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2006年12月23日 (土)

フラストレーション。

(今回は八つ当たり、です、流れダマには、御注意のほどを<>。)

それにして、イライラがつのる。ムシャクシャする。年末で仕事が忙しいからだけではない。どだい、筆者には、高尚な政治問題は“キャラ”に合わないのだが、今日は、書いてみる。過日、国会が閉会したそうだが、ナニがどうなったかというと、教育基本法の「改正」。

 教育基本法(昭和22・3・31・法律 25号)なんて、めったに目にすることはないだろう。憲法全文より、はるかに短い法律である。私はこの条文のどこがいけないのか、わからない。

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教育基本法    

われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。
 われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。

(教育の目的)

第1条 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。(以下、略)

(全文参照はこちら→ 教育基本法

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終戦直後の、国家再建と民族復興に向けた、情熱と気概がひしひしと伝わってくる。もう一度書く。私にはこの条文のどこがいけないのか、わからない。

要するに、安倍首相の目指すところは、とどのつまり、「日教組解体」、この一点であろう。日教組の組織率も昔ほどではないと思うが、自社対立時代の“日教組憎し”の思いが、彼のDNAなのだろうか。戦後の問題点を、全部日教組に押しつけては、可哀相というものだが。

教育基本法を変えれば、学習指導要領、学校教育法も変わる。次に、教員免許の更新制を目論んでいるのだが、ここで、文科省のメガネに合わぬ教師は、免許ハク奪だ、と考えているに違いない。

もとより、「愛国心」なんて、教えるものではない。

納税者の一人として、文科省はじめ、“お上”に言っておく。

「教育」なんかしていらんわい!「教育権」は国民の側にあるものだ。

 おまけに、いつのまにか「防衛庁」が「防衛省」になったそうな。これは、現憲法に泥を塗るシロモノだと思うが、どうか。「いや、もう『防衛省』なんだし、今の憲法は既に、時代遅れなんですよ。だから、憲法改正にむけて…」これを、「マッチ・ポンプ」と言わずして、なんと呼ぶべきか。

 

その前に社会保険「庁」の始末をつけろ、っちゅうの!

ずっと、以前にも書いたが、(9/26→http://bluesky1010.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/index.html)自民との対抗馬が小沢・民主党では、国民の選択の余地は少ない。小沢氏だけではない、前代表の前原氏など、安保関連では安倍首相と思想に大差はない。要するに、今の日本は「大政翼賛会」型の政治だ。どんな法律でも、通ってしまう勢いである。

おつぎは、「従軍慰安婦問題」についての河野官房長官(当時)談話を“見直す”気配だ。安倍氏はこの議論構築のため、「郵政造反組」を呼び戻した、という見方があるそうだが、もしそうだとしたら、あきれてモノが言えぬ。

安倍首相いわく「戦後体制からの脱却」だって?上等、だよ。しかし、それが「戦前国家体制への回帰」ならば、馬鹿馬鹿しくて、マンガにもなるかっ!

 先の「十五年戦争」は僅か60年前のことである。いいですか、聖徳太子とか平安時代の話ではなく、たった60年前、ですよ。東大出の(ま、東大以外も居るが)おエラさんたちが、ここまで健忘症だとは、知らなかった。-----

さて世の中は、クリスマスムード一色、ムシャクシャするから、ひとつ、駅前でフラストレーションケーキでも買って帰るか……なに?面白くないシャレだって?そうか……やはり、やめとくんだった……ますますつのる、イライラとフラストレーション……どうしてくれる?!

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コメント

家内が、てんけいさんはじめ皆様に御礼を申し上げろというので、わけも分からず綴りました。

http://ken-hongou.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_96d7.html

私という不純物経由でお恥ずかしいのですが、家内の感謝の意の方をお汲み取り頂ければ幸いに存じます。

こんなコメントが初コメントになってしまったこと、深くお詫び申し上げます。

投稿: ken | 2006年12月28日 (木) 22時53分

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