようになりまして環境が良くなりました。
当時は毎日の簡易ウイルスチェックに1時間、週1回の完全ウイルスチェックに7時間も掛かっていました。パソコンの容量が小さかったことが原因でした。

投稿: 西日本 | 2012年2月12日 (日) 14時45分

西日本さんへ こんばんは。
御多忙中、拙ブログをご訪問、ならびにコメントをいただき、有り難うございます。

>芸術的感性が乏しい私の率直な意見を申しますと
いいえ、そんな風におっしゃらないでください、“おどろおどろしい感じ”を受けたのは、私も同様です。こういった音楽は、(「現代芸術」と呼ばれるものもそうですが)一般的な「美的概念」から離れたところに立脚している、とでも言えるのでしょうか。
ただ、このようにアーチストの表現手段の多様化と同じく、われわれ鑑賞の側も、好き・キライは、当然のことながら勝手ですし、それこそ、自由に感じ取っていいのですから。

>ELP(エマーソン・レイク&パーマー)の「展覧会の絵」のことを思い出しました。
さすが、西日本さんですね、私なんぞは、久々に「ELP」の名を目にいたしました。

> Liv Moon TimeToSayGoodBye.wmv は美奈子さんのヴォーカルを
>彷彿とさせるものがあり聴き入ってしまいました。
有り難うございます。
本文には記しませんでしたが、Akane Livさんは、宝塚退団後に、正規の声楽のレッスンを受けられたと聞いています。「その下地の上に存在する」メタル・ロックとして、注目した次第です。

さて、PCですが、私も最近、フリーズが頻発して困っています。買い替えの時期かもですネ(苦笑)。

投稿: てんけい | 2012年2月12日 (日) 21時08分

でんけいさん、初めてお邪魔いたします。
いつもMSDCでお世話になっています。ありがとうございます。てんけいさんのホームグラウンドでもよろしくお願いします。

私が小学校高学年からのクラシック音楽ファンで、美奈子さんがクラシカル・クロスオーバーに進出してくださったからこそ美奈子さんのファンになったことは、てんけいさんも既にご存知のことと思います。

>ちなみに、筆者は、「クラシック」を音楽の中で、
“最上位に位置するもの”と認識しているわけではありません。

我が意を得たりというか、私も全くその通りです。例えば西日本さんが書き込みをされたエマーソンの『展覧会の絵』、下手くそなオケの演奏のCDで聴くよりもはるかに上です。
かつての私の上司に“クラシック音楽至上主義者”がいました。ある休憩時間のクラシック音楽談義の中で他のジャンルの音楽を「サブカルチャー」と彼が言ったので口論になったことがありました。いるんですよね、そういうクラシック音楽ファンがかなり。

私もクラシック音楽以外のジャンルの音楽を何でも聴きます。学生時代にはビートルズやフュージョンにもハマっていました。特にラテン・フュージョンの大御所の松岡直也氏です(今でもそうですが)。当時カシオペアのコンサート(ライブ)にも行きました。「ASAYAKE」でノリノリでした。若かりしころの懐かしい思い出ですが。

私の音楽についての元来の信条は、異なるジャンルの音楽がクロスオーバーやフュージョンすることによって、新しい素晴らしい音楽ができるというものです。
また自分の好みの女性(女声)ヴォーカルを追い求めていた時期もありました。具体的な歌手(アーティスト)名は挙げませんが、どれもこれもしっくりきませんでした。そこで出会ったのが美奈子さんのヴォーカルです。美奈子さんのヴォーカル、私の中での最高型&理想型です。てんけいさんもそうではありませんか?

投稿: つばさ375号 | 2012年4月17日 (火) 12時45分

つばさ375号さんへ こんばんは。
ご返事が遅れまして、申し訳ございませんでした。

>いつもMSDCでお世話になっています。ありがとうございます。
>てんけいさんのホームグラウンドでもよろしくお願いします。
お世話になっているのは、私のほうです。
こんな辺鄙なブログに、ようこそおいでくださいました。感謝申し上げます。

>我が意を得たりというか、私も全くその通りです。
有り難うございます。つばさ375号さんにそうおっしゃっていただければ、
私も“百人力”です。
拙ブログでは、「音楽に貴賎なし。」といった文章を書いたことがありました。
(2010/04/12)

>ラテン・フュージョンの大御所の松岡直也氏です(今でもそうですが)。
>当時カシオペアのコンサート(ライブ)にも行きました。
カシオペアは聴いたことがありますが、松岡直也氏は、存じませんでした(汗)。

>私の音楽についての元来の信条は、異なるジャンルの音楽が
>クロスオーバーやフュージョンすることによって、新しい素晴らしい
>音楽ができるというものです。
なるほど-----、確かに承りました。芸術・科学・思想等も、そのようにして、
発展してゆくものなのでしょうか。

>美奈子さんのヴォーカル、私の中での最高型&理想型です。
>てんけいさんもそうではありませんか?
ハイ、そのとおりであります。
2008/09/26の「ヘイリーさんのライブに行ってきました。<その3>」
の記事中に、(“物議”をかもした、例の文章ですネ)こう記しました。

~~~~~~~~~~
ヘイリーさん、また、本田美奈子.さん、
お二人の歌は、表現法では、かなり異なるものの、双方とも、私にとっての、
「“音楽の理想形”の内の一つのカタチ」である、と、考えていました。
~~~~~~~~~~(2008/09/26)

美奈子さんについては、もちろん、「理想形」であると同時に、
非常に“特異”なvocalを駆使される方、といった個人的な印象を有しております。
この辺については、いずれ----とは思っていますが、例によって、いつになるかは
わかりません(苦笑)。

この度は、コメントまで頂戴し、有り難うございました。
お時間があれば、また、ご訪問いただければ、幸甚でございます。

投稿: てんけい | 2012年4月19日 (木) 21時09分

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