2019年2月12日 (火)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(17)~政治の危機。

(前回からのつづきです)

 

昨年末、「新語流行語大賞」が話題となっていたのと、

ほぼ同時期、やはり、安倍内閣による、

外交面での“誤魔化し”が表面化した。

忘れている方も多くいらっしゃるかもしれないが

私は、かなりの“大事件”と判断している。

 

2018/11/13の安倍首相と、ペンス米副大統領との日米通商交渉。

ペンス氏の発言を、「FTA」と訳したNHKニュースは、

(官邸の命令であろう)直ちに訂正させられた。

日本政府の“言い分”は

FTA(自由貿易協定)ではなく、TAG(物品協定)なのだ」と。

 

しかし、ペンス氏は、来日前夜の自分のTwitterで、

「これから日米間のFree Trade Agreement交渉が始まる」と

100%完全に、明記しているのである。

 

ちなみに、外国メディアは、

―当然のことだが、官邸の意向は受けない―

より、現実の事象に即した報道を行おうとしている。

「より」と記したのは、日本のマスコミと比べて、という意である。

 

 

このとき、AFP通信は、「FTA交渉で日米合意」と報じた。

 

 

私が、“大事件”と申し上げたのは、

以下の3つの事由による。

 

1.政府が国民を騙している

2.政府がメディアに圧力をかけた

3.メディア(NHK)がそれに屈した

 

次に、やはり昨年11月の頃になるが、

日ロ平和条約交渉において、

プーチン大統領は、自国メディアの前で、

「先に安倍首相の方から提案してきた2島先行返還で合意した」

と語ったというもの。

当時、これを伝え聞いた安倍首相は、

日本の方針は変わっていない、あくまで4である」と言った。

 

ところが、

今年に入っての首脳会談(2019/1/22)についての

ニュースを見聞きすると、安倍首相の現状のスタンスは、

2島」の方向に、かなり重心を移しているようである。

となれば、日本とロシア、どっちもどっちだが、

―これは確度の高い推論ではある―

安倍首相がプーチン大統領に抗議した、ということも無かったようだし、

また、去る2/7の「北方領土の日」の全国大会での

大会アピール文でも、例年使ってきた

「北方四島が不法に占拠されている」との文言が消えたことからも、

(→消えた「不法占拠」の文言 北方領土の日:朝日新聞デジタル

本件については、昨年のプーチン氏の発言の方が

“真実味”に優る、と思えてしまう。

 

こういう「誤魔化し」「強弁」は、

国内政治でも、もちろん問題だが、

特に、外交という場面では、

極めて大きいリスクが生じることは間違いない。

(海外メディアは、日本のように“従順”ではない)

 

 

極めて大きいリスクと、書いたが、前回書いた

障害者の水増し雇用、また、統計不正についても全く同様の危険性が存在する。

政府の公表する数字が、信用できないとなれば、どうなるか。

 

株式市場は、賃金・雇用など、統計の数字によって左右される。

外国の機関投資家が、“日本政府の統計など、アテにならん”

(ついでに“企業コンプライアンスもだ!”と言うかもしれない)

とばかりに、日本株式から資金を引き揚げたらどうなるか。

 

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、

現在、約160兆円の公的年金を運用しているが、

50%を株式での運用に充てている。

株式市場が暴落すれば、いよいよ、

我が国の年金制度は、現実的崩壊を迎える。

 

極端なシナリオだが、これは予想可能な結末ではある。

 

 

成果の乏しい“アベノミクス”に比し、

“外交の安倍”と喧伝されたりするが、それはどうか。

IWC(国際捕鯨委員会)から我が国が脱退したことは、記憶に新しい。

これは明らかに「外交的失敗」、あるいは、

「情報発信力に欠陥あり」である。

 

もっとも、いまさら、

『資源としての鯨の生息数etc』の資料を公表したとしても、

世界中から、“日本の統計は信用できない”

と言われるのが、オチであるが。

 

 

冗舌に過ぎた。結論を急ぐ。

 

 

前回の「ご飯論法」と、本日取り上げた、

外交面における虚偽と欺瞞、つまり政府の「二枚舌」は、

全くの同根であると、私は考える。

更に、新たに浮上してきたのが、

官邸の東京新聞記者に対する「脅し」、

(→官邸記者会見の検証 | ハーバービジネスオンライン

これも加えねばならない。

 

 

安倍政権下における、言葉や数字をもてあそぶ欺瞞や、虚偽、

更にメディア・野党議員に対する恫喝は、

民主主義社会では、最も、存在が許されないものであることを、

私たちは、確認しなくてはならない。

 

されば、彼らが言うところの

“憲法改正云々”の方向性は、いかなるものであるか、

明明白白であることを知るべき。

 

つまり、「国民主権」「三権分立」という、

民主主義の最も基礎的な概念が、

今の日本社会で、果たして成立しているのだろうか、

ということを考えねば。

 

 

私見を申し上げる。

現状、行政府=内閣の力が、異常に大きくなっている。

結果、国会も司法も、その責務を十分に果たし得ていない。

第二次安倍内閣がもたらしたのは、

この「危機に瀕した民主主義」という事態である。

 

統一地方選、参院選を控えた2019年、

国民の判断は、重大である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月31日 (木)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(16)~破局の兆し。

年が明け、もう1月も終わろうとしています。

皆様、お元気でいらっしゃいますか。

 

年末・年始も、イヤなニュースばかり飛び込んできて、

私感では、“不快”の2文字に尽きる昨今…、そんな思いがずっと…

 

 

さて2019年、初回の記事ではあるが、

実に“ナサケナイ”思いのうちにアップする。

年末の、いや正確には11月の「流行語大賞」をめぐっての、

私のTwitterから転載。

~~~~~~~~~~~~~

「新語流行語大賞」は社会との係わりにおいて、その言葉の持つ面白さ・楽しさを味わうものである。だから「ご飯論法」が、流行語大賞の候補になった、などと マスコミ も、もてはやしている場合ではないのである。

 

「ご飯論法」は、安倍内閣が国民・野党を騙し、無視し、恫喝し続けてきたここ数年の悪事の結晶、或は窮余の一策として、悪知恵を結集して作り上げたものでしかない。

しかし、この「ご飯論法」、言うまでも無く言語としては極めて低劣な用法で、はからずも今の政治家・官僚の頭脳程度が幼児のそれと同じくらいに過ぎぬことを証明した。

 

小生が憂えるのは、「ご飯論法」なる詭弁を弄する政府に、のうのうとその存在を許している、という事実、そのことが我が国に及ぼす危害は計り知れない。特に学童・生徒・学生諸君らの若い人達には。また外国特派員に何と説明する。

 

不幸なことに、そのような流れは、もう既に出来上がっている。色々な新聞記事、インタビュー、また各企業の不祥事を思い出せば------

 

最近ではこれであろう、「恣意的だが、意図的ではなかったのだ」

障害者水増し雇用事件について、検証委員会が出した結論、元福岡高検検事長の弁。バカか。

 

「国家百年の大計」とよく言われるが、小生が申せば、「ご飯論法」は日本語、及びそれと生きるこの民族の、今後百年にわたり文化的進歩を妨碍するのではないか。それは-----

 

それはある意味において、「ご飯論法」は下記のことを顕現せしめたから、つまり政治・経済的な失政・無策、また数々の違憲立法よりも、安倍内閣の犯した罪は大きいのだと。

 

ふたたび。(三度目?)辻井喬氏が、憲法について綴られていた一文。「自分の国の 文化的伝統、それを表現するための言葉の美しさに誇りを持っていない人が武器を持つと、容易に外国の司令官に顎で使われてしまうに違いない」。

~~~~~~~~~~~~~

以上が一連のTweet

 

要するに、時の政治権力が、

国民を誤魔化すために使用している「ご飯論法」は、

「新語流行語大賞」という(広義の)文化的なイベントには、

絶対にふさわしくない、などということにとどまらず、

それは、非常に危険な兆候だということなのである。

 

 

ところで、上では「障害者水増し雇用事件」についての

検証委員会の結論を批判したが、

これと“瓜二つ”の事案が発生している。

1/22の毎日新聞から引用。

特別監察委「組織的な隠蔽なし」「課長級が決裁」 「毎月勤労統計」不正調査 - 毎日新聞

~~~~~~~~~~~~~(引用開始)

厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」の不正調査問題で、同省特別監察委員会(樋口美雄委員長)は22日、関係職員らへの聞き取り調査などによる報告書を公表した。組織的な隠蔽(いんぺい)は認定できなかったとしたうえで、不正手法は課長級職員が決裁し、上司に相談せずに続けられていたのは不適切と指摘。調査方法の無断変更は統計法違反にあたるとしたが、罰則の対象となる故意性まではなかったとした。

監察委は一連の問題について「課長級を含む職員・元職員は事実を知りながら漫然と従前の取り扱いを踏襲した。部局長級職員も適切な把握を怠り、是正しなかった」と結論付けた。樋口委員長ら委員は22日に記者会見し、元名古屋高裁長官の荒井史男委員長代理は組織的な隠蔽について「ヒアリング、資料からは認定できなかった」と述べた。(後略)

(引用終了)~~~~~~~~~~(https://mainichi.jp/より)

Tweetで取り上げた、障害者水増し雇用事件での検証委員会の結論は、

「恣意的だが、意図的ではなかった」ということであった。

しかし、こんな滅茶苦茶な日本語は、政治というカテゴリーにおいては、

金輪際、成立しないのである。

 

では、「毎月勤労統計」の不正調査ではどうか。

 

赤字を施した部分を読めば、一目瞭然である。

「漫然と従前の取り扱いを踏襲し、部局長級職員も適切な把握を怠り、

是正しなかった」であるならば、

私は、「故意性」が十分に有り、「組織的な隠蔽」であると考える。

監察委員会が“そのような悪意は無かった”というが、

結局それは、厚労省がよほどのバカの集合体であることを証明しているし、

日本語(それも平易な)が出来ない監察委は、更に輪をかけた大バカである。

 

このように、

不当な結論を導き出すという目的だけの為に、

政治家・官僚が日本語をもて遊んでいては、

辻井喬氏が語ったように、

国そのものが崩壊に至る危険がある

 

 

すべての日本人は、そのことをよーく考える必要があります。

 

                                 (この稿、つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月30日 (金)

平成カラオケベスト10!

クリスマスツリーを、あちこちで見かける季節がやってきました。

何かと気ぜわしいことも事実ですが、

それとは別の“ウキウキ感”は、

いくつの歳になっても変わらないものがあります。

 

そんな中、朝日新聞デジタル(2018/11/28 15:51配信)で、

こんな記事を見つけました。

 

(引用開始)~~~~~~~~~~~~~~~~~~

平成の間にカラオケで最も多く歌われた楽曲は――。平成最後の年末を前に、カラオケ機器大手の第一興商が自社データを集計し、楽曲・歌手別のランキングを発表した。

同社が通信カラオケ「DAM(ダム)」のサービスを始めた1994(平成6)年4月から今年10月までのデータを集めた。

~~~~~~~~(引用終了)(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュースより

 

 

これ、ちょっと気になりませんか?

以下がその結果発表です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■楽曲別ランキング

1 ハナミズキ         一青窈

2 小さな恋のうた      MONGOL800

3 残酷な天使のテーゼ  高橋洋子

4 天城越え         石川さゆり

5 チェリー          スピッツ

6 世界に一つだけの花  SMAP

7 Story           AI

8 キセキ           GReeeeN

9 I LOVE YOU     尾崎豊

10 涙そうそう        夏川りみ

 

■歌手別ランキング

1 浜崎あゆみ

2 EXILE

3 Mr.Children

4 GLAY

5 サザンオールスターズ

6 倖田來未

7 北島三郎

8 美空ひばり

9 B’z

10 五木ひろし

 

※ともに第一興商調べ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

一青窈さんの「ハナミズキ」が1位とは意外でした。

私の1位予想を申し上げますと、石川さゆりさんの「天城越え」。

というか、これくらいしか、思いつかなかった(苦笑)。

 

私も「ハナミズキ」は名曲だと思っていますし、大好きな曲です。

「意外」と書きましたが、“当然でしょ”とおっしゃる方も多いことでしょう。

ときに、2.7.の「小さな恋のうた」「Story」は、

恥ずかしながら知らないのです(また苦笑)。

 

天城越え」「残酷な天使のテーゼ「I LOVE YOU

を選曲出来る方は、よほど、ご自分の歌唱力に

自信をお持ちの方でしょうなあ…。

これ、皮肉ではなく、純粋な個人的羨望(またまた苦笑)。

 

でも、AKBグループはともかく、

安室奈美恵さんが楽曲・歌手両部門共にランクインしていないのは

なぜでしょうか。

これこそ、“意外中の意外”です。

ちなみに安室奈美恵さんの曲で、私のイチおしは、

太陽のSEASON」「TRY ME~私を信じて」「Body Feels EXIT

a walk in the park」…コレ、どれも古いですネ…。

最近では、やはり「Hero」が印象に残っています。

五輪タイアップ曲ですが、そうでなくても、ヒットしていたことでしょう。

 

彼女が引退された9月頃だったでしょうか、

“お気に入りの『アムロちゃんナンバー』のリクエスト大会”

といった企画が、TV・ラジオであったように思います。

 

私のこの歌は、ランクインしていたかな…どうだったかな?

実は、安室奈美恵さんの曲でのイチおしは、

SOMETHING 'BOUT THE KISS」。

CDGENIUS 2000』に収録されていました。

個人的な好みとして、小室哲哉氏が作られた曲は、

あまり好きではないのですが(ファンの方、スミマセン)

アルバムの中でも、この曲、ちょっと“異質”に思えました。

調べたところ、この歌は、洋楽のカバーなんですね。

“小室氏の曲じゃなかったんだ”ということが判り、納得したことを

覚えています。

 

一応、PVURL貼っておきましょうか。この曲です。

Namie Amuro :: SOMETHING 'BOUT THE KISS (PV)

 

リリースは、彼女がまだ223才の頃でした。

ですから、“わたし、こんな歌も歌えるのよ”っていった

自信にも満ちているようで、

ありふれたフレーズになりますが

いかにも、“カッコいい”のです。

ところで、このPVを、今見ますと、

私的には、若干の違和感があります。

でも、それも「時代」のせいかもしれませんね。

 

 

とまあ、小生のくだらぬ感想は別にして、

これから皆様が、忘年会等で歌われる機会があれば、

選曲のご参考の一助に、ということで。

 

あ、これも余計なお世話でした(爆)。     (おしまい)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年10月24日 (水)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(15)~メディアと政府。

(前回からのつづきです)

 

§小川アナ、「報ステ」卒業にウラ側?

TV朝日の小川彩佳アナウンサーが、約7年務められた

「報道ステーション」を「卒業」される、というニュースでした。

 

なぜ、そこに至ったか、

週刊誌ネタとは異なる原因がある、と言われています。

引用文(紫色と赤字の部分)は「LITERA」(https//lite-racom)から。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(前半略)

周知のように小川アナは、東日本大震災の直後、古舘伊知郎がキャスターを務めていた20114月から出演しているが、単なる「添え物」的存在ではなかった。社会問題への強い関心とジャーナリスティックな視点をもち、取材にも積極的に出かけ、要所要所では的確なコメントを発していた。政権に不正や問題が起きると、臆することなく厳しい発言もしていた。

 

 たとえば、昨年2017年の総選挙前に安倍首相が『報ステ』に出演したとき。自分勝手な話を延々垂れ流す安倍首相に、富川アナ、後藤謙次がせめあぐねるなか、小川アナは「先日の国連での総理の演説を聞いていましても、対話ではなく圧力ですとか、トランプ大統領と歩調も口調もひとつにするような言葉が相次ぎました。逆に危機を煽ってしまうのではないか、危機を招いてしまうのではないかという不安を覚える方も多いと思いますが」と突っ込み、安倍首相を憮然とさせた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんな“事件”があったとは知りませんでした。

安部首相の憮然とした顔を見たかったものです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 また、印象的だったのは、核兵器禁止条約をめぐる取材だ。ICANがノーベル賞を受賞した際には、オスロに赴き、授賞式で感動的なスピーチを披露した被爆者のサーロー節子氏に単独インタビュー。今年1月、来日したICANのメンバーに対して安倍首相が面会を拒否したときも、小川アナはベアトリス・フィン事務局長にインタビューを行い、こうした取材やレポートを通して、核兵器禁止条約に反対する安倍政権の姿勢を厳しく批判した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

なるほど、彼女は行動力をお持ちなのですね。

MBSアナウンサーの水野晶子氏がおっしゃっていた、

「報道は、“地べた”を這って!」(←合ってたかな?)

と通じるところがあるようです。

cf希望はあなたを捨てません,

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ほかにも、今年4月に発覚したテレ朝女性記者のセクハラ被害問題や、2016年のやまゆり園の障害者大量殺害事件でも、存在感を発揮し、一貫して弱者の立場に立った解説や取材を行っていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

以下は、TV朝日公式ブログと、インタビューからの証言。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 こうしたスタンスはスタッフの指示やそのときの空気に流されたものではない。小川アナは、昨年2月、テレビ朝日の公式ブログで、メディアの使命についてこう綴っていた。

 

メディアが期待されていること…というのを私が語るのはとてもおこがましいのですが、ニュースを伝える、ということだけでなく、権力を監視する、埋れている事実を浮き彫りにする、そして時に、声をなかなかあげることができない人の立場に立ち、寄り添う、ということでもあるんじゃないかな、と個人的には思っています。〉

 

 また今年2月には、朝日新聞デジタルのインタビューでキャスターとしての姿勢について、こんなことも語っていた。

 

「原発問題の報道のときは非難もたくさんありました。しかし、古舘さんはぶれずにこだわり続けられた。言葉以外にも、表情で訴えていました。私は古舘さんの姿勢から、強い気持ちがあれば、言外に滲むものが必ずあり、それは視聴者にも伝わるということを気付かされました」 

(以下略)~~権力監視の必要性を語った小川彩佳|LITERA/リテラより引用

 

§メディアが果たすべき役割。

私は観ていませんのですが、

“最近は「報ステ」が内容的に、政権批判の色が薄まってきた”

との“情報”をよく見聞きしていたものです。

この原因は、テレ朝のトップ=会長の指示で、番組を担当のプロデューサーが、

“自民党寄り”の人物に代えられたことにあるようですね。

その人事異動の一環として、この小川彩佳アナの「卒業」が実行されたと。

なるほど、これで、「点と線」がつながったように思います。

 

小川アナが、TV朝日公式ブログで語っておられること(赤字の部分)は、

確かに、ジャーナリズムの本質を突いておられると思います。

こういう方が、最近はずいぶんと少なくなりました。

 

それは、考えてみますと、マスコミの“体幹そのもの”が、

権力の方にすり寄っている(いわゆる「忖度」)、

―あるいは、権力がマスコミに圧力をかけている…

いや、その<両方>かもしれない―ということが原因ではないか。

 

 

当然のことながら、上記の「LITERA」の記事の内容が100%正しい、

とも言い切れるものではないですが、

昨今の、メディアと政府との関係を、注意して見ていると、

非常に肯けることでもあるのです。

 

財務官僚のセクハラ事件のとき、

テレビ朝日は、被害に遭った自社の社員を

“見殺し”にしました。

また、NHKは、従来から“国営放送”とさして変わりない。

(ただ番組の手法は民放の“マネ”がやたらと多くなってきた)

TBSは、オウム真理教事件のときと、

同様の大罪を犯していたことが、つい先日明らかになりました。

201311月、警察密着番組を取材中、鹿児島県警管内の警察官が、

酔っ払いの男性を取り押さえた際、死亡させた。

その映像を、警察に引き渡している)

「TBSは死んだ」再び。映像の押収を公表せず

 

 

例証は枚挙にいとまなし、なのですが、

これでは、総体として、日本のメディアが、

“官邸のアンダーコントロール”―ということになってしまいます。

権力への「批判精神」を持ち合わせるメディアの存在こそが、

健全な民主主義の確立への第一歩ではないでしょうか。

以前にも書きましたが、この点において、

日本は、やはり米国には遅れをとっていることを、認めざるを得ない。

 

こんなことをとやかく言っているのは、私だけではありません。

「客観的な目」―海外記者たちの評価を見てみましょう。

報道の自由度、日本は67位:朝日新聞デジタル(2018.4.26)

対外的に、こんな評価をされて、

日本のマスコミは、恥ずかしくないのかなあ…

 

再度書きますが、「報道・言論の自由」は、

民主主義の根本であるわけです。

戦後70年余をかけて育てようとしてきた、

我が国の民主主義そのものが、

今こそ、問われているのではないでしょうか。

 

 

ところで、10月から元NHK有働由美子氏が、NTV系で

ニュース・キャスターとしてデビューされているそうです。

有働氏の独立時に、“先輩”の池上彰氏は、

「簡単にジャーナリストと自称してほしくない」と、

ややキツい発言をなさっておられましたが。

どこまで小川アナの域に迫れるか―ですね。

 

話が“脱線”ばかりでしたが、今回はこれまで、ということで…

長文乱文及び妄言多謝。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月30日 (日)

魔女は眠らない、聖女は眠れない(14)~「引退」と「卒業」。

§ドラゴンズ2選手の引退。

10月」がもう、すぐそこです。

この時期になると、日本シリーズが残っているとはいえ、

プロ野球も、ストーブ・リーグの話題がだんだん賑やかになってきます。

こんなニュースを見ました。

今季引退の中日・岩瀬&荒木、最後まで全力誓う - SANSPO.COM(サンスポ)

岩瀬投手は、中日ドラゴンズの“抑え”のエース。

荒木内野手は、俊足好打、更に守備も抜群に上手く、

ドラゴンズの“黄金時代”を支えた名選手でした。

 

タイガースファンの私としては、この二人に、

何度痛い目に遭わされたことか。

ナゴヤドームでのドラゴンズ戦には、ホント、いい思い出が無い。

落合監督に、タイガースはいいようにやられていました(苦笑)。

 

そういえば、その落合博満監督ですが、

彼の監督就任時、コーチ陣に

“選手には、絶対に手を上げないようにとの指示を出していた”

と、聞いたことがあります。

これは、“体育会系における常識”からしてみれば、

かなり、異例なことだと思います。

 

大相撲、体操、高校・大学野球などでも、頻繁に“暴力ざた”が

ニュースになっていますが、メディアが報道する以前に、

たぶん、一般の人々も(学生時代とかに)、

現実に見聞きしたことがあるはずです。

 

相撲界で事件が起きたとき、鈴木大地スポーツ庁長官が、

“型どおりのコメント”を記者会見で発表していましたが―

 

ご存じのように、鈴木長官は競泳のメダリスト。

“水泳界は大丈夫かも(?)だが、こんな暴力事件のたぐいは、

長官も、先刻ご承知じゃないの?“

などと、意地の悪い小生は感じた次第。

それを聞いている記者の中にも、

ラグビー、バレー等々、学生時に体育系の部活を経験していた人も

少なからずおられるハズ、だと思うのですが、

まるで、“こんなことは初めて知りました”

という調子で報道されても、それは問題アリ、

だと思うのですけどね。

 

やや細かいことから始めてしまいましたが、

私が問題にしているのは、

記者の「スタンス」、つまり、「姿勢」そのものなのです。

まずは、知り得た事実は、明らかにせねばならない。

それが、マスコミの“基本的立脚点”であろうと考えます。 

 

§小川アナ、「報ステ」卒業。

現在のマスコミのだらしなさについては、

今までにもずいぶんと批判していますが、

次に、別のニュースから。

今度は、「引退」ではなく、「卒業」です。

 

TV朝日の小川彩佳アナウンサーのことが話題に上がっていました。

テレビはあまり観ませんので、同局の「報道ステーション」も、

数回見たくらい。

 

小川アナの「卒業」については、

共演の男性アナとの不仲説とか、

ジャニーズタレントとの“破局”が原因、

などという週刊誌の報道がありましたが、

どうも、以下のようなことが“本筋”のようです。

                              (つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月15日 (水)

忘れようとして。(28)~長崎の写真となかにし礼氏作の「少年」。

作詞家、なかにし礼氏のお名前は、皆さん御存知でしょう。

私のような昭和歌謡世代には、

あまりにも多くのヒット曲が有り過ぎ、ピックアップするのも大変なほど。

とりあえず、Wikipediaなかにし礼氏の頁をめくってみましょう。

 

 

まず、我が国の音楽界に“大変革”を起こした、グループ・サウンズの作品群。

ザ・ゴールデン・カップス  「いとしのジザベル」

ザ・タイガース

 「花の首飾り」【補作詞】 「美しき愛の掟」

ザ・テンプターズ  「エメラルドの伝説」

 

今やアイドル界では、“神さま”のような存在のこのグループ。

キャンディーズ  「哀愁のシンフォニー」

 

次は、鮮烈にして壮大なスケール感。

王道の歌謡曲です。ちなみに、私のカラオケの十八番(笑)。

なかにし礼氏の代表曲…と言えるかも。

イントロのトランペット・ソロがたまりません。

北原ミレイ  「石狩挽歌」

 

もうひとつ、懐かしい歌を。今の時代、女性の前では歌えないかな(苦笑)。

島津ゆたか  「ホテル」

 

実力派シンガーによるこの曲。

菅原洋一

 「知りたくないの」【日本語詞】  「今日でお別れ」

弘田三枝子  「人形の家」

『背のびして見る 海峡を』は、歌謡曲史に残る名フレーズ。

森 進一     「港町ブルース」【補作詞】

 

“史上最高の女性デュオ”の楽曲から。

ザ・ピーナッツ

 「恋のフーガ」  「恋のオフェリア」

「愛のフィナーレ」  「ガラスの城」

 

今、見て驚きましたが、この方の作品は多いのですね。

黛ジュン

 「恋のハレルヤ」  「霧のかなたに」

「乙女の祈り」    「天使の誘惑」

「夕月」       「不思議な太陽」

「雲にのりたい」【補作詞】  「涙でいいの」

「土曜の夜何かが起きる」  「自由の女神」

 

大人の雰囲気を好まれるなら。

ハイ・ファイ・セット   「フィーリング」【日本語詞】

ペドロ&カプリシャス  「別れの朝」【日本語詞】

ロス・インディオス   「知りすぎたのね」(作曲も担当)

 

もちろん、なかにし礼氏は、今もご活躍中。

これが氏の作品とは存じませんでした。最近のヒットソングです。

TOKIO  AMBITIOUS JAPAN!

 

 

さて、最近のニュースに移ります。

昨年末でしたか、ローマ法王が御呈示されたこの写真、

今年1月頃、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

ローマ法王の御趣旨によりますと、

アップすることに問題はない、と思いますので、

そっとアップしてみますね(苦笑)。

Pauro_201801_4


 

この写真が、再び話題に上っています。

西日本新聞(https://www.nishinippon.co.jp/)の記事より一部引用致します。

 

~~~~~~~~~~~~

原爆投下後の長崎で撮影されたとされる写真「焼き場に立つ少年」への共感が、時代や国境を超えて広がっている。昨年末にローマ法王フランシスコが「戦争がもたらすもの」とのメッセージと自筆の署名を添えて、写真を世界に発信するように呼び掛けた。日本ではカトリック中央協議会(東京)が7月上旬に日本語版の写真カードの配布を始めると希望者が相次いだ。

(中略)

国内では核兵器廃絶を訴えるローマ法王の呼び掛けに長崎大司教区の高見三明大司教(72)が応じて、カトリック中央協議会が動いた。

(中略)

少年の消息は知られていないが、自身(引用者注:高見大司教)を含め多くの人が少年に思いを重ねる。「戦争反対と千回言うより、1枚の写真が訴える力の方が大きい。宗教に関係なく、1人でも多くの人に手にしてほしい」。カトリック中央協議会は月内に7万枚を増刷し、教会を通じて配布する。

~~~~~~~~~~~~2018/08/15付 西日本新聞朝刊より抜粋

 

 

“この写真に添えて”、なのか、詳細な御創作の経緯は存じませんが、

なかにし礼氏が「少年」という詩を書かれています。

勝手ながら、その一部をご紹介させていただきます。

 

~~~~~~~~~~~~

「少 年」(抄) なかにし礼

 

この日 少年は見ていた

長崎の少年は見ていた

194589日 午前112分に突如

閃光と轟音と爆風とともに

停止した時間の中で――

(中略)

 

妹をおぶい

直立不動の姿勢

この世の断末魔を

見届けるようなまなざし

瞬きもせず涙も見せず

ややもすれば倒れかねない

わが身をしっかりと

はだしの足でささえて

(中略)

 

少年は見ていた

わが父わが母が

今まさに焼かれている

わが父わが母の死体が

苦悶し嗚咽し哀願し

身をよじり身をくねり

形のない炭となっていく

炭となって燃えつきていく

 

少年は感じている

わが背に眠っている

妹は死んでいるかもしれない

しかし少年は思う

そんなことがあってたまるか

死と死の間をかいくぐり

逃げまどい這いずりまわり

このぼくが必死になって

守りぬいてきた妹が

死ぬなんてことが

あってたまるか!

この地獄のいったい何処に

妹を介抱する場所があるだろう

どこにある? どこに?

さがさねば……

急いでさがさねば……

(中略)

 

それでもどこかに

妹を介抱する場所があるはずだ

もし死んでいたとしても

生き返らせる場所があるはずだ

急がねば……

 

少年は

父母の昇天を見届けると

丁寧なお辞儀をして

その場を立ち去った

妹を――

妹を――

妹を――

~~~~~~~~2014年 毎日新聞社刊『平和の申し子たちへ』所収)

 

 

2018年の8月、自民党総裁選を来月に控えた今、

なかにし礼氏のこの詩に接することは非常に意義深いものと考えます。

氏も、このような発言をされています。

 

「戦争体験者は、若い世代とともに

闘うための言葉を自ら探さなければいけません」 Wikipediaより)

 

 

卑弥呼の時代でもなければ、ましてや、

江戸時代の話でもない、僅か70年前のこと。

1枚の写真と、なかにし礼氏のこの作品は、

日本人の健忘症に対する、重要な警鐘なのです。

                           (文中一部敬称略)

 

 

PS: なかにし礼氏の御著作はこちら。

平和の申し子たちへ 泣きながら抵抗を始めよう Amazon

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月31日 (火)

落穂拾い(3) ~<夢の彼方のカーテンコール>

以下、若干の補足を。

 

まず、前々回の、落穂拾い(1)で、詩の一部を引用させていただいた、

覚 和歌子氏についてです。

音楽ファンの皆様には既に御存知かと思いますが、

念の為、御参照URLをご紹介しておきます。

公式サイトがこちら。→覚和歌子氏 公認公式ファンサイト 

 

覚 和歌子氏、詩人。

上記HPによりますと、歌も歌っていらっしゃるのですね。

これは存じませんでした。

作詞をなさった、映画「千と千尋の神隠し」の主題歌の

いつも何度でも』は、大ヒットしましたので、

もう皆様も、よ~~く、お馴染みのことでしょう。

 

でも、私が真っ先に思い描く歌は、こちらですね。

平原綾香さんの『星つむぎの歌です

誰が何と言おうと、平原さんは、“てんけいイチおし”(笑)の

歌手のおひとり。

 

さて、この曲、覚 和歌子氏と、2100余名の“詩人たち”が、

言葉を紡いで完成させた、壮大な名曲。

(詳細はこちらをご覧ください。→星つむぎの歌 - Wikipedia

 

風に消えない 願いのような

星の光りで つむいだ歌を

という歌詞を聴く度に、涙が出そうになります。

 

 

あと、1曲ご紹介させてください。

覚 和歌子氏がシャンソンの訳詞をされたのが、

クミコさんによるvocalの『わが麗しき恋物語』。

 

クミコさんは、「紅白」にもご出場されました、

当代最高のシャンソン歌手のおひとりですね。

クミコさんのHPも、貼っておきます。→クミコ オフィシャルサイト 

 

実は、私、クミコさんのライブに行ったことがあります。

ブログに書くつもりが、いまだに…(苦笑)。

“いやはや、プロの音楽家という人々は、スゴいことをする人種だ”

そんな感想を抱いてしまった、素晴らしいライブでした。

 

どこがどのようにスゴくて、どう素晴らしかったのかは、

また別の機会に(爆)。

 

で、“よろしければ”ということで

例によってYouTube等のURLを貼って

終わりにします。

もし、削除されていたなら、適当に探してください(笑)。

平原綾香  星つむぎの歌 ~ - YouTube

クミコ 我が麗しき恋物語 - YouTube

 

最後に、引用させていただいた覚 和歌子氏の詩集がこちら。

機会ありましたら、御一読のほどを。

ゼロになるからだ |  和歌子 Amazon

 

(文中一部敬称略)(おしまい)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月30日 (土)

落穂拾い(2) ~<夢の彼方のカーテンコール>

(前回よりのつづきです)

 

で…こんな質問をいただきました。

 

 

 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【いろいろあったんだけど、まず、

ラストシーンでよくわからないのは、

「ミケ」は、結局、人間だったの、ネコだったの?】

 

そう、物語の一貫性は、“見事に”失われてしまって…。

 

もともと、ネコを擬人化していますから、

いわば、当初から、両方のいわば“中間”の存在

と、言ってしまえるのかとも。

つまり、本当にネコだったのかもしれないし、

また、人間だったのかもしれない。

あるいは、本田美奈子.さん、その人だったかもしれない。

 

もう、そこいらは、皆さんの方で決めてくださればいいかな、と。

これ、“投げやり”ですけどねー…。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【音楽が明日の夢と希望を与えてくれる、とか

“ずいぶん”なことを語っていて、日頃の言動に似合わず、

妙に楽観的に過ぎてたようだけど?】

 

ええと…難しい問題です…。

 

20124月にも触れたように、

このブログは「サウンド・オブ・ミュージック」から始まりました。

そして、土居裕子さんの『サウンド・オブ・ミュージック』に筆を進めて、

「音楽」そのものの素晴らしさ、ということについて考えてみました。

このように、私にとって、「音楽」というものは、

ずっと、大きなテーマであり続けていました。

 

さりとて、「音楽」が“全知全能”である、とは、

やはり私には、措定できない。

 

20106月の記事に、こう書きました。…

それは、第二次大戦中の、アウシュビッツに関連してのことです。

 

~~~~~~~~~~~

「動物が好きな人に悪い人はいない」とか、同様に、

「音楽を愛する人に悪い人はいない」

などともいう言葉も、皆さん、聞かれたことと思うが、

残念ながら、―

やはり現実は、そんなに単純なものではなかったのである。

~~~~~~「クリスマスの約束2009」(4)~絶望の今

 

このことは、現在も、すべての音楽家、

いや、世界中の人々が、抱えている葛藤でもあるわけです。

…。

でもねー、それはさておき、とにかく、今回は

「ハッピー・エンド」の方向で行きたかったんですよねー。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【それで、どうかね、ミカは一体、未来を見ることができたのか?】

 

……。

残念ながら、私には、明解な解答は無いのです。

でも、ひとことだけ、言えるとすれば、

 

 

「音楽は、奇跡を起こすことがある」。 

  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月30日 (水)

落穂拾い(1) ~<夢の彼方のカーテンコール>

そして あなたは 知るでしょう

物語はいつも 終わってからが 本番なのです

 (覚 和歌子氏『三月のオペラ』より 詩集「ゼロになるからだ」所収)

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

“妄想ミュージカル”「ミケとミカの物語」は、無事に(?)、

終演の運びとなりました。

 

ところで、“妄想”シリーズには、前作がありました。

「妄想CD」というテーマで書いた2008年のこちらの記事。

本田美奈子.美空ひばりの世界を歌う。~「てんけい」の妄想CD

これは4回連続になっており、ちなみに上記のURLが第1回。

このときは、まず、全文を書きあげてから、

4篇に分割して、アップした記憶があります。

 

そして、その約20日後に“おまけ”として書いたのが、これでした。

「てんけい」の想CD。(あとがき)~いえ、雑談です

「雑談」とは記しましたが、今、読み返しても、

相当、真面目(本人的には)に書いています(苦笑)。

その割に、この回についてのアクセスは、先の4話と比べて、

意外に少なかったように思いますが、これは、仕方がない(爆笑)。

 

そんな“実績”(?)を踏まえて、またも雑談を少し…

というのが今回の目論見であります。

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

おおよそ、約1年がかりで、

“妄想ミュージカル”「ミケとミカの物語」を

綴ってみました。

その動機についての詳細は、

2017年4の記事に書いております。

 

 

最大の難関になったのは、さて「主題」をどうするか。

作者本人の身で、こんなことを“説明”するのは、

関西弁でいうところの、誠に“ざんない”ハナシなのですが、

本文中でも、それに関するフレーズには、

赤字を施していましたので、まあいいでしょう。

 

 

1. 今、見えているものは、すべて過去のものである。

 誰も未来は見ることはできない。

2.音楽なら、未来への扉を開いてくれる。

 

そんなテーマのもとに、

ネコの「ミケ」と、目の不自由な女の子の「ミカ」

の二人の“登場人物”を設定したわけですね。

 

折角の主題ですから、

もう少し、内容的にも膨らませてみたかったなあ…

と今も思うことしきり。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

昨年の4月から始めて、当初の予定では、

「つばさ忌」までには、一応、ゴール、または、

その近くまでは辿り着きたい、

という“希望的観測”で臨みましたが、

1回のアップが常態化してしまい、御覧のとおりの有様です。

 

 

今回の“妄想ミュージカル”は、

「妄想CD」のときと違い、

1話書く毎に、アップしていきました。

 

つまり、どのような“ゴール”がいいのか、

実のところ、自分でも決断しかねていたのです。

 

 

ところで、昨年の秋から冬にかけ、

珍しく、DVDで映画を6-7本観たのです。

でも、私的には、どうもどの作品もしっくりこない。

また、私は、TVドラマは殆ど見ないのですが、

(たまたま)NHK朝ドラの『わろてんか』は、最後まで観ていました。

が、このドラマも“ツッコミ”どころが満載で、パッとしない(苦笑)。

 

「しっくりこない」理由は何か。

極めて初歩的に、“内容が解りにくい”というのもありましたし、

“その展開はどうなの”などと思ったり…。

また、エンディングに問題有り、と思ったのもかなりありました。

(これらは、いわゆる「個人的感想」です、ハイ)

 

 

等々考えているうちに、

“プロの脚本でさえ、こんな程度ではないか”

(これを「厚顔無恥」、「浅慮盲信」という)

という想いに至ってしまったわけ。

そこで、“どうにでもなれ”

と、自らの「妄想ミュージカル」も、あのような、

“不連続”で“不条理”なラスト・シーンを設定した次第。

 

 

その“仕掛け”として、”終幕~その1に書いたように、

まず、ミケにフレアスカートに着替えてもらう。

(もっとも、それ以前の衣裳についての指示は無いのですが)

そして、”終幕~その6で、そのスカートの裾が、

ミカの頬をかすめていく…という演出にしてみました。

 

 

「音楽朗読劇」が、最後の場面のみ、

通常の演劇のスタイルに変わってしまったのは、

そんな“いきさつ”だったのです(苦笑)。

 

                            (つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月21日 (土)

“妄想ミュージカル”「ミケとミカ」挿入曲一覧。

本ミュージカルは、音楽朗読劇、かつ、

本田美奈子.さんの「カタログ・ミュージカル」

(=ジュークボックスミュージカル)の

様式を採りました。

そこで、以下に“使用”曲の一覧を挙げておきます。

 

既に書きましたように、

4曲目の『見上げてごらん 夜の星を』以外は、

本田美奈子.さんのオリジナル曲。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

Overture

1986年のマリリン』(Instrumental Version

筒美京平作曲

 

挿入曲

We Are Wild Cats

松本 隆作詞 樫原伸彦作曲

 

僕の部屋で暮らそう

宮沢和史作詞・作曲

 

見上げてごらん 夜の星を

永 六輔作詞 いずみたく作曲

 

GOLDEN DAYS

ブライアン・メイ作詞・作曲 秋元 康日本語詞

 

つばさ

岩谷時子作詞 太田美知彦作曲

 

ジュピター

岩谷時子作詞 G.ホルスト作曲 井上 鑑編曲

 

Oneway Generation

秋元 康作詞 筒美京平作曲

              

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪-----(敬称略)

 

Overtureの『1986年のマリリン』についてですが、

実は、今回が初出です。

この曲、やはり、本田美奈子.さんの代表曲のひとつですから、

インストルメンタルでの採用を考えた次第。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«第14回:「てんけい」の本田美奈子.さんの妄想“新作ミュージカル”終幕~その6