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2008年11月16日 (日)

本田美奈子.美空ひばりの世界を歌う。~~「てんけい」の妄想CD(その3)

日本の誇る『ソプラノの至宝』の“原点回帰”、

 

 

いま、本田美奈子.が美空ひばりの世界に挑む

 

 

 

 

~~~~~~

 

 

「幻のアルバム」になってしまった、

 

 

本田美奈子.さんの、

 

 

美空ひばりさんトリビュートアルバム」の企画を、

 

 

やってみよう、というのが、今回のテーマ。(もう、笑うしかない!)

 

 

要するに、これは、筆者の、空想と幻想と妄想の世界のこと、

 

 

現実のCD企画ではありませんので、ご注意のほど。(聞き飽きた)

 

 

~~~~~~

 

 

(前回よりのつづきです)

 

 

これまでの曲を再掲しますと、

 

 

01. 越後獅子の唄

 

 

02. 東京キッド

 

 

03. あの丘越えて

 

 

04. 長崎の蝶々さん

 

 

05ひばりの花売り娘

 

 

06港町十三番地

 

 

07. ひばりの渡り鳥だよ

 

 

08. リンゴ追分

 

 

09. 三百六十五夜

 

 

 

 

さて、ここより、小生、難曲を並べてみました。

 

 

ライブならば、歌われる本田さんにとっても、最も大変なところでしょうか。

 

 

或は、「歌手冥利」に尽きるところ、かもしれません。

 

 

 

 

さあ、天才:本田美奈子.さんが、

 

 

同じく大天才、かつ、大先輩の美空ひばりさんに挑みます。

 

 

 

 

 

 

 

10.  ひばりの佐渡情話(西沢爽作詞 船村徹作曲)

 

 

歌も難曲なら、感情表現も、極めて難度が高いものが要求されます。

 

 

こういう歌を、完璧に歌いこなした美空ひばりさん、という歌手は、

 

 

やはり、「大天才歌手」と言わざるを得ません。

 

 

民謡調の節回しが、難しいですね。

 

 

さらにですよ、出だしの部分、

 

 

 

 

 

 

 

「佐渡の 荒磯の 岩陰に」

 

 

 

 

 

 

 

の「さど」の箇所、いきなり、音程が1オクターブ上がります。

 

 

「ポルタメント唱法」さえも、鮮やかにこなせる、

 

 

本田さんのヴォーカル・テクの聴かせどころです。

 

 

そして、“こぶし”を効かせつつ、徐々に音階が下がっていきます。

 

 

本曲は、いわば「リンゴ追分」を、もう1ランク、2ランク、

 

 

いやそれ以上にランクアップさせた「難曲」といえましょう。

 

 

 

 

 

 

 

11. 哀愁波止場(石本美由紀作詞 船村徹作曲)

 

 

この歌が、新曲として選定されたとき、

 

 

「こんな歌を、『お嬢』に歌わせるなんてっ!」と、

 

 

当時、美空ひばりさんのお母様が、激怒されたとか。

 

 

そんな話を聞いたことがあります。

 

 

 

 

歌い出し、いきなりの高音(ひばりさんのファルセット)から、始まります。

 

 

いわば、「トップ・ギア」で、クルマを発進させなくてはならないのです。

 

 

 

 

なおかつ、セリフも有ります。

 

 

「五木の子守歌」の旋律も、巧みに挿入されていますし、

 

 

“手のつけられない難曲”です。

 

 

だからこそ、本田さんが、どのようにこの楽曲を“料理”するか、

 

 

興味は尽きません。

 

 

 

 

ひばりさんのお母様のご心配をよそに、この歌、大ヒットしました。

 

 

 

 

 

 

 

12. みだれ髪(星野哲郎作詞 船村徹作曲)

 

 

近年における、美空ひばりさんの曲の中では、一番、好きかもしれない。

 

 

ただし、歌としては、最高に難度が高いのではないでしょうか。

 

 

作詞・作曲の、星野・船村両先生が投げた150km/h超の剛速球を、

 

 

ひばりさんが、見事にホームランで打ち返した…。

 

 

いわば、表現者同士の、「真剣勝負」というものが、

 

 

この楽曲において、感じ取ることができます。

 

 

 

 

つまり、ひばりさんの歌手人生の総決算が、この歌に込められている、

 

 

そういってもいいでしょう。

 

 

 

 

この「みだれ髪」も、ひばりさん、

 

 

オーケストラとの同時録音、“一発録り”ではなかったでしょうか。

 

 

そして、ひばりさん最後のシングル盤でもあります。

 

 

 

 

さあ、この名曲を、われらが本田さんなら、どういう風に歌い上げるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

「髪のみだれに 手をやれば

 

 

赤い蹴出しが 風に舞う

 

 

 

この歌詞、皆さんも一度は耳にされたことがあるでしょう。

 

 

ちなみに「蹴出し」とは、何かといえば、どう言うのか----

 

 

着物の裾の内側の部分----まあ、適当に調べてください(笑)。

 

 

 

 

この“出だし”だけで、風の音、潮の香り、

 

 

北国の冷たい空気感、そして鮮やかな色彩---と、

 

 

音楽が、われわれの五感すべてに働きかけてきますね。

 

 

 

 

船村先生は、この歌を、さきほどの、

 

 

10.  ひばりの佐渡情話、11. 哀愁波止場

 

 

2曲以上に、ひばりさんの高音域を意識して、作曲されておられます。

 

 

「美奈子ソプラノ」ならば、どう表現するのか。

 

 

そして、3番の歌詞は・・・

 

 

 

うーん……美奈子さんに歌っていただくには、

 

 

詩の内容が、彼女と、

 

 

オーバーラップ、っていうか

 

 

少しキツいかな…。

 

 

辛いです。    ちょっと、すみません…。

 

 

 

 

 

 

 

………。

 

 

 

 

 

 

 

今夜は、ここでいったん、やめます。

 

 

 

 

(この項、つづく)

 

 

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