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2010年5月 4日 (火)

浪曲界はよき後継者を得ました。~菊地まどかさん。

先日(4/29)たまたま、ホントに偶然、ラジオをつけたところ、

流れてきたのがNHKのこの番組。

R1 NHKラジオ第1

「浪曲」について、私ごときが論ずる立場にあらぬのは、十分承知しておりますが、

私としては、“聴くに堪えない”思いがしました。

浪曲の“三大要素”とは、

「声」・「節(ふし)」、そして、「啖呵(たんか)」といわれますが、

~~~~~~

「声」「節」は、その文字通りにご理解ください、

最後の「啖呵」とは、

「節」のつかない、ナレーションとか、

登場人物の、セリフの部分のことを指します。

~~~~~~

「声」と「啖呵」はともかく、「節」が、“メチャクチャ”のように感じられました。

歌謡曲を演目の中に、挿入されていたのですが(曲名は失念)、

元の歌の旋律とも、また、三味線の音とも、はずれていたのです…。

いや、「はずれていたのです」は、ナイでしょうね。

素人の言うことですし、また、NHKたるものが、

そんな演者をオン・エアさせるわけがないですものね。

で、くだらぬ詮索は、もう、よすことにします。

 

さて、私が注目した、「新人女流浪曲師」とは、

菊地まどかさん、とおっしゃる方。

浪曲師 菊地まどか

先に書きましたように、彼女、もともと民謡歌手でした。

師は、「はぐれコキリコ」のヒットで有名な、

成世昌平さん。→成世昌平 - Wikipedia

ですから、いわゆる、のどを潰すような“ダミ声”ではなく、

非常によく通るお声をお持ちの方でいらっしゃいます。

実は、私は、かねてより、

本田美奈子.さんは、何処へ行こうと思っておられたのか、ということ、

及び、彼女の歌声=「発声」については、

大変、興味を有しておりました。

ヘイリーさんのライブに行ってきました。<その3>: SAPPARI WAYA

浪曲師としては、珍しいほどの“美声”(私には、そう感じられました)を

お持ちの菊地さんが、

このたび、“演歌歌手”として、CD発売をされる、と聞いて、

エールの想いを込めて、本田美奈子.さんのご本を贈ったわけです。

「ご自分の信じた道を、しっかりと歩んでください」といった意の手紙を、

本の間にはさんで、お渡ししました。

話が、横道にそれますが、私は、日本人には、

日本民謡のような発声が、いちばん合っているのでは、

と考えたりしています。

 

さて、その、菊地まどかさんのCDDVDをご紹介しておきましょう。

Amazon.co.jp 浪花女のげんき節: 菊地まどか, もず唱平, 池多孝春: 音楽

まず、浪花節から。

『嫁ぐ日』『赤垣源蔵 名残の徳利』が収録されています。

『嫁ぐ日』は新作浪曲、平成の若者の恋愛模様が題材に取り入れられています。

こういった新しい工夫が、浪曲にも、なされていくことでしょう。

それに対し、『赤垣源蔵 名残の徳利』は、いわば、“クラシック”といえます。

浪曲のみならず、演劇、TV、映画、講談でもおなじみの「忠臣蔵」、

その中でも、最も有名なエピソードのひとつ。

兄に、“最後の別れ”を告げにきた源蔵だったが、

あいにく主人は不在、下女の、“今度はいつ来られるのですか”という問いに対し、

源蔵、まさか、本当のこと=「今夜、吉良邸に討ち入る」などとは、

言えるはずがない。

 

「西国の、とある大名の許へ、仕官が決まった故、いつになるかは、

定かではございませぬが、『新盆』には、きっと帰って参ります、とお伝えくださらぬか」

 

死を覚悟した源蔵の有名なセリフですね。

わかっていても、涙が出ます。

“なんだ、わざわざ泣くために、浪曲を聴くのか”

と言うなかれ、みなさんは、

わざわざ笑うために”落語(筋の決まった)を聴いたりするわけでしょ。

それと、一緒のことです。

デビューCDは、絶賛発売中、『浪速女のげんき節』。

タイトルどおり、「元気」が出ます(笑)。

 

さて、「適当に書き進めます」と、前回書いたように、

菊地さんが演ずるところの源蔵の台詞が、

上記の如くかどうかは、はっきり覚えておりません(苦笑)。

実は、この辺のプロット展開は、演者によって、細かな相違がみられるところです。

ボロが出て(もう出てるかも?)、抗議が殺到せぬうちに、終わりにします(爆)。

“なにはともあれ、CDをお求めくだされぇ~”というところで。

“ちょうど、時間とぉ~、なりましたぁ~~。”

お粗末でした(笑)。          (おしまい)

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浪花女のげんき節 Music 浪花女のげんき節

アーティスト:菊地まどか
販売元:テイチクエンタテインメント
発売日:2010/02/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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