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2010年6月16日 (水)

「クリスマスの約束2009」(3)~「神と対話する」ということ。

(前回からのつづきです)

この、「クリスマスの約束2009」での、

小田和正さんの目的とは、「神との対話」にあったのではないか

 

もちろん、繰り返して言うが、これは、あくまで個人的な感想であり、

「妄想」であり、また「仮説」である。

ただ、

「仮説」も「仮説」として認識されるなら、それは「仮説」そのままで「真理」である。

などとも。及び、

 

前回の記事の最後の「注:」に記したように、「神」という単語の定義が、頗る曖昧なままでの進行もどうかと思うのだが、“市井人”の私には、ここらが、精一杯のところではあり、何卒、御容赦を。

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この小田和正さんの「クリスマスの約束2009」を鑑賞させていただいて、

いろいろと想いを巡らせたことであったが、

さて……

 

本田美奈子.さんのファンの間では、よく知られた1枚の写真がある。

写真家:原田京子氏の撮られたあの写真。

開演直前のステージ上で、宙空へ向って両手を広げ差し伸べ、

祈りを捧げておられる瞬間の本田さんの、やや斜め後方からのショット。

 

「ステージには“音楽の神様”がいらっしゃるから」

とは、本田さんのお言葉であるが、

 

我れと、我が魂を、天上の神に捧げるかのようなお姿を見たとき、

私は、“こと、歌うことに関しては、『鬼』かもしれない”と、思ってしまった。

「鬼才:本田美奈子.」なる言葉を使用するようになったのは、その頃からである。

私が、初めてこの写真を目にしたとき、

それほど、衝撃的な印象を受けたことをはっきりと覚えている。

 

本田さんは、また、

「私は歌になりたい」

と、おっしゃっていたそうだが、

私には、直ちにはその言葉の真意がはかりかねていたが、

その本田さんの写真と考え合わせると、

具象的な意味が、おぼろげながら見えてきた。

つまり…

 

 「宇宙は音楽でできている」

 

などというフレーズもあるが、

本田さんは、日々のコンサートにおいて、

自ら歌うことにより、「音楽の神」の降臨を願い、また、

「神」、また「宇宙」との同化を目指されたのではないだろうか。

 

かねてより、私は、

「本田さんの歌唱には、特異なものがある」

という感想を書いてきた。

「歌う技術」-堀江眞美さん。: SAPPARI WAYA

本田さんは、単に無意識下ではなく、

 

この『神性志向』を、つとめて意識的に目指されていた

 

このことが、本田さんと他の歌手と峻別できる点である、とはいえないか。

(もちろん、「神性志向」が、歌手にとっての必須条件、などとは言わない) 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ただ残念ながら、手放しで、

“音楽礼賛”ばかりを続けるわけにもいかないのが、現実である。

                                 (この項、さらにつづく)

御参考:御存じない方のために~「奇跡の写真」とは…

         ↓

懐かしいアナロ盤♪:◆本田美奈子

(再注:本稿で用いている「神」という言葉についいてですが、

もちろん、一神教的な「神」を指すものではありません。

より、普遍的・始原的なイメージでとらえていただければ幸いです。)

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