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2008年5月14日 (水)

この季節。(7)「春の唄」~土居裕子さん。―日本語は美しい。

「日本語が乱れている」、なんてこと、今に始まったことではありません。

 

 

もし、日本語が、“乱れる”ことなく、不変のものなら、たとえば、

 

 

「~とぞのたまひける」とか、「~でさふらふ」とか、今のわれわれも、やってるかも、です。(笑)

 

 

言葉というものは、こうやって、“乱れつつ”、時代とともに、変わってきたのだし、これからも、変わっていくのでしょう。

 

 

 

 

だからといって、“乱れる”ままにまかせておいて、好いわけでもない。

 

 

「いけないもの」は、「いけない」のである、このことは、ハッキリさせておく必要があります。

 

 

 

 

例をあげれば、“目線”。筆者は、今だに、こんな言葉、使いません。

 

 

「視線」というのが正しい。(でも、もう“目線”も、辞書にのっているんでしょうね)

 

 

 

 

二つ目の例。“見れる”。いわゆる、「ら」抜き言葉です。(女子アナも使ってますよー)

 

 

もちろん、正しくは「見られる」と言わねばなりません。

 

 

私は、言語学者ではないので、詳細は分かりませんが、これも、「音便(おんびん)」の一種だと思うのですが。

 

 

簡単にいえば、“発音の手抜き”です。たしかに、「R」音が二つ続くのは、面倒なことには違いありません。

 

 

でも、聞いていて、“居心地”の悪い言葉ですねー。

 

 

 

 

それと、最近、TVでは、やたらと、料理とか、食べ歩きを扱った番組が多いのですが、それらの番組の中で、タレントさんたちが、

 

 

「食う」とか「食った」という言葉をよく耳にするのですが、あまり品がいいとはいえない。

 

 

やはり、「食べる」、「食べた」、また、「いただいた」等の言葉を使用すべきでしょう。

 

 

 

 

あと、横文字の氾濫。これも、ずいぶんと以前から、言われてますが、

 

 

そのわりには、日本人の語学力なんて、まったく、伸びがないです。

 

 

それどころか、「TOEIC」でも、我が国の英語力ランクは、相当、落ちてるんじゃないですか。

 

 

そういえば、最近、はやった、「KY」なんて、なんですか?

 

 

“空気(=K)が読めない(=Y)”の意らしいのですが、

 

 

もちろん、英語ではなく、また、「ユーモア」と呼べるほどのシロモノでもないし、

 

 

なんとも、低次元の語彙力です。

 

 

こんなの、外人が聞いたら、日本人のことを、軽蔑しかねないのでは。

 

 

 

 

せめて「キミって、YMCAだね!」、くらいのことを言ってみろ、つうの。

 

 

 

 

この意味は、「You’re Misunderestanding the Circumustance’s Air!」。

 

 

 

 

会社の女の子に説明したら、「難しすぎる」だって…!あげくの果てに、

 

 

KZ!」

 

 

って、言われました…。

 

 

 

 

「絡み(=K)辛い(=Z)」という意味なんだそうです。

 

 

あのな…、こういう場面において、「カラむ」とは、なんだ、「カラむ」とは!!

 

 

だんだんと、「小沢昭一的こころ」になってきたので、もうやめます。(爆)

 

 

 

 

 

 

 

§久々に「美しい日本語」に感動しました。

 

 

 

 

 

 

いや、正確に言うと、「美しい発音の日本語」ですね。感動しました。

 

 

日本語の可能性、というものを再認識させてくれました。

 

 

 

 

曲は、土居裕子さんの歌われている、「春の唄」。

 

 

この曲、皆さんも、ご存じですよね。

 

 

題名を聞いて、ピンとこなくても、

 

 

「ラララ 紅(あか)い花束 車に積んで」という1節を聞かれると、思い出されることでしょう。

 

 

私も、学校で、習った覚えがあります。

 

 

でも、4番の歌詞は、記憶に全くありませんでした(苦笑)。

 

 

戦前に、NHKが作った「国民歌謡」のひとつ、なんだそうです。

 

 

内田元氏作曲、作詞は喜志邦三氏です。

 

 

 

 

~~~~~~~

 

 

(歌詞削除しました)

 

 

~~~~~~~

 

 

 

 

“メル友”のA氏より、CDをいただいたのですが、その中の1曲。

 

(A氏へ:ありがとうございました)

 

抒情歌・愛唱歌 ベスト 抒情歌・愛唱歌 ベスト

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さて、彼女の歌を聴いたのは、今回が初めてでした。

 

 

土居さんは、音大で声楽を学ばれた後、本田美奈子.さん主演のミュージカル「ひめゆり」で、共演されており、出発点は違うのですが、本田さんと、声楽、ミュージカル、ポップスと共通点は多いといえます…

 

 

   ↑

 

 

ハイ、以上A氏よりの「受け売り」です(笑)。

 

 

 

 

一聴、土居さんの豊かな表現力により、春の到来がもたらす歓びと、希望・躍動感が、全篇にあふれています。

 

 

もとより声楽科ご出身の方ですから、発声、音程は、これはもう“完璧”なのですが、

 

 

私が、最も感激したのは、その発音の美しさ、にありました。

 

 

最近、ラジオ等から耳に入ってくる歌には、なんとも、“汚い発音”の曲が多いので、閉口していますが、

 

 

いや…、ここまで、日本語の美しさを、表現出来るとは、驚きました。

 

 

簡単なようで、難しいことだと思います。

 

 

厳しく、長い修練のたまものですね。

 

 

これこそ、「プロの“凄味”」といえましょう。

 

 

 

 

 

 

 

以上、長々と記しましたが、“ド素人”の小生の言うことですし、

 

 

小生の「主観」以外のなにものでもないのですから、

 

 

よろしければ、是非皆さんの確かな「耳」で、ご確認いただければ、と思います。

 

 

 

 

この時期、もう、「初夏」なのですが―いや、毎度のことで―(苦笑)、

 

 

「春」を代表する、とってもさわやかな一曲のご紹介でした。(おしまい)

 

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コメント

てんけいさん、おじゃまします。
 ↑ で土居さんの歌声を聴いてみました。
さすが芸大卒の声楽家、と言いたくなる見事な歌声です。 てんけいさんが惚れてしまわれるのも無理はありません。

昨日、何気なくテレビのグルメ番組を見ておりましたら、ある芸能人が『目線』という言葉を使っておられました。 私見ですが、芸能人やテレビ関係者がこの言葉を使うのは、同音異義語が無く、瞬時にして何を表わす事かを判断できる『業界用語』ではないでしょうか。

KY語は、日本のことをあまり知らない外国人は軽蔑するかもしれませんが、日本を熟知しておられる外国の方は、「ストレートにものごとを言わない日本人という民族が生み出したものである。」と理解して頂いているのではないかと思います。
それにしてもKY語は、どう考えても勝手な言葉だと思います。 KYは「空気が読めない」が基本形ですが、「怖いヤクザ」もKYなら、正反対の 「綺麗な優男」もKYとなります。
よく、テレビのトーク番組で『問題発言』の部分に『ピー』と聞こえる音を入れることがありますが、『KY語』も『ピー音』も発生源は「日本語の中に存在する、広義での曖昧さ」が変化したものという点に辿り着くのではないでしょうか。

投稿: 西日本 | 2008年5月18日 (日) 13時32分

西日本さんへ コメント、有り難うございます。

>土居さんの歌声
いやー----、気に入ってます♪♪
これだけの実力を、お持ちになっていらっしゃるのですから、もっともっと、ご活躍の場があっても、然るべきでしょう。

>『目線』
この語源は、何でしょうね。言葉自体は、私の子供の頃より、あったように思います。
漫画の絵で、よく「視線」を、「----------→」のような矢印で描き表わしていましたから、それを、『目線』と呼んだのかな、なんて、思っていました。確かに、直截な表現ではあります。
今に、「視力検査」も、『目力検査』というようになるかもしれません。(笑)

>日本語の中に存在する、広義での曖昧さ
『問題発言』の部分の『ピー』音は、まさに、『問題発言』か、『放送禁止用語』の類いではないかと、私は想像しますが、

「日本語の中の曖昧さ」、という視点は、なるほど、考えさせられました。
確かに、日本語は、ディベートには、適さない言語かもしれません。

投稿: てんけい | 2008年5月19日 (月) 18時09分

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